677話)井戸掘りに挑戦(6)

 穴が深くなると、1人で掘るのはたいへん。長男が手伝うことになり、私が掻い出した石と水を、地上で受け取って、捨ててくれます。ときに、それを交替。ときどき、つれあいがのぞきにきて、「狭い庭なのに、いろんな遊びができるねえ!」と冷やかします。

 大きな石にであいます。ほかの石や土とからまっていて、簡単にはとりだせないのです。周囲を掘って、手がかりをつけ、バールをテコにして、引き起こす。と書くのはかんたんですが、泥水をかぶっていて、なかのようすは手さぐりでしかわかりませんので、なかなかたいへん。

 日曜日も朝から掘り出したのですが、途中から湧き水の量がふえて、ちょっとゆだんすると、ゴム長のなかに泥水がはいってきます。それがけっこう冷たい。この折り畳みバケツで汲み出すのはそろそろ限界のよう。深さ95㎝まで掘ったところで、いったんの中断を決定。

 水中汚水ポンプを購入することにしました。作業のあいだは、泥水を汲み出すのに使用し、井戸の完成後はこれをポンプにして、菜園への水撒きにつかいます。Yahooのオークションに入札し、送料込み1万円弱のものを購入しました。
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