先週に続いて、地方発の映画。妹が出雲大社で結婚したこともあり以前から観たいと思っていた映画。
これが最悪。ここ数年観た映画の中でも1,2を争う酷さ。
せっかくの出雲大社という地が何の意味もない、何を表現したいのか、理解に苦しみました。出雲の地を美しく描くわけでもなく、また、主演女優の佐々木希さんを綺麗に撮っている訳でもなく、また、神話に係わった逸話も中途半端、出雲神楽も特に意味もなく。地方のケーブルテレビそのもの(毛も生えていません)。
地方創成という事でどんどん税金をばら蒔いています。かつては(今も?)道路とか箱ものに使っていましたが、今は文化事業に。文化事業は評価するのは難しいものの、何とかしないと無能な"文化人"の餌食に、そして別の意味で新たな税金の無駄使い。フィルムコミッションなるものが作られ、地方自治体が関与、さらに補助金。
今まで観た地方発の映画で一番、圧倒されたのは2012年の隠岐の島を扱った"渾身"。
また、パンフレットも、なんと!1800円、通常の倍以上。映画館の人も何度も確認したとのこと。苦笑いしていました。
駄作に金を払い、暴利のパンフレットにお金を。
出雲大社にお布施をしたと思って気を取り直しました。
ただ、出演者はよかったです。佐々木希さんは以前の木偶の坊のお人形さんのような演技に比べると格段に上手くなっていますね。以前、雑誌か新聞で、かなり演技力に悩み勉強しているようです。今後は舞台もやるそうですから頑張ってほしいものです。
他の俳優陣も良いです。
ひとえに企画他が最悪。
最近、地方コミッションで駄作が乱発。新たな税金の無駄使い
どんな映画を観ても、どうかなぁ~とは思うことはあってもここまで酷い映画、久しぶり。