ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

"内向き”と”外向き”

2011-10-15 22:32:34 | インポート

今日は、午前中は仕事。今日と明日は名古屋の”名古屋まつり”と”大須大道町人祭”が開催されます。この二つのまつり、非常に対照的です。

Gb_001_2この”名古屋まつり”は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の”三英傑”と濃姫、ねね、千姫に扮した人たちの行列が呼び物です。”三英傑”はかつては地元の有力者が、今は、形の上では”一般公募”ということになっていますが---。かつては、この”3英傑”になった人が自分の銅像を建ててしまった人もいます。ところが、濃姫、ねね、千姫たちは、松坂屋、三越、丸栄という地元の百貨店(地元では”3M”と言われています)から、持ち回りで選出してます。そのために、開催年によっては、”う~ん”(個人の感想です)とうなってしまうようなお姫様もでてしまいます。なんといっても、新参者でもあり、名古屋で一番売り上げが多い”JR高島屋”が外れており、売上が下がり続ける”3M”が新参者を排除する、という閉鎖性が如実に表れています。見物人が減っているのもうなずけます。今日は、大雨のため中止。

20111015150829_2一方”大須大道町人祭は”全国から大道芸人を集めて、あちらこちらでパフォマーンスが行われています。

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Cid_eb3ef6f988fc467787967084fcfa3_4懐かしい、ガマの油売りも。また、金粉をまとった有名なパフォーマンス集団も。街中のあちらこちらでパフォマーンスが行われています。でも最大の呼び物は”花魁道中”です。

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非常に多くの人で、あふれています。この”大須”、世界コスプレサミットが開催されたり、骨董品市(毎月18日、28日)、そして日本一安いパソコン街としても有名です。 秋葉原より先に”おたく文化”が栄えた街です。

名古屋は”よそ者を受け入れない”閉鎖性”がよく言われますが、このような大須のような”前衛的”な街も存在します。徳川時代には大きな反乱もない一方、倹約令に抵抗した徳川宗春、そして、今の県知事、市長というユニークな人材を輩出しています。不思議な街です。

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