ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

初めての春のニセコ。雪がないと見えてくるもの

2015-05-03 23:26:10 | スキー

Toyruの高梨さんから、写真をいただきました

やはり、コンパクトカメラとは異なり、綺麗。

夜は、月明かりが

マンホールもユルキャラの”じゃがた君”

今では当たり前な”ユルキャラ”、このじゃがた君ができた当時はそのような言葉はありませんでした。もともとは、当時の伊藤倶知安町長をモデルにしています。

その当時は今のような、外国人が多くなるとはだれも思っていませんでした。

もう、日本人の関与しないところで、開発、投資が進められ、倶知安町などの行政が後追い、黙認という状況。

スキー場自身、マネーゲームと化しており、最初は●億円であったものが、数年で転売されて●0億円、つまり10倍になっています。

どんどん、コンドミニアムが作られ、高額な金額で利用、日本人には手が出ない金額になってしまっています。

雪のない、ニセコをブラブラしていると、大半が外国資本のコンドミニアムばかり。

ついに、パウダーの時期には、ゲレンデは飽和状態。スキー場のゲレンデのキャパシティを超えてしまったそうです。

しかし、開発に収拾がつかないので、実は、海外から来た家族連れには、天気の悪いときに飽きられてしまった、そのために長期滞在客が顕著に減ってしまった、隣にルスツに客が移動(ここには屋内遊園地があります)、ヒラフの客流出が止まらないそうです。

しかも、雪のないときにコンドミニアムを見ると、ボロボロ、外観もひどいものも結構多いです。しかも、外国人が集まってしまう地区も増えてきており、夜はヘタすると日本人が近づけなくなっているところも多いようです。

いずれにしても、日本人はまったく、蚊帳の外。

そんなことはニセコの自然は関係ありません。

北海道の新緑は本州とは少し、どこか違います。

新緑の成分の変化で茶色い色のものが多いです

”春紅葉”

地元ではそう、呼んでいるそうです

コメント
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