ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

2022-03-29 19:58:32 | まち歩き
名古屋も先週末から桜も咲き始め、満開近く
近所の公園には人もおらず、毎年我が家だけの夜桜。

高台にある公園なので名古屋の街の灯りも
たまにいくお店が昨年20周年で出してくれたお酒
住宅街にある公園なので、音量を絞ってジャズを聴きながら
嫁さんの手作り

静かに我が家だけの夜桜
朝の名古屋、大須観音

毎月18日、28日の骨董市。全国から多くの人が来ます。掘り出し物から怪しいものも。

ここ桜は名古屋でも早く咲き始め、もう葉桜になりかけています。


人形の供養塔
供養塔の子供の石像も春の訪れを喜んで、楽しんでいるよう


人形の供養塔の横に“歯の供養塔”
会社への通勤途中の荒子川沿いの桜

朝早くなのでウォーキングの人達沢山。
写真を撮っていたら、突然、大声で名前を呼ばれたのでその方角を見ると、会社を数年前に退職された方が犬の散歩
帰宅途中、名古屋の桜の名所のひとつ、山崎川沿いの桜並木

”世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし“

在原業平朝臣が詠んだ歌

桜が今咲いたか、どうかと気を揉むその気持ちを詠んだ歌と。
でも、自分にとってはあと何回桜の花を見ることができるのか、という心が揺れる、そんな気持ちに。








閑かに時間(とき)が流れていく名古屋の春







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駆け足できた春

2022-03-28 12:03:33 | まち歩き
東京日帰り
春の嵐の天気予報。富士山も雲の中。
僅かに見える中腹には雪が。

マンボー明けの最初の週末。足柄SAも多くの車、そして夜行バス。
この日はいつもとは逆の渋滞、早朝はいつもは東京からの下り線が渋滞していますが、この日は下り線よりも上り線の渋滞が激しいです。季節柄、また、我慢の後なので人々の動きは多いですね。

東京に入ると、冬のタイヤ着装の案内も何かこの暖かさに、もう、冬の終わりを感じます

実家近くの桜の大木。

半世紀以上前の小学校への通学途中の光景と同じ。今年も咲きました。

実家の母に会ってから父の墓のある神奈川県登戸へ。途中の道路沿いの桜並木も三部咲き。
登戸からは渋滞を避けて東名町田インターから
鮎沢PAへ。

名物の丹沢あんパンを
名古屋に夕方に戻ってくると近所の桜並木も三部咲きくらい。
咲き始めると満開までは早いので、数日以内に見頃かな。
愛知県のgo to イートがようやく使えるので、夜の名古屋へ

常連客の人達が。やっぱり皆さん、いらっしゃいますね。美味しいお酒、そして美味しい和食、でも、なによりも明るい女将さんと寡黙な大将が最高のおもてなし。女将さんは勿論、いつもはどちらかというとあまり話さない大将も久しぶりの賑わいに饒舌に。
久しぶりの活気の戻った名古屋の夜
翌日は映画を。
近所の桜並木、満開近くまでの桜も

この時期、桜以外の花々で満ち溢れる名古屋の町



映画の後は、素敵なお店へ

お洒落な、と言うわけではありませんが美味しいパスタの大乃国さんへ。
店内はレトロ感
美味しくいただきました
家に戻る途中に近所の昭和美術館へ。



ここはお茶関係の博物館。丁度、千利休、その他の茶道具の展示中。お茶の先生の嫁さんは興味深く観ていました。自分は、よくわからない、高いんだろうな!などと。

中部地方中心に幾つかのお茶室を移築、そして中庭も素敵。


















この博物館はこじんまりとした、静な博物館。確かに、“超”が着く高級住宅街の中にありますので。
ついこの間まで、雪、と言っていました今年の春は、物凄い駆け足で。




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名古屋での年末

2022-01-03 21:51:51 | まち歩き
年末は映画。
オアシス21の夜景
そして“おでんの幸主”さんへ
素敵な日本料理の大将と明るい女将さんの素敵なお店。
お酒も美味しいものが。日本酒利き酒師の女将さん、大将の和食にあう美味しいお酒を。
楽しく時を過ごしました!
翌日は新年のお酒を。
名古屋の”金虎酒造“さんへ
来年は寅年。
金虎さんも金色の虎のバッチを

縁起物
来年は良い年でありますようにと。

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久しぶりに素敵な演奏を。素敵な週末

2021-12-27 10:28:14 | まち歩き
今は退職された現役時代の取引先の方から素敵なクリスマスプレゼントを手配していただきました。週末は文化的な?週末
朝は映画のハシゴ。
子供の時に父に連れて行ってもらった映画(嫁さんは産まれる前)と好きな俳優さんが出ている映画
昼過ぎに見終わったので、名古屋の町をブラブラしながらお昼を。
名古屋駅すぐ近くの四間道(しけみち)。

雰囲気のある素敵な界隈

四間道を抜けると名古屋の下町、円頓寺(えんどうじ)。一時期は寂れてしまいました。というのも、この界隈は元々瀬戸と名古屋を結んでいた瀬戸電気鉄道、今の名鉄瀬戸線の終着駅が円頓寺での端にある堀川まで結んでいました。名古屋城のお濠の中を走っていた“おほり電車”の終点”堀川駅“と名古屋駅の間にあるこの円頓寺はその人の行き来で栄えました。瀬戸線は終点が堀川から栄に変更になりそれに併せてこの円頓寺も次第に寂れていきました。そこで町を盛り上げようとした人達が中心となって若い人達と新しい街づくりがはじまり、今では新旧名古屋が交わった素敵な場所に。

ときおり、このような素敵な街に
その中でも老舗の町の洋食屋さん。

タモリさんが“エビフリャア”と名古屋弁を面白く伝えたので以前、人気が出ました。
こじんまりとした、昭和の世界が




ちょうど、日曜日まで円頓寺商店街のくじ引きをやっていたのでひいたところ、なんと、3等賞を。5,000円分の円頓寺商店街の利用券。年末によかったです。




円頓寺外れの五條橋からは名古屋駅のツインタワーも目の前に。
お昼のあとは、晩秋から初冬の名古屋の街歩き


子供の時から会った、鉄道模型の世界では知らない人がいない名古屋の老舗の鉄道模型店。昔はここオリジナルの鉄道模型もありました。
豊田合成の作った氷ではないスケールリンク場も多くの人達で。
名古屋栄の”オアシス21“
一時期はコロナのせいで登ることはできませんでしたが今は元に戻りました


そして今日の目的
日本の女性指揮者の草分け、そして小澤征爾さんの次に日本人として国際コンクールで優勝された松尾葉子さんの指揮。中々、というか滅多に直接、観ることが出来ない方の指揮。
しかも、これも、多分、一生で聴くことが出来るか、というサン・サーンスの交響曲三番、オルガン付。パイプオルガンは各地のコンサートホールの象徴でもありますが、直接聴いたことは無い人が多いと。パイプオルガンそのものは今から30年近く前に出張でハンガリーのブダペストへいったときに、朝早く街歩きをして大きな教会に入ったときに聴いたのが初めて。その時以来。


座席はなんと、指揮者のすぐ近く。
松尾葉子さんの姿を目の前に観ることができました。
実際は小柄な松尾葉子さん、でも指揮はその小柄な身体からは想像できない、力強い音の響きをこの演奏会場に満ち溢れさせていました。

昨年はコロナの影響で中止になった演奏会、二年ぶりの再開を


前半の終了後休憩時間
いよいよパイプオルガンの演奏場所に灯りがつきました。
後半のサン・サーンスが始まると、松尾葉子さんのエネルギッシュな、そしてそこから引き出される管弦楽の響き、それにあわさるパイプオルガンの重厚な音色がこのホールに満ち溢れました。
久しぶりに、身体の中からゾクゾクとした感覚。
そしてアンコール曲の説明を目の前の松尾葉子さんが生で説明を。
中々、聴くことが出来ないパイプオルガン、と言うことでパイプオルガンもいれたアンコール曲も。松尾葉子さんの粋な計らいでした。
実はインスタで今回の演奏会をあげたところ、オルガン奏者の方からイイねと。
素晴らしい演奏の余韻で会場をあとに

外へ出るとオアシス21はまさに幻想的に
自分は元々10年以上ピアノを習っていて、また、吹奏楽部にも入っていたのでクラシック音楽には馴染みはありますが嫁さんはあまり馴染みは無いです。でも、嫁さんも凄かったと。
本当に素晴らしいクリスマスプレゼントでした。
翌日、日曜日は用事があって朝早くから東京日帰り。富士山も朝の陽光で。でも、雪煙が見られるので風が強いのかも
足柄スマートインターで降りて一般道で
富士山は雲の中、でもよくみると気球が。多分、富士山の強風の様子から、気球は寒いだろうな。
用事を済ませて夕方に東京を出て、夕暮れの富士山。朝とは違った暖かさを感じます。
と思っていたら、カーナビから“この先に逆走車がいます。ご注意ください”と。
そして電光掲示板も。

この先のインター出口付近に小型車とパトカー、よく見ると女性?がたっていました。事故は無かったようです。
夜戻ってきて天気予報が雪になるとのことで、車の上にルーフボックスを。
そしたら月曜日の朝、名古屋にとっては”大雪“に

町中も雪















今年最後の週末と雪の週明け。
素敵な贈り物と冬の訪れを



























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過ぎ行く季節の移り変わりを。

2021-12-05 20:24:23 | まち歩き
12月に入り、季節も秋を駆け抜けて冬へ。
名残の秋をご近所のお寺で
徳川家にゆかりのある八事興正寺

秋は夜、ライトアップ








我が家以外には殆ど人もおらず、閑かに秋の夜の紅葉とお寺のライトアップを
週末は、車の点検と冬タイヤ交換のためディーラーに車を預けて名古屋の町中をブラブラと。
名古屋の中心部近くの東桜界隈を。
日本画の画材店
店を覗くと様々な生産地の顔料が。
そして、世界的な産業機械メーカーのヤマザキマザックの美術館へ。
四季折々の時の流れを様々な芸術作品の特別展。

ガレの家具、その他も。






現代の作家さん達の精緻な、そして美しい作品も多数。見応えありました。
また、常設展示も19世紀から20世紀にかけての宮廷美術品もたくさん。人も少なく、芸術作品を堪能できました。
“芸術の秋”を
1階のヤマザキマザックの展示場

フェラーリのデザインも手がけた奥山さんのデザインの車
未来的な車
お昼は高岳にある名古屋の隠れたスパゲッティのお店、”大乃国“さんへ。

レトロな店内、まさに昭和の風を感じられます
お昼にだけ出るミニカレー、野菜が染み渡るとても美味しいカレー。単品でも充分、メニューになると思いますが、多分、お一人で作られているので大変なのかな。

パスタというよりもまさにスパゲッティ。



昭和の香りと味を。
前から気になっていたので店名“大乃国”のことをご主人にうかがったところ、関取大乃国のファンなのでその店名にした、とのこと。

映画を観てディーラーへ車をとりにいき帰宅
日曜日は近所の八事興正寺の庭園へ
コロナの関係で1時間に5名限定、事前予約出来たので閑かに過ぎ行く秋を。


毎月5の日は縁日
多くの人達が
そして予約していた普門園へ
呈茶を
庭園を望みながら頂く抹茶は日本の風景
徳川家ゆかりのお寺。調度品にも葵の御紋が。
お茶を頂いた後は中庭を





現代のガラスではなく、昔ながらの波打った窓ガラスから見る紅葉はまた、独特









建物の外にもお茶の場所




冬桜も秋の終わりと冬の訪れを
縁日の喧噪から離れて閑かに季節の移ろいを感じた、穏やかな週末











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