はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

バクマン。(6)

2010-05-05 18:44:51 | マンガ
バクマン。 6 (ジャンプコミックス)
小畑 健
集英社

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「バクマン。(6)」原作:大場つぐみ 漫画:小畑健

 ジャンプ本誌への連載も決まり、人気も順調に推移、すべてがうまく回っていた亜城木夢叶。だが最高が過労で倒れ入院、肝臓の一部を切除する手術をすることに。
 もちろん編集部としては手術終了まで連載中止と判断したのだが、気合いの入りまくっている、もしくは漫画を描きつづけねばならないと強迫観念のある最高は、病院のベッドの上で漫画を描き続けると主張。まだ高校生である最高の体とこれからを気遣う編集部とが、真っ向から対立する。
 そんな中、病院を訪れた編集長は、最高の母と対面した折、どうしても最高の叔父、川口たろうの死を想起してしまい、術後の経過がどうあれ、高校を卒業するまで漫画を一切ジャンプに掲載しないことを宣言する。
 この極めてまっとうな、常識のある大人の対応に、しかし最高の仲間の福田組や蒼樹さん、平丸などが意義を唱え、ストライキを決行するのだが……。

 いやあ、熱い熱い。漫画への情熱では誰にも負けない大人と子供が正面衝突するんだから、これで盛り上がらないわけがない。最高の執着がちょっと病的だけど、本当に興奮させられた。
 しかし最高よ。多くの読者が思うことだろうけど、亜豆への対応、それはないぞ……。アシスタントのメガネっ娘・加藤さんの恋愛フラグも完全無視で、本当にもったいないやつだ。

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