はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

2007/06/22

2007-06-22 14:05:39 | 出来事
2007/06/22

平均4.0。残念ながら夏のボーナス率ではない。睡眠時間だ。昨日は3時間。一昨日は5時間。時に1時間になることもあるが、決して6時間を超えることはない。目の下に隈があるのが常態で、眠る時は耐え兼ねて沈みこむように落ちる。そんな生活が、ずっと続いている。
素直な子供であったと自覚している。常にハンカチとティッシュを携帯し、出かける前には必ずトイレを済ませた。特に反感を持つことなく親のいいつけを守ってきた。だがこと睡眠となると話は別。何度寝るよういわれても聞かず、隠れ潜むように起きていた。
夜は自分だけの時間だった。静寂に満ちた世界は、同時に楽しみで溢れていた。本の中の英雄に憧れ、マンガの中の美女に恋をし、ゲームの中の悲劇に心打たれた。どこにも存在しないはずの、造られた感動。だけどそれが、今の自分を形作った。夜は、己のレベルを上げる時間だった。
今だって、それは変わらない。DVDにインターネット。発信源が増え、痺れかたも変わったものの、本質的な部分は一切変わっていない。いつだって時間は貴重で、そして常に不足している。成人男性にとって必要十分な睡眠時間を貪ることなど夢のまた夢……。そんなことを思いながら、今日もきっと、唐突に意識は途絶えるのだ。