ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

木曽御嶽山へ

2024-07-27 22:36:31 | 
天気予報は不安定ながら早めに行動すればなんとかなるかな?と木曽御嶽山へ

標高2200mの田の原自然園へ

早朝の天気が良い時間に山小屋への荷揚げのヘリ。


御嶽山は信仰の山。そして10年前には日本の山岳史上最悪の噴火遭難。登山の前には一礼
御嶽山はかつては女人禁制の山

登っていくと、40年近く前に起きた長野県西部地震の時に起きた山体崩壊の場所は目の前。この崩壊により王滝村の温泉旅館を含めた多くの人家が土石流に呑み込まれました

御嶽山は御嶽教の信仰の山。お導師さんも。
休憩の時にお導師さんと色々とお話。昔は御嶽教の各教会の人達がまとまって御嶽山へ。そのときに“六根清浄”を唱えながら。山々にこだましていました。でも最近はアマリ見ませんね、とお話をしたら、お導師さんは”高齢化で中々山に登るのが厳しくなっているのです“と。法螺貝も吹いていただきました。
あとで山頂で登山客の方に聞くと中の湯ルートでは若い人もいる御嶽教の方達も多かったそうです。
水場は水があまり出ていません。



行動食は“SHONAI SPECIAL”。山形県で作られている柿ベースの行動食。腹持ちよく、美味しいです
田の原登山口の山頂

奥には剣ヶ峰

ここから御嶽山の噴火口の横を。噴煙も見る事ができます。

10年前の噴火の時の火山灰。雨に濡れてコンクリート化しています




シェルター。
近くのパトロールの方と色々とお話を。今年は2014年の噴煙からちょうど10年。でも遺族の方の中には未だに噴火による身内の犠牲を受け入れられない方も多いそうです。
我が家は噴火の一月前に登山。その時から噴煙は音を出していて、御嶽山全体が響いていました。ほんのわずかの違い。

山頂では写真を撮ってもらいました

一等三角点は石の中に埋もれています


未だに5人の方が行方不明
まもなくすると遺族の方が亡くなった親族が発見された場所にお花がおかれて行きます。
高山植物も













既に、ナナカマドも赤く色づき始めています。
下山して車で荷物の整理をしていると突然、激しい雨。天気予報通り

名古屋へ戻る途中、上松の”ひのき精香“さんへ、ヒノキのスプレーを。とても心地よい香り。

夕方には酷暑の名古屋へ

















































































































































コメント
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