ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

便利さを求めた結果

2014-01-13 23:05:43 | 社会・経済

P1130148

朝、赤倉は久しぶりの大雪。

雪をかき分けて、山梨へ

父の出身地である山梨県、南部町へ。

街へ入って、驚き!閑散としています。また、商店のほとんどがシャッターを下ろしています。

小さいころ、夏休みにはよく、長期間遊びにきていましたが、もっと活気がありました。

理由は簡単、街をとおる国道にバイパスが作られて街を車が走らなくなったこと。

久しぶりに多くの親戚に会いましたが、皆、異口同音に、バイパス、さらに、現在建設中の中部縦貫自動車道(山梨と静岡を結ぶ有料道路)ができると、もっとさびれる、と話をしていました。

結局、皆、土木工事の仕事がほしいために、建設した道路が結果的には、長期的には街の凋落のきっかけとなっていったようです。

新幹線も同じ。

北陸新幹線!といって、騒いでいますが、東北新幹線他を見るまでもなく、新幹線の通る街、多くが活力を失っていきます、結局、人、モノの流れが、すべて都会に向けられて流れていきます。

一次的な土建工事が、将来的な活力喪失の原因になっています。

こうやって、地方はどんどん、活力を失っていくのですね!

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