ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

黄砂にまみれながら大鹿村へ

2019-04-06 18:29:42 | アウトドア

昨日から黄砂が酷く、鼻水、咳が止まらず。花粉にはなんとか耐えてきましたが、黄砂はさすがにこたえます。
毎年、この時期に長野県南信の大鹿村へジビエ肉を。
大鹿村と言えば

南アルプス連峰沿いにある大鹿村には、塩泉が。そして塩の温泉があります。その温泉を使ってつくられた”塩”
辛みの少ない、甘みを強く感じる美味しい塩。
山の中、標高1500mへ。

神秘的な大池
まだ、雪が残っています。


ここはまだまだ、春が来たばかり。

見晴らしのよいところからは中央アルプスの木曽駒ヶ岳。
黄砂で霞んでいます。

おりてきて、中央構造線を跨いで。

東日本と西日本の境界線に

南アルプスは海底から隆起した山々。今でも造山運動は起きているそうです。ですから海水の成分の温泉があるのですね!
大西公園から南アルプスを見ると

赤石岳が。やはり黄砂で霞んで。

もう10年以上お付き合いをさせていだいている蝦沢さんから鹿肉、猪肉を。

その前に鹿肉入りのジビエカレー。
美味しい味。
そして目的のジビエ肉

右側は鹿肉、左側の脂身のあるのが猪肉。
蝦沢さんは野生肉のさばきかた、最高です。まったく、血なまぐささ、獣臭がありません。とても淡泊な、柔らかいお肉。
何年もかけて、猟師さんと色々とやり取りしながらできた最高の味。
猟師さんとは最初は色々とやり合ったそうです。”駆除を目的”する猟師さんと、”美味しく食べること”を目的とする蝦沢さんとは立場は違います。でも、美味しく食べることができれば販路も広がり猟師さんたちにとってもよいこと!
いろんな努力のたまものです。
鹿肉コレステロールが少なく、鉄分が多いので、体にも優しいです。

今回も大幅にまけてもらいました!
ありがとうございます。

間もなく、この南アルプスにリニア用のトンネルを。そのために取り付け道路の工事がようやく終わり、狭くクネクネした道もトンネルで一直線。おかげで大鹿村への道も従来の半分以外の時間に。

でも、本格的に工事が始まれば1日、何万台ものダンプが往き来します。また、大鹿村も大きく変わるのでしょうね。

ソンなことを考えながら家の前の153号線で片道150Kmを往復

14万キロ。
そして、どんどん黄砂で鼻はグシュグシュに😢

コメント
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