ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

”集・近・閉”を避けながら閑かな春を

2020-04-12 16:18:08 | アウトドア
武漢肺炎、日本でも猛威。
”3密”といわれても、何が何かよくわからない。そこで、”3密”の代わりに”集・近・閉”と。確かに”集まらず””近くによらず””閉鎖空間は避ける”。
そして何よりも今回の災害の張本人の名前を連想できるので。ツイッターではよく見ます。今回の騒ぎ、国民ではなく、その指導者が最大の問題。
ということで極力、人と接しないように過ぎゆく春を。
奈良、長谷寺へ。
名古屋から高速使わず一般道で。車も少なく朝7時過ぎに長谷寺に到着。
開門は9時なので目の前にある日本最古の天神社へ。




夫婦杉で。



ここから長谷寺が。

長谷寺の前の自販機には奈良県バージョンのコーラ

開門まで1時間近く。写真を撮ったりしてしまいました





来週から、長谷寺牡丹祭り。境内の牡丹はまだまだ蕾ですが、山門近くには咲いている牡丹

写真をを撮ったりしていると受付の方が早いけれどどうぞ、ということで30分以上早く入れてくれました。我が家だけ。








我が家だけで長谷寺の凜とした神聖さを感じながらポカポカと。



ちょうど、桜も。



国宝の薬師如来の足元へいき、足を触れることができる特別拝観も受付の住職の方が、どうぞ、と、時間前に我が家だけで。
薬師如来は疫病治癒のために建立。今回の武漢肺炎ウイルスにも御利益あるかな。
閑かな、過ぎゆく春を堪能。
山門近くの粕漬け屋さんで粕漬け、そしてよもぎ餅。

桜の花を練り込んだ羊羹
春を味わうのにピッタリ。
時節柄、こんなものも

よもぎ餅屋さんのご主人と話しをしたら例年の1割くらいしか人がいない、とのこと。
ここから、目的地へ

近くのラーメン屋さんで。入店するときに消毒液で手を洗うように指示されます。時節柄ですね。

今年ツアー中に流れ止めを無くしたので買いに。でも、ブルーモリスの来年モデルのステップソールを予約してしまいました😢衝動買い。でも木目調の素敵な板でした。来年は雪、降って欲しいです。
名古屋まで一般道で戻ってきましたが23号線は混むので亀山から高速道路へ。
日曜日も人に極力人に会わず、人の少ない場所へ春を。


木曽には電力王、福沢桃介が作った古い発電所が沢山あります。そのうちの一つ、読書発電所発電所。読書と書いて”よみかき”と。

発電所も大正モダニズムの濃い建物。



実はこの発電所のすぐ横を昔の国鉄中央線が走っていました。

この写真のちょうど桜の木があるところに中央線の道床跡。
この発電所への道の途中の橋

なんと自分と同じ年

還暦です。親しみを感じます。
そして、大桑村の定勝寺へ。
ここは色々な花がありますが、なんといってもしだれ桜が素晴らしいです


このお寺のすぐ後ろを中央線

この大桑村には背後の中央アルプスからの湧き水があちらこちらに湧き出ています。


大きな木をくり抜いた”水舟”
ここ独特のものです。自然豊かな素敵な場所です。
そして上松町のいつもの越前屋さんへ。

顔見知りになったお店の方から、すんき蕎麦、もうおしまいかな、と。冬の木曽地方の漬け物を発酵させた酸味の強い”すんき”。もう、おしまいかな、ときくと、冬も終わり、そしてまた、歳をとったかなと実感します。過ぎゆく冬に名残を感じて店を出て(夜の蕎麦寿司を買って)近くの寝覚ノ床へ。


誰もいません。
静かに、寝覚ノ床。以前、寝覚ノ床の下におりると、十字架の掘ってある石がありました。昔の隠れキリシタンの名残。今も残っているかな?この木曽地方、島崎藤村の夜明け前の世界。隠れキリシタンの跡は他にもあります。定勝寺にも。
週末は極力他人と会話しないように。
土曜日、会話をしたのは長谷寺受付の女性、お坊さん、ラーメン屋さんの女性、スキーショップSouの宗さん。
日曜日には越前屋さんのお店の方。
濃厚接触したと思うのは宗さんとずっと一緒にいた嫁さん。
武漢肺炎のせいで世界は大混乱。でも自然は静かに、いつも通り。
早く普通に戻って欲しい、そして中国無しでの日本を取り戻して欲しいと。


























コメント
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