中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1144話)来年末には新しい高速道路

蔚県にある鉄道は石炭輸送用で、客車用のそれはありません。空港もなし。北京や張家口と結ぶのは道路で、路線バスが走っており、北京の六里橋長途汽車站とのあいだは4時間半ほどです。
と書いたのですが、2017年3月、蔚県から私はバスで北京に戻りましたが、6時間もかかりました。折悪しく北京の両会(全国人民代表大会と政治協商会議)の直前で、厳戒体制だったのです。
身分証明(私のばあいは旅券)の提示を6回も求められました。まずはバスの切符を買うとき、つぎに出発直前に乗り込んできた2人の公安によるダブルチェック、隣の県との境の桃花鎮のバス停で1回、北京との境界ではバスを降りて電車の改札のようなところで旅券を示し(中国人は身分証明カードを機械に通します)、最後が六里橋のバス停をでるさいです。北京との境界でとくに時間がかかりました。
そういって私がこぼすと、「いまの時期がたいへんなことはよくごぞんじでしょう」といって、友人も相手にしてくれません。
バスのルートは2つあります。1つは八達嶺高速から北京-大同高速に乗り、化稍営で張家口-石家荘高速に移って南下し、蔚県東で降りるルート。こちらはほぼ高速ですが、距離は長くなります。
もうひとつは北京市と河北省の境で高速を降り、官庁ダムの南を回って、地道で蔚県まで行くもの。官庁ダムのダムサイトをみられるので、私はこのルートがすきです。
ところが昨年から後のルートに近いところで、高速道路を建設中です。太行山高速。蔚県では2017年4月に工事がはじまったかなと思ったら、8月には橋脚が立ち上がり(写真)、2018年末には開通の予定だそう。そうなると、北京とのあいだが3時間余りになります。
と書いたのですが、2017年3月、蔚県から私はバスで北京に戻りましたが、6時間もかかりました。折悪しく北京の両会(全国人民代表大会と政治協商会議)の直前で、厳戒体制だったのです。
身分証明(私のばあいは旅券)の提示を6回も求められました。まずはバスの切符を買うとき、つぎに出発直前に乗り込んできた2人の公安によるダブルチェック、隣の県との境の桃花鎮のバス停で1回、北京との境界ではバスを降りて電車の改札のようなところで旅券を示し(中国人は身分証明カードを機械に通します)、最後が六里橋のバス停をでるさいです。北京との境界でとくに時間がかかりました。
そういって私がこぼすと、「いまの時期がたいへんなことはよくごぞんじでしょう」といって、友人も相手にしてくれません。
バスのルートは2つあります。1つは八達嶺高速から北京-大同高速に乗り、化稍営で張家口-石家荘高速に移って南下し、蔚県東で降りるルート。こちらはほぼ高速ですが、距離は長くなります。
もうひとつは北京市と河北省の境で高速を降り、官庁ダムの南を回って、地道で蔚県まで行くもの。官庁ダムのダムサイトをみられるので、私はこのルートがすきです。
ところが昨年から後のルートに近いところで、高速道路を建設中です。太行山高速。蔚県では2017年4月に工事がはじまったかなと思ったら、8月には橋脚が立ち上がり(写真)、2018年末には開通の予定だそう。そうなると、北京とのあいだが3時間余りになります。
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