僕が初めてリアルタイムで見たボクシングの試合は、
マイク・タイソンが東京ドームでやった世界戦だったと思う。
今では考えられないが、東京ドームで、しかも外国の選手の
試合がゴールデンタイムに生中継されていたのだ。しかしこれは
ボクシング人気というより、タイソン個人の人気がいかに
凄まじかったかということの証明だろう。実際、当時中学生の
僕も、ボクシングではなくタイソンを見ることが目的であり、
翌日は学校中で話題になっていたものだ。それほどまでに
タイソンの知名度は高かったのだ。調べてみると、観客は
何と51000人も入ったという。
試合内容は全く覚えていない。覚えているのは、あまりに早く
終わってしまったため、余った時間に何度もKOシーンを
繰り返し放送していたことだけだ。もちろん対戦相手が
誰だったかも記憶にない。これも今になって調べてみると、
それはトニー・タッブズだった。元WBA世界ヘビー級王者だ。
つまりそれなりの実力者であり、それをたったの2ラウンドで
片付けるのだから、当時のタイソンが非常に飛び抜けた存在で
あったことが分かる。
20年に及ぶ現役生活の内、タイソンがチャンピオンであった
期間は、合わせて約3年半。普通に考えればまあまあの長さだが、
超一流のボクサーとしてはむしろ短い方だ。タイソンのピークは
実はそれほど長くはなかった。にもかかわらず、そのピークの
時の印象があまりにも強かったので、未だに人々の記憶の中に
鮮烈に残っているのだろう。このタッブズ戦は、あらゆる面で
まさに絶頂期にあったタイソンの栄光の足跡の一つなのである。
ところで、この頃のタイソンはWBAとWBC、そして日本では
未公認の団体IBFのチャンピオンでもあったわけだが、その辺り
日本での扱いはどうだったのだろうか。例えばリング上では
「統一世界ヘビー級チャンピオン」とコールされたのか、あるいは
「WBA・WBC・IBF世界ヘビー級チャンピオン」と紹介されたのか。
まあボクシングマニア以外にはどうでもいいことではあるが。
実際、中学生だった僕も全く覚えていないわけだから・・・。
マイク・タイソンが東京ドームでやった世界戦だったと思う。
今では考えられないが、東京ドームで、しかも外国の選手の
試合がゴールデンタイムに生中継されていたのだ。しかしこれは
ボクシング人気というより、タイソン個人の人気がいかに
凄まじかったかということの証明だろう。実際、当時中学生の
僕も、ボクシングではなくタイソンを見ることが目的であり、
翌日は学校中で話題になっていたものだ。それほどまでに
タイソンの知名度は高かったのだ。調べてみると、観客は
何と51000人も入ったという。
試合内容は全く覚えていない。覚えているのは、あまりに早く
終わってしまったため、余った時間に何度もKOシーンを
繰り返し放送していたことだけだ。もちろん対戦相手が
誰だったかも記憶にない。これも今になって調べてみると、
それはトニー・タッブズだった。元WBA世界ヘビー級王者だ。
つまりそれなりの実力者であり、それをたったの2ラウンドで
片付けるのだから、当時のタイソンが非常に飛び抜けた存在で
あったことが分かる。
20年に及ぶ現役生活の内、タイソンがチャンピオンであった
期間は、合わせて約3年半。普通に考えればまあまあの長さだが、
超一流のボクサーとしてはむしろ短い方だ。タイソンのピークは
実はそれほど長くはなかった。にもかかわらず、そのピークの
時の印象があまりにも強かったので、未だに人々の記憶の中に
鮮烈に残っているのだろう。このタッブズ戦は、あらゆる面で
まさに絶頂期にあったタイソンの栄光の足跡の一つなのである。
ところで、この頃のタイソンはWBAとWBC、そして日本では
未公認の団体IBFのチャンピオンでもあったわけだが、その辺り
日本での扱いはどうだったのだろうか。例えばリング上では
「統一世界ヘビー級チャンピオン」とコールされたのか、あるいは
「WBA・WBC・IBF世界ヘビー級チャンピオン」と紹介されたのか。
まあボクシングマニア以外にはどうでもいいことではあるが。
実際、中学生だった僕も全く覚えていないわけだから・・・。