久しぶりに秋田の中央交通の路線バス車両の話題。※写りが悪い写真ばかりですが、参考までに掲載します。
まず、いただいたコメントや弘南バスで同型車に乗ったことをアップ済みの通り、昨年末(12月21日)、新車の中型バスが2台導入された。
フルモデルチェンジされたノンステップのいすゞ「エルガミオ」で、「12-27」が秋田営業所、「12-28」が臨海営業所配置。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6a/6590780eee24dad8388cfaefee99b829.jpg)
弘南バス(日野レインボー名義)との相違点は、バンパーが弘南バスではシルバーに対し、中央交通は黒。塗装の違いのせいかもしれないけれど、中央交通のほうがより引き締まったというかキツイ顔つきに感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/69/e587d8d0e9ea6236ae101cee8d55e188.jpg)
行き先表示器の取り付け位置の違いのせいか、ドア側の側窓の配置も異なる。
弘南バスは、前ドア-表示器-縦長固定窓-戸袋-中ドア-上部スライド窓-上部スライド窓
中央交通は、前ドア-縦長固定窓-ほぼ正方形固定窓-戸袋-中ドア-表示器-縦長固定窓-上部スライド窓
中央交通では、いちばん後ろの窓しか開閉できない。
【2021年9月6日追記】1227号車は、この1年ほど後に臨海営業所へ転属。秋田営業所へは、この車をマイナーチェンジした日野レインボーの新車が2台入った。
年が明けて2月末には、中古の大型バスが入った。
三菱エアロスター「12-38」臨海営業所配置
エアロスターも3台目となり、だいぶなじんできたものの、これまでの2台とは若干印象が違う。側窓の枠の色が、従来の黒からシルバーに変わったため。【4月6日追記】写真はないですが、運転席側窓の塗り分けが、特に斬新というか独特というか。
塗装変更時の前面やミラーの塗り分けは、2台目11-87に準じている。
(再掲)最初の1台。屋根上の冷房やランプも異なる
これも小田急バスの中古だそう(小田急では窓枠の色はちょくちょく変わるらしい)。
ネットの情報によれば、吉祥寺営業所の2003年式「03-A6025」号車だったとのこと。
さらにそれと同時期にもう1台。
日野ブルーリボン「12-43」臨海営業所
いすゞと製造部門が統合する以前の、日野オリジナルの車種。ワンステップ。
中央交通で路線用ブルーリボンは、大昔は別としてここ10年ほどでは、秋田市交通局の中古車のみ。秋田八丈塗装だった貸切兼用(ワンロマ)と通常仕様をちょっと豪華にしたのと、いずれもツーステップ計8台(かな?)。
それらも廃車が進み、2015年秋までにすべてなくなっていた。
(再掲)元市営バスのブルーリボン
それから1年ちょっと経って、ブルーリボンが復活。
この車、全体的に小田急っぽくないし、そもそも小田急では導入しなかった車種かも。
つり革が三角形だったり、座席の柄が変わって(赤紫系統の大きい花柄みたいなの?)いたりする。
悩んでも分からないのでネットに頼ると、2000年式【2018年10月14日追記・1998年式との情報もある】で、千葉県の阪東自動車というバス会社が購入し、後に国際十王交通(本社は埼玉県で、この車の配属は群馬県内)というバス会社へ移籍した経歴の車だそう。3社目が中央交通となる。前の2社はどちらも東武系列。
ブルーリボンといえば、元市営バスの古いものの印象が強く(羽後交通にもあるけれど)、末期のタイプは見慣れない。
外観では、市営バスのとだいたい同じだけど、床の高さの違いかライトや窓などのバランスがわずかに違う。
ヘッドライトの上に黒い線があるのも独特な気がしたが、これは標準のデザイン。市営バスのもそうなっていたが、その下の行灯の周りも黒く、一体化して目立たなかったようだ。
側窓は、一般的な下固定・上スライドだが、スライドする部分の窓が大きい(縦方向が長い)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/93/49dd2b8a581897741707ade2a4767c35.jpg)
後部の行き先表示が下に寄っているのは、前所有者の影響か。
中ドアは、ひと昔前の大都市圏のバスで主流だった、「ワイドドア」という折戸を2つ並べて左右にぐわんと開くもの。昔の中央交通では、このタイプは片方の折戸を開かないようにしていたが、これはどうなっているだろう。
【11月20日追記】遅ればせながら12-43に乗車できた。ワイドドアは、外から見て左側が固定され、右側だけが開くようにされていた。つり革は三角形(JR東日本でも採用されている「三上化工材」製? 小さく刻印があるはずだけど未確認)。車内後部の通路部分はスロープになっており、通路部分には段差がない。座席はやはりトロピカルなような花柄で、形状や肘掛けは旧塗装時代の秋田市営バスのようなもの。座り心地は、背もたれが少しやわいような、座面の奥行きが少し足りないような、どこかしっくりこなくて少々落ち着かなかいものだった。
【2018年10月14日追記】この車と同じ経歴を持つものがもう1台あったそうだ。それは弘南バスが購入し、青森営業所で「マエダシャトル」に使用されているとのこと。
恒例のノンステップバスのまとめ。(ブルーリボンはワンステップなので含まず。子会社や秋田市外の営業所には未配置と思われますが、調査はしていません)
ノンステップバスは計42台(県から受託されて運行する中型EVバス1台を除く)。
※この後の導入車両について。
まず、いただいたコメントや弘南バスで同型車に乗ったことをアップ済みの通り、昨年末(12月21日)、新車の中型バスが2台導入された。
フルモデルチェンジされたノンステップのいすゞ「エルガミオ」で、「12-27」が秋田営業所、「12-28」が臨海営業所配置。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6a/6590780eee24dad8388cfaefee99b829.jpg)
弘南バス(日野レインボー名義)との相違点は、バンパーが弘南バスではシルバーに対し、中央交通は黒。塗装の違いのせいかもしれないけれど、中央交通のほうがより引き締まったというかキツイ顔つきに感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/69/e587d8d0e9ea6236ae101cee8d55e188.jpg)
行き先表示器の取り付け位置の違いのせいか、ドア側の側窓の配置も異なる。
弘南バスは、前ドア-表示器-縦長固定窓-戸袋-中ドア-上部スライド窓-上部スライド窓
中央交通は、前ドア-縦長固定窓-ほぼ正方形固定窓-戸袋-中ドア-表示器-縦長固定窓-上部スライド窓
中央交通では、いちばん後ろの窓しか開閉できない。
【2021年9月6日追記】1227号車は、この1年ほど後に臨海営業所へ転属。秋田営業所へは、この車をマイナーチェンジした日野レインボーの新車が2台入った。
年が明けて2月末には、中古の大型バスが入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/41/264cc0ea6a3f56b61fc144b9500297ec.jpg)
エアロスターも3台目となり、だいぶなじんできたものの、これまでの2台とは若干印象が違う。側窓の枠の色が、従来の黒からシルバーに変わったため。【4月6日追記】写真はないですが、運転席側窓の塗り分けが、特に斬新というか独特というか。
塗装変更時の前面やミラーの塗り分けは、2台目11-87に準じている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2e/c574dd6beca2d54de967404cb17994ef.jpg)
これも小田急バスの中古だそう(小田急では窓枠の色はちょくちょく変わるらしい)。
ネットの情報によれば、吉祥寺営業所の2003年式「03-A6025」号車だったとのこと。
さらにそれと同時期にもう1台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/3c/6600c8d7c18e2938416eb2398a6353ca.jpg)
いすゞと製造部門が統合する以前の、日野オリジナルの車種。ワンステップ。
中央交通で路線用ブルーリボンは、大昔は別としてここ10年ほどでは、秋田市交通局の中古車のみ。秋田八丈塗装だった貸切兼用(ワンロマ)と通常仕様をちょっと豪華にしたのと、いずれもツーステップ計8台(かな?)。
それらも廃車が進み、2015年秋までにすべてなくなっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e0/25203a15c5b65c2c89aae360abc0e52a.jpg)
それから1年ちょっと経って、ブルーリボンが復活。
この車、全体的に小田急っぽくないし、そもそも小田急では導入しなかった車種かも。
つり革が三角形だったり、座席の柄が変わって(赤紫系統の大きい花柄みたいなの?)いたりする。
悩んでも分からないのでネットに頼ると、2000年式【2018年10月14日追記・1998年式との情報もある】で、千葉県の阪東自動車というバス会社が購入し、後に国際十王交通(本社は埼玉県で、この車の配属は群馬県内)というバス会社へ移籍した経歴の車だそう。3社目が中央交通となる。前の2社はどちらも東武系列。
ブルーリボンといえば、元市営バスの古いものの印象が強く(羽後交通にもあるけれど)、末期のタイプは見慣れない。
外観では、市営バスのとだいたい同じだけど、床の高さの違いかライトや窓などのバランスがわずかに違う。
ヘッドライトの上に黒い線があるのも独特な気がしたが、これは標準のデザイン。市営バスのもそうなっていたが、その下の行灯の周りも黒く、一体化して目立たなかったようだ。
側窓は、一般的な下固定・上スライドだが、スライドする部分の窓が大きい(縦方向が長い)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/93/49dd2b8a581897741707ade2a4767c35.jpg)
後部の行き先表示が下に寄っているのは、前所有者の影響か。
中ドアは、ひと昔前の大都市圏のバスで主流だった、「ワイドドア」という折戸を2つ並べて左右にぐわんと開くもの。昔の中央交通では、このタイプは片方の折戸を開かないようにしていたが、これはどうなっているだろう。
【11月20日追記】遅ればせながら12-43に乗車できた。ワイドドアは、外から見て左側が固定され、右側だけが開くようにされていた。つり革は三角形(JR東日本でも採用されている「三上化工材」製? 小さく刻印があるはずだけど未確認)。車内後部の通路部分はスロープになっており、通路部分には段差がない。座席はやはりトロピカルなような花柄で、形状や肘掛けは旧塗装時代の秋田市営バスのようなもの。座り心地は、背もたれが少しやわいような、座面の奥行きが少し足りないような、どこかしっくりこなくて少々落ち着かなかいものだった。
【2018年10月14日追記】この車と同じ経歴を持つものがもう1台あったそうだ。それは弘南バスが購入し、青森営業所で「マエダシャトル」に使用されているとのこと。
恒例のノンステップバスのまとめ。(ブルーリボンはワンステップなので含まず。子会社や秋田市外の営業所には未配置と思われますが、調査はしていません)
ノンステップバスは計42台(県から受託されて運行する中型EVバス1台を除く)。
25台が小田急バスの中古で、そのうち大型車は8台(いすゞエルガ5台、三菱エアロスター3台)。中型車17台はすべていすゞエルガミオ。
1台が東武バスの中古で、大型車の富士重工ボディのいすゞ1台。
16台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ11台、日野レインボー2が5台)。
1台が東武バスの中古で、大型車の富士重工ボディのいすゞ1台。
16台が新車での購入ですべて中型車(いすゞエルガミオ11台、日野レインボー2が5台)。
※この後の導入車両について。
どこでどう使うか、興味深いです。
今日のブログに有る臨海に入った2台ですが、町で見ても雰囲気が違いますね!
そして写真に有る元秋田市営バスのブルーリボン懐かしいですね。秋田市営時代に良く乗った車両で自分はナンバープレートの上の『秋田市営』の表示が好きでした。元秋田市営と言えば『秋田22い・・75』まだまだ元気で走行中の車両を見ると嬉しくなるのは自分だけでは無いと思いますが・・・。
市営大型車といえば、青い窓と行灯が象徴的でした。さらに日野ブルーリボンは、行灯とヘッドライトの辺りに、銀色の線状の飾り(?)があったのも、独特の存在感を示していました。写真のように移管時に撤去されてしまったのですが…
かなりくたびれてしまったものの、75もがんばりますね。
県外の秋田のバスに興味を持ってくれる方々には、小田急中古の富士重工6Eボディが人気(複数台あって遭遇しやすいこともあるでしょうけど)のようですが、それより少し古く、ずっと秋田を走っている75にも注目してくれたら…などと思ってしまいます。
75もまだまだ元気ですね。元市営も357、487、685、688、780〜783がありますがいつまでもつのやら・・・。
そういえば写真の1243の後ろにシール広告がついてますが、別の車両からの転載でしょうか?
元八郎めんの広告ついていた車両もまだ空白状態・・・。
それに、車内のステッカー広告にも変化があり、秋田市役所国民保健課の広告が外されていました。
よろしくどうぞ。
357以外で置き換え対象となりそうなのは、元ノースアジア大スクールや元淡路交通のワンロマでしょうか。LVキュービックもそろそろ見納めかもしれません。
リムジン用のプライウッドのラッピングがされていた265、見かけなくなった気がします。
正面の筆記体のリムジンバス表記と、「田」型テールランプが特徴的な車でした。
これにより、一部の車両は車内の窓部のステッカー広告がゼロになった模様です。
よろしくどうぞ。