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タイトルは季刊「Think!」で前回から始まった連載記事。
Think!〈SUMMER 2012(No.42)〉 | |
クリエーター情報なし | |
東洋経済新報社 |
これまでのマーケティング戦略、つまり同業種の中で
どうポジショニングを行うかという理論が機能しなく
なってきているのではないか、というテーマの連載だ。
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初回分(No.42)からちょっと抜粋してみる。
>...アキタは、空いた時間で仕事をしようと考え、選択肢として
>「ガストン&ギャスパー」と「マクドナルド」がひらめいた。
>他の候補として「スターバックス」、コクヨの「デスカット」も
>あった。ガストン&ギャスパーはイタリアンレストラン、
>マクドナルドはハンバーガーチェーン。スターバックスは
>コーヒーチェーンで、コクヨは文具メーカーである。
(中略)
>空いている時間で仕事をするために何故イタリアンレストランや
>ハンバーガーチェーン、コーヒーチェーンが想起されるのか?
>それはWi-Fiやパソコン用の電源を用意しているからである。
>「空いた時間で仕事をしたい!」というアキタのニーズを
>奪い合うとき、マクドナルドのライバルはモスバーガーではない。
>ガストン&ギャスパーのライバルは、アロマフレスカではない。
>同業種ではなく、まったく違う業種の企業がライバルになる。
(中略)
>2012年「現在」のライバルは、これまで検討したように同業種の
>企業だけではない。むしろ、まったく違う業種の企業がライバル
>になる。だから、ライバルの選択を間違ってしまうと、
>ポジショニングという理論は全然機能しなくなってしまうのだ。...
実は自分も同じような問題意識を数年前から持っていたので
今回の連載は非常に興味深く読んでいるし、頷くところが多い。
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第2回となる今号(No.43)では、IKEA、マクドナルド、そして我らが
ラーメン二郎が、ケーススタディとして取り上げられている。
ラーメン二郎の真のライバルは蒙古タンメン中本?
ちなみに著者は信州大学経営大学院の牧田幸裕准教授、
と書けば、分かる人には「ああ、あの人」と分かるだろう。
ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣 | |
クリエーター情報なし | |
東洋経済新報社 |
連載はあと2回残されているのだが、楽しみである。
季刊誌のためか、他の記事もよく練られたものが多い。
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実は中本は未食です(-_-;
ちなみに、今の職場の最寄りの「二郎」はひばりが丘店です。汗
後から出てくる人を待っているのですが、後から出てきた
人を迎える言葉は例外なく「お疲れさまでした!」です。
そんなラーメン店、私は他には知らないです。
ちなみに、ひばりが丘も盛りはかなり良いほうです(笑)