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1142話)たくさん並ぶ太陽光発電

 もう一つの再生可能エネルギーの利用が太陽光発電です。大同でもこれまでたくさんみたのですが、たいていは低地の塩害地に建設されていました。同じように蔚県でもいまのところ塩害地が中心のようです。
 塩害地は耕作には適しませんし、地盤がゆるいため工場を建てるのも困難ですが、パネルを並べるのには問題ありません。草が生えないのも好都合です。
 この地方は雨の少ない乾燥地で、日照が多いのです。そのうえ高緯度ですから、夏の日照時間は長くなります。太陽光発電には有利な要素が多いのです。
 「このような荒れ地がたくさんあり、貧困地域があるのも、中国の伸びしろですよね」と、大同のメガソーラーの前で、日中経済協会の元理事長、清川佑二さんと話し合ったことがあります。
 これまでみたのは塩害地だったのですが、2017年8月にバスで北京から蔚県に向かう途中では、荒れ山のふもとにもソーラーパネルがならんでいました。それをみながら私は「これはまだ規模の小さなものです」と紹介したのですが、それが延々とでてくるので、前言を撤回しました。
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