中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
575話)南水北調の水路(1)

南水北調は、比較的水の多い長江流域の水を、水不足が深刻な中国北部、とくに北京・天津に送る国の大プロジェクトです。東ルート、中ルート、西ルートの3つが計画され、そのうちの前2者がすでに着工しています。
北京の水不足が深刻なうえに、工事が遅れたため、中ルートの石家荘と北京のあいだの工事が急がれ、水路が完成しました。そして石家荘市に属する崗南ダム、黄壁庄ダムと、保定市に属する王快ダムからの送水が、2008年秋からはじまったわけです。
王快ダムをみたあと、目的の定州市に急ぐくるまのなかで、私はウツラウツラしていました。助手席の前中久行さんが、「水路ですよ!」と声をかけてくれました。瞬間に眠気がふっとび、くるまを停めて、飛び出しました。まちがいありません。南水北調の水路で、以前インターネットでみかけた写真とそっくりです。
かなり大きなものですね。水路の上面の幅は50~60mもあるでしょうか。中国では周囲の景色が大きいので、小さくみてしまう傾向がありますが。土手はゆるやかに傾斜しており、流水面の幅はその半分くらい。水の深さはわかりません。勾配はゆるく、水がどの方向に流れているか、即座にはわからないくらいです。
北京の水不足が深刻なうえに、工事が遅れたため、中ルートの石家荘と北京のあいだの工事が急がれ、水路が完成しました。そして石家荘市に属する崗南ダム、黄壁庄ダムと、保定市に属する王快ダムからの送水が、2008年秋からはじまったわけです。
王快ダムをみたあと、目的の定州市に急ぐくるまのなかで、私はウツラウツラしていました。助手席の前中久行さんが、「水路ですよ!」と声をかけてくれました。瞬間に眠気がふっとび、くるまを停めて、飛び出しました。まちがいありません。南水北調の水路で、以前インターネットでみかけた写真とそっくりです。
かなり大きなものですね。水路の上面の幅は50~60mもあるでしょうか。中国では周囲の景色が大きいので、小さくみてしまう傾向がありますが。土手はゆるやかに傾斜しており、流水面の幅はその半分くらい。水の深さはわかりません。勾配はゆるく、水がどの方向に流れているか、即座にはわからないくらいです。
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