はあどぼいるど・えっぐ

世の事どもをはあどぼいるどに綴る日記

2007/06/19

2007-06-19 17:41:07 | 会社
2007/06/19

 朝会社から帰ってきた。夜には出勤しなければならぬのだが正午からダンスの練習があった。本来ならば午前中に空手の練習もあるのだが、そちらは休ませてもらった。なにせ指が痛い。先日裂けた右足の薬指の裏の傷が思ったより深く、ぱっくり裂けて肉が見えていた。ダンスはステップを軽くし構成を体に叩き込むだけという流し方ができるのだが、空手のほうはそうもいかない。常に全力で踏み込み、捻転伸縮させては指がもげかねないので大事をとった。
 ダンスは進歩が見られた。自分よりも練習時間が少ない人に教えられるくらいにはなった。テーピングを巻いても指は痛かったが、それとてなんともならないわけではない。
 ダンスのあとに郵便局へいった。オークションの落札代金を出品者に振り込んでから洗車へいった。手洗い洗車+ワックスを注文し、コーヒーを飲みながら本を読み、車屋に電話した。保険関係のことであった。もうすぐ満期を迎える東京海上日動の更新と、それに個人賠償責任保険を加えようと考えているのでパンフレットが欲しいと告げた。
 簡単にいうと、個人賠償責任保険とは、日常生活の中で第三者に怪我を負わせたりその所有物に損害を与え訴訟を起こされた時に適用される範囲の広い便利な保険のことだ。単品でどこかの保険会社に注文してもいいのだが、東京海上日動の車両保険には特約でつけることができるらしい。
 正直言って、いままで車以外のまともな保険に入ったことがない。生命保険も医療保険も、特段必要性を感じなかった。最近になって興味を持ち始めたのは、やはり自分だけではなく自分と自分以外の誰かのために生きようと思い始めたからだ。そのために何かに縛られ自由を失うことになるかもしれない。いいたいことをいえず、辞めたいときに会社を辞められなくなるかもしれない。いままでのような根無し草の人生には戻れない。それでも……そんな痛みにはすぐ慣れるだろう。薬指の鈍痛のように、いつか忘れ自然に体に馴染むようになるだろう。そう思えた。そんなことを考えながら、洗車の終わるのを待っていた。