1180話)魚料理を食べる

つぎのボランティアツアーの到着を前中代表と二人で待っていると、蔚県の青年団の李志剛書記が「魚を食べに行こう」と誘ってくれました。蔚県にはダム湖があり、そこで魚の養殖をしています。
数種類の淡水魚がありますが、好みは嘎魚(ガーイィ)Pelteobagrus fulvidracoで、コウライギギという和名もあります。見た目はよくなく、小さくて食べるところも多くないけど、淡白でおいしい白身の魚です。
日本にもギギという魚がいるそうですけど、こどものころ、ずいぶん川遊びをしたのに、お目にかかった記憶がありません。
大きな鉄の鍋でぐつぐつ煮立て、最後に野菜をいれます。そして小麦粉とトウモロコシの粉を練ったものをなべの縁に貼り付け、焼いて食べます。
醤油と香辛料で濃い味がつけられ、魚本来の味が死んでいるのがザンネン。それはこの店、この地方にかぎったことでなく、中国の海鮮にはがっかりさせられることが多いのです。例外が青島で、海のそばらしく海鮮の食べ方がよくわかっていて、海辺育ちの私としてはほんとに感動しました!
そうだ、以前に市場で撮った嘎魚の写真をつけておきましょう。
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