昨日と今日、英国に関係する映画を
007は、このシリーズ久しぶり。前の007のイメージ、結構、ボンドガールとの絡み(濡れ場)が多かったですが、最近のこのシリーズは、ストーリー性を高めています。もともとのイワン・フレミングの原作のイメージに非常に近いです。非常に内省的な映画。実は、ベットシーンの数、間違えなくサーモンフィッシュのほうが多かった、それくらい今の007は禁欲的?。
ちなみに、イワン・フレミング、昔の007のイメージが自分の作品と離れたため、”こんな007、俺は知らん!”と言ったとか言わないとか。
このイワン・フレミングも変わった作家で、当時、ミュージカルで”メリーポピンズ”を見て、”こんなのは、俺にも書ける”と言って作ったのが”チキ・チキ・バン・バン”なのは有名な話。
”砂漠でサーモンフィッシュ”は、ウイットとエスプリがきいた現代的コメディー。イギリスの上質な喜劇。
どちらも、とても面白い、イギリスについての映画。
ただ、お金をかけている宣伝の差で、007はほぼ満席だったのに、サーモンフィッシュのほうは、パラパラ。とてもよい映画ですが!