ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ショック、でも深刻な、そして我が身へ

2014-11-10 12:28:26 | 社会・経済
旦那の80歳半ばの両親、嫁さんの70歳半ばの両親の6人で飛騨高山の朝市。9時過ぎにまだ人通りの少ないメインストリートを歩いていると。
疲れ切った感じのおばあさんが玄関から半身を出して
”助けてください“
近づいていくと、”おじいさんがベッドから落ちて動けないのでベッドに戻すのを手伝ってください“
おばあさんをよく見るとおひとりで何とかしようとしていたのがありあり。
おじいさんは意識はしっかりしているものの体は動きません。嫁さんとふたりで持ち上げてベッドに戻してあげました。朝、早いのでヘルパーさんはまだの時間なのでしょうか。
旦那・嫁さんの両親は、”知り合い?“と聞かれましたが、答えはノー。おばあさんはずっと待っていたのでしょう、というのも高山には観光客は多いもののほとんどが外国人、日本人もいることはいますが、ほとんどがリタイアしたひとばかり。
80歳、70歳の両親の目の前では少し強烈な出来事。嫁さんの母親の”今日は良いことしたね!“という言葉、しみじみと。
この問題、独身、妻帯者、子ども有る無しに関係ない、深刻な問題。見ず知らずの人に助けを求めるなんて。
日本、本当に幸せな国なのでしょうか。?
コメント
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