ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

”インバウンド“に頼らざるを得ないかつての栄光

2016-09-13 08:16:50 | スキー

暑い!暑い!と言いながら、ようやく秋の気配

いつものスキーのシーズン券の季節に。
でも、うん?値上げ?
ビックらぽん!
年々、酷くなっていくのに、このご時世、値上げ。
確かに、世界的にみても日本のスキー場のリフト券の値段、安いです。
そして、外国人も増えつつあります。
でも、待ってほしい、そもそも、インバウンド、外国人観光客、といっても物珍しさもあって来ています。
元々、日本人が飽きてしまった観光地が強気に出ているのは、なんとなく、
不思議な、そして惨めに感じます。
インバウンドの需要は2兆円、でもアウトバウンド、つまり日本人の観光需要は18兆円。
最近の各地の動きをみていると、積極的に外国人を受け入れる活動をしていますが、うまくいっているところは、同時に日本人客も増えて来ています。
しかし、インバウンドという言葉だけで何もしない観光地はやはり、日本人客は減り続けています。
このスキー場も、冬のトップシーズンの週末ですら、外国人観光客と大学・高校の課外授業の生徒たちを除くと殆ど客はいないに等しい!
しかも、この学生たち、今までは、日曜日の午後に来て土曜日の朝に戻る、というパターンでしたが、昨年あたりから土日も平気でいます。昔から知っている人達も”舐められたものだ!“

空き家になった宿を二束三文で購入して、信じられない値段で外国人相手に
商売する外国人も増えています。
なかには冬のシーズンがおわるといなくなり、地元の自治会費も払わない、という人達もいる、とのこと。もちろん、きちんとした人達も多いですが。
コミュニティーは崩壊寸前。

2年後、3年後、どうなっているのかな?

コメント
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