社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

県中総体!

2014-07-24 17:00:30 | Weblog

 去る19・20日は滝沢市総合公園体育館においてh26年度岩手県中学校総合体育大会卓球競技が行われた。

 男子団体は、花北中が準決勝で石鳥谷に対しセットオールの9対10というマッチポイントを握られる絶体絶命の大ピンチをしのぎ、輝く5連覇を達成した。

 連覇を振り返ると、過去に大船渡一中男子が11連覇を成し遂げた時も、当時7連覇を目指した気仙地区予選準決勝で対大船渡中に対し、ここで負ければ予選落ちのセットオール15対20(当時は21本先取)から大逆転32対30で勝ち、記録をつないだそうである。

 毎年ほとんどの選手が入れ替わる中高大の団体戦では、連覇を成し遂げるためにはいくつもの試練を折り超えてこそ生まれるものであり、その価値は計り知れないのである。

 私も主将として11連覇目をやっとの思いで成し遂げることができ、決勝後はその達成感とプレッシャーから解放された安ど感から、優勝旗を抱いたまま4時間列車に揺られ家路に着いたあの日を思い出され感慨深いものがよみがえった。高橋栄太主将もきっと同じような思いであったに違いない。おめでとう! 2位には大東、3位決定戦では石鳥谷が軽米を3-1と下し東北大会代表権を獲得した。

 一方女子は、力がありながらなかなか優勝に手が届かなかった花泉が、山と見られた準々決勝の東水沢を3-2、つづく準決勝も上野を3-2という接戦を制し決勝は矢巾をすべて3-0で下し嬉しい初優勝を果たした。3位決定戦は上野が水沢南を3-2で下し東北への切符をものにした。

 男子個人は、団体優勝花北の2枚看板吉田と高橋の同士討ちでの決勝戦となり、0-2から高橋が踏ん張り最終セットまでもつれたが最後は吉田が地力を発揮し優勝を果たした。3位には高橋に2-3と惜敗した小野寺(上野)と齋藤(大東)の実力者が入賞した。

 女子個人は、1年の高橋志歩(花巻・1年)が安定した力を発揮、難敵大野(大野)のカットを3-2で攻略、準決勝では小川(東水沢)を3-1、決勝では菊池(東水沢)を3-0で下し嬉しい初優勝を成し遂げた。1年生での優勝は大変珍しく、まだ先のことであり急いでしまうが、今から2016岩手国体での活躍や中総体3連覇に期待がかかってしまうのである。もう一人の3位には長岩(石鳥谷)が入賞した。 

 ところで、男子の高橋栄太(花北)と高橋志歩(花巻)兄妹は、言わずと知れた高橋栄喜・靖子夫妻のお子さんたちであるが、日頃から親子で一生懸命卓球に取り組んでいる努力の成果がこのような素晴らしい結果を生んだのである。

 「努力は必ず報われる」の見本のようなものである。ご一家皆さんに心からの祝意を表せずにはいられなく大変敬服しているところである。


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