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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

エアロスター2台目

2016-06-13 21:13:40 | 秋田のいろいろ
バスの話題が続きます。
最近の中央交通の一般路線バスでは、新車の導入が比較的多く、他社の中古車はほとんど入っていなかった。(空港リムジン・県内高速用には小田急らしき中古がちらほら導入)
久々に4月末頃に、小田急ではない中古(近鉄の中古だとか)「11-79」が1台だけ入っていた。

そして今日。
「11-87」
三菱ふそう製大型路線バス「ニューエアロスター」。
2012年6月頃に小田急中古の「929」が1台だけ導入されて以来。
中央交通にとって(=秋田県内で緑ナンバーで稼働する?)2台目のエアロスターがやってきた!
臨海営業所所属。

ざっと見た感じは929と大きな違いはないけれど、それなりに違いがある。
まず未確認だけど、屋根上の冷房装置が929とは違うはず。
中ドアは、929が左右に別れてぐるんと開くグライドスライドドアなのに対し、通常の引き戸。このため、中ドア直前の客席窓は戸袋。
929ではなかった車外前ドア上に照明がある。
後部
929ではなかった、灯火の間に把手が2つついた。

中央交通ではよくあることだけど、正面の塗り分けも違い、遠くからでも区別できそう。(この記事最後の写真も参照)
929では、ミラーの支柱がクリーム色で、フロントガラス下のワイパー取り付け部分は緑や白で塗装。
11-87では、支柱は黒、フロントガラス下も黒。
そのため、エアロスターの特徴である、正面に向かって右のセーフティウインドウの上部が、11-87では黒一色。秋田市営バスの旧エアロスターでも、ここの塗り分けは時期で異なっていた。
ヘッドライトの間は、929は白い線と濃い緑がわずかに塗られているが、11-87は黄緑1色なのも違う。

「ノンステップバス」の表記。
929では、正面ボディ、側面ガラスとも、青い角ゴシック体。
11-87では、正面は青い丸ゴシック体、側面は蛍光色っぽい黄緑色の丸ゴシック体。最近の新車の中型車と同じ。

車内を少しのぞいたところ、座席は柄入り。前方の配置も違うかも(ロングシート?)。


おそらくこれも小田急バスの中古でしょう。
気になったのは、正面行き先表示左側に車いすマークがないこと、バス協会の「NBA」ステッカーが、戸袋窓の右下角という変わった位置にあること。(COOL CHOICEステッカーはなし)

これを手がかりにネットで調べてみた。
すると、今年1月に廃車になった、狛江営業所の「03-D6023」号車、2003年製KL-MP37JKかもしれない。
廃車時期がつじつまが合うほか、正面の車いすマークが右側にしかない(左はマスコットキャラクターだった)こと、NBAステッカーの位置が一致する。
なお、小田急時代は、中ドア直後のボディに小さい車いすマークがあったが、現在はそこにインターホンが設置されてなくなってしまった。(929ではガラスにマークがある)
前ドアの割れ目が部分的に黄色くなっていたのは、なくなっている。
以上、憶測です。

929と11-87の識別点は、車いすマーク、セーフティウインドウ上部やライト間の色。
 

小田急では、2002年購入のバスは残りわずかで、2003年式も廃車が進んでいるとのこと。
中央交通では、1992年導入の元秋田市営バスのいすゞ製車両がまだ現役(例えば357は今日も稼働)だけど、先は長くない。今後は小田急から、エルガやエルガミオだけでなく、3台目以降のエアロスターもやって来そう。
929や10-87は、窓枠が黒。小田急では、2003年途中の導入車両から銀色の窓枠に変わっているそうなので、次に来るのは、違った雰囲気になるかも。


恒例の中央交通のノンステップバスの整理。
ノンステップバスは計38台(県から受託されて運行するEVバスは除く=開店休業中)。
うち24台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は7台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター2台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
残り14台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ9台、日野レインボー2が5台)。

この後の中古車導入はこちらにて
3台目のエアロスターも入った
コメント (6)
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