年末年始の秋田市内の風景から。
日本では、クリスマスから正月までの1週間の間で、店のディスプレイがあわただしく変わるもの。
ところが、秋田駅前の商業ビル「フォンテAKITA」の2階出入口前では、2011年は1月10日頃までクリスマスツリーが設置され続け、帰省などで来た人に笑われていた。
翌年以降は、クリスマスが終わるとすみやかに撤去され、意識するようになったのだと思っていた。
ところが、2015年12月31日。※以下、いずれも年明け後は未確認です。
まだクリスマスツリーが!(夜はしっかり点灯した)
再び元に戻ってしまった。いつ片付けるのでしょう…
※2016年1月21日現在、そのまま。続きはこの記事後半。
少し西へ進んで「エリアなかいち」。
3施設の中央・大型画面の下の「なかいち広場」にもクリスマスツリーが置かれる。
1年前の2014年末~2015年始には、クリスマス後も木はそのまま置いて、装飾を取り換えて“正月ツリー”に改装して飾り続けるという、斬新なことをやっていた。
ところが今年は、クリスマスが終わると、早々に撤去されてしまった。それが本来のやり方だし、改装も手間なんでしょうね。
さらにところが、広場から西側の通路の飲食店の前。
まだツリーが!(そして左上には「迎春」)
これはテナントの1つが自主的に設置しているのかもしれないけれど、あっちを撤去したらこっちもなんとかしたら?
※2016年1月12日現在、そのまま。
さて、エリアなかいちの西側向かいに、明治12年創業の呉服店「加賀正(かがしょう)」があった。
ビルの1階に店を構え、3階になかいちの再開発組合が入っていたこともあった。
その合名会社加賀正が、2015年11月に負債総額約3億1000万円で倒産した。
なかいち側から
店はシャッターが下りているが、看板はそのまま、紅白の幕もそのままではためいていた。(ショーウィンドウの展示物は撤去されている?後日改めて紹介します)
少し西に進んだ、(元)百貨店「木内(きのうち)」は、12月28日から1月1日までしっかり休業。
食料品を扱わなくなったし、オープンすれば光熱費もバカにならないし、これはこれでいいのかもしれない。
※木内に関するくだらない新発見があったのですが、後日改めて。
さらに西へ行って、旭川の二丁目橋対岸の「那波家の水汲み場」跡のケヤキ。
2015年の秋は紅葉がうまくいかず、枯れてチリチリになった葉が一部の枝にくっついていた。
雪が付いた(この記事後半)から、さすがに落ちてしまったかと思ったら、
二丁目橋の上から
まだ葉が残っている!
相当しぶとい。いつまで残るか。※続きはこの記事後半
さらにさらに西へ進み、県庁市役所の手前、県庁第二庁舎向かいの第二庁舎前バス停のところに、コンビニがある。デイリーヤマザキ山王二丁目店。
正月に通りかかると、店内が暗い。「年中無休」とドアにあるのに、
やってない?
官庁街・オフィス街に位置し、客はいそうだったのに、まさかコンビニ競争に負けてやめた?!
ドアに張り紙があった。
「お正月臨時休業のお知らせ」
12月31日18時から1月3日まで、休業するとのこと。(4日は「通常営業」とあるけれど、日付が変わった瞬間にオープンするのかな)
なるほど。
官庁街・オフィス街に位置するだけに、極端に客足が落ちる3が日は思い切って営業しないのか。
「年中無休」の表示はウソになってしまうけれど、上記木内と同じく、スタッフや光熱費を考えると無駄な消耗がなくて合理的かもしれない。
【2017年1月21日追記】この後2016年中に、この店は日曜日が定休日となり、ドアの「年中無休」も書き換えられた。
そういえば、スーパーなどの定休日廃止・元日営業(=年中無休化)が一般化したのはここ20年ほど。
昔は元日は休みで2日が「初売り」だった。(今の木内と違って、どこも年末は大みそかまで営業していた。あくまで元日は店を開けなかったということ)
秋田県で1月1日に初めて営業したスーパーは、1996年のダイエー秋田店だったそうだ。
昔の元日の街は、静まり返って、初詣以外には出かける所がなかったものだ。それが正月ならではのものだったが、今ではもう体験できなくなってしまった。
毎年恒例(昨年)のNHK各放送局の初詣のローカルニュースの言い回し比較。
例年どおり、ネットに掲載された文章から該当部分を引用しています。放送では、それ以外の文章が読まれた可能性もあります。
青森局(2015年まで善知鳥神社)
2013「さい銭を投げ入れてから、静かに手を合わせたり、絵馬に願いごとを書き入れたりして、ことし1年の幸せを祈っていました。」
2014「さい銭を投げ入れたあと、拝殿の前で手を合わせてことし1年の家族の健康や商売繁盛などを祈っていました。また、境内では、縁起物の熊手や絵馬がついた破魔矢などを購入したり、おみくじを引いたりする人たちの姿も見られました。」
2015「さい銭を投げ入れたあと、拝殿の前で手を合わせて、ことし1年の無病息災や商売繁盛などを祈っていました。」
2016(昨年、電気系統から出火して全焼した、八戸市・蕪嶋神社)
「建物があった境内は、火事以降、立ち入りはできませんが元日は開放され、初詣の大勢の人たちが拝殿があった場所で手を合わせことし1年の無事と神社の再建を願っていました。」
山形局
2013(鶴岡市・荘内神社)「順番にさい銭を投げ入れ、それぞれ新年に向けた願いを込めて手を合わせていました。」
2014(護国神社)「順番にさい銭を投げ入れ、新年の願いを込めて手をあわせていました。」
2015(護国神社)「さい銭を投げ入れては手を合わせ、家族の健康やことし1年の幸せを願っていました。」
2016(南陽市・熊野大社)「拝殿の前で手を合わせ、新しい年への願いを込めて祈っていました。」
千葉局(成田山新勝寺)
2013「線香の煙で身を清めたあと、次々に大本堂に上がってさい銭を入れ、手を合わせてことしがよい年になるよう願っていました。」
2014「線香の煙で身を清めたあと大本堂へと進み、さい銭を投げ入れて新しい年への願いを込めて手を合わせていました。」
2015「線香の煙を手であおいで身を清めたあと、大本堂でさい銭を投げ入れ、この1年の願いを込めて静かに手を合わせていました。」
2016「家族連れなどが白い息を吐きながら境内に長い列を作りました。そして、大本堂まで進んでさい銭を投げ入れたあと、家族の幸せや商売繁盛など、新しい年へのそれぞれの願いを込めて静かに手を合わせていました。」
静岡局
2013(静岡浅間神社)「訪れた人たちは次々にさい銭を投げ入れて無病息災や家内安全を願っていました。」
2014(富士山本宮浅間大社)「大勢の家族連れや若者らが訪れ拝殿の前に設けられたさい銭箱に次々とさい銭を投げ入れ、家内安全や無病息災など手を合わせて祈っていました。」
2015(袋井市・法多山尊永寺)「集まった家族連れや若者がカウントダウンをして午前零時になるとは一斉にさい銭を投げ入れて1年の無病息災を願いました。」
2016(静岡浅間神社)「午前中から家族連れや友人どうしなど多くの参拝客が初詣に訪れました。そして、拝殿の前でさい銭箱に小銭などを投げ入れては手を合わせ、ことし1年間の無病息災や家内安全などを願っていました。」
京都局(伏見稲荷大社)
2013「順番にさい銭を投げ入れては手を合わせて商売や仕事がうまくいくことや家族の健康などを祈っていました。」
2014「順番にさい銭を投げ入れて商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
2015「順番にさい銭を投げ入れては商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
2016「順番にさい銭を投げ入れて商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
松江局
2013(出雲大社)「さい銭を投げたあと、かしわ手を4回打つ、出雲大社独特の方法で手を合わせ、1年の幸せを願っていました。」
2014(出雲大社)「さい銭を投げたあと手を4回たたく出雲大社独特の方法で、ことし1年のそれぞれの願いを込めて、手を合わせていました。」
2015(八重垣神社)「訪れた人たちが良縁や家内安全などを祈っていました。」
2016(出雲大社)「訪れた人たちは、正月の期間中だけ特別に開放されている八足門の中まで入り、さい銭を投げ入れたあとかしわ手を4回打つ独特の方法で手を合わせことし1年の幸せを願っていました。」
大分局(宇佐神宮)
2013「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせ今年1年の無事や健康を祈っていました。」
2014「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせことし1年の無事や健康を祈っていました。」
2015「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせことし1年の無事や健康を祈っていました。」
2016「拝殿でさい銭を入れて鈴を鳴らし、新しい年への願いを込めて手を合わせていました。」
長崎局(諏訪神社)
2013「拝殿ではそれぞれさい銭を投げ入れゆっくりと目を閉じながら手を合わせ、願い事をする姿が見られました。」
2014「拝殿では参拝客が次々とさい銭を投げ入れては目を閉じて静かに手を合わせ、願い事をしていました。」
2015「さい銭を投げ入れて手を合わせ、新年の願い事をしていました。」
2016「さい銭箱に次々と小銭を入れて手を合わせ、1年の願い事をしていました。」
千葉局と大分局がマンネリ脱却。京都局は安定の使い回し。
ついでに、テレビで見た仙台放送局の元日のニュースより。
仙台市に昨年オープンした「仙台うみの杜水族館」の正月イベントが「海の生き物 水族館で新年祝う」として伝えられた。
アシカのショーを伝える箇所で「(アシカが)羽子板を口の上にバランスよく載せたりすると」という文章があった。(ネットでは該当の文章カット)
映像によれば、おなじみのボールを載せる芸のボールの代わりに羽子板を使ったもの。
気になったのは、「口の上にバランスよく載せ」。それって、一般的には「鼻」もしくは「鼻先」に載せると表現するのではないだろうか。
たしかに、鼻は「口の上」だけど、アシカの顔の作り(犬とほぼ同じ)と実際の芸のやり方からしても、いちばん突出した鼻そのものに載せているみたいだ。日本語として間違ってはいないけれど、イメージすると違和感を禁じ得ない表現。
ちなみに、Googleで「アシカ "鼻の上にボール"」で検索すると結果は約2030件、「アシカ "鼻先にボール"」は約393件、「アシカ "口の上にボール"」はわずか3件。
何よりも、水族館の公式ホームページには「巨大な羽子板を鼻先に乗せる「羽子板バランス」に挑戦します。」とある。やっぱり鼻でしょ。仙台局は、どうして回りくどい言い回しにしたのだろう。
※お盆の墓参りでも同じような状況なのだった(リンク先後半)。
※翌2017年はまとめるのをやめました。その事情はこちらにて。
日本では、クリスマスから正月までの1週間の間で、店のディスプレイがあわただしく変わるもの。
ところが、秋田駅前の商業ビル「フォンテAKITA」の2階出入口前では、2011年は1月10日頃までクリスマスツリーが設置され続け、帰省などで来た人に笑われていた。
翌年以降は、クリスマスが終わるとすみやかに撤去され、意識するようになったのだと思っていた。
ところが、2015年12月31日。
まだクリスマスツリーが!(夜はしっかり点灯した)
再び元に戻ってしまった。いつ片付けるのでしょう…
※2016年1月21日現在、そのまま。続きはこの記事後半。
少し西へ進んで「エリアなかいち」。
3施設の中央・大型画面の下の「なかいち広場」にもクリスマスツリーが置かれる。
1年前の2014年末~2015年始には、クリスマス後も木はそのまま置いて、装飾を取り換えて“正月ツリー”に改装して飾り続けるという、斬新なことをやっていた。
ところが今年は、クリスマスが終わると、早々に撤去されてしまった。それが本来のやり方だし、改装も手間なんでしょうね。
さらにところが、広場から西側の通路の飲食店の前。
まだツリーが!(そして左上には「迎春」)
これはテナントの1つが自主的に設置しているのかもしれないけれど、あっちを撤去したらこっちもなんとかしたら?
※2016年1月12日現在、そのまま。
さて、エリアなかいちの西側向かいに、明治12年創業の呉服店「加賀正(かがしょう)」があった。
ビルの1階に店を構え、3階になかいちの再開発組合が入っていたこともあった。
その合名会社加賀正が、2015年11月に負債総額約3億1000万円で倒産した。
なかいち側から
店はシャッターが下りているが、看板はそのまま、紅白の幕もそのままではためいていた。(ショーウィンドウの展示物は
少し西に進んだ、(元)百貨店「木内(きのうち)」は、12月28日から1月1日までしっかり休業。
食料品を扱わなくなったし、オープンすれば光熱費もバカにならないし、これはこれでいいのかもしれない。
※木内に関するくだらない新発見があったのですが、後日改めて。
さらに西へ行って、旭川の二丁目橋対岸の「那波家の水汲み場」跡のケヤキ。
2015年の秋は紅葉がうまくいかず、枯れてチリチリになった葉が一部の枝にくっついていた。
雪が付いた(この記事後半)から、さすがに落ちてしまったかと思ったら、
二丁目橋の上から
まだ葉が残っている!
相当しぶとい。いつまで残るか。※続きはこの記事後半
さらにさらに西へ進み、県庁市役所の手前、県庁第二庁舎向かいの第二庁舎前バス停のところに、コンビニがある。デイリーヤマザキ山王二丁目店。
正月に通りかかると、店内が暗い。「年中無休」とドアにあるのに、
やってない?
官庁街・オフィス街に位置し、客はいそうだったのに、まさかコンビニ競争に負けてやめた?!
ドアに張り紙があった。
「お正月臨時休業のお知らせ」
12月31日18時から1月3日まで、休業するとのこと。(4日は「通常営業」とあるけれど、日付が変わった瞬間にオープンするのかな)
なるほど。
官庁街・オフィス街に位置するだけに、極端に客足が落ちる3が日は思い切って営業しないのか。
「年中無休」の表示はウソになってしまうけれど、上記木内と同じく、スタッフや光熱費を考えると無駄な消耗がなくて合理的かもしれない。
【2017年1月21日追記】この後2016年中に、この店は日曜日が定休日となり、ドアの「年中無休」も書き換えられた。
そういえば、スーパーなどの定休日廃止・元日営業(=年中無休化)が一般化したのはここ20年ほど。
昔は元日は休みで2日が「初売り」だった。(今の木内と違って、どこも年末は大みそかまで営業していた。あくまで元日は店を開けなかったということ)
秋田県で1月1日に初めて営業したスーパーは、1996年のダイエー秋田店だったそうだ。
昔の元日の街は、静まり返って、初詣以外には出かける所がなかったものだ。それが正月ならではのものだったが、今ではもう体験できなくなってしまった。
毎年恒例(昨年)のNHK各放送局の初詣のローカルニュースの言い回し比較。
例年どおり、ネットに掲載された文章から該当部分を引用しています。放送では、それ以外の文章が読まれた可能性もあります。
青森局(2015年まで善知鳥神社)
2013「さい銭を投げ入れてから、静かに手を合わせたり、絵馬に願いごとを書き入れたりして、ことし1年の幸せを祈っていました。」
2014「さい銭を投げ入れたあと、拝殿の前で手を合わせてことし1年の家族の健康や商売繁盛などを祈っていました。また、境内では、縁起物の熊手や絵馬がついた破魔矢などを購入したり、おみくじを引いたりする人たちの姿も見られました。」
2015「さい銭を投げ入れたあと、拝殿の前で手を合わせて、ことし1年の無病息災や商売繁盛などを祈っていました。」
2016(昨年、電気系統から出火して全焼した、八戸市・蕪嶋神社)
「建物があった境内は、火事以降、立ち入りはできませんが元日は開放され、初詣の大勢の人たちが拝殿があった場所で手を合わせことし1年の無事と神社の再建を願っていました。」
山形局
2013(鶴岡市・荘内神社)「順番にさい銭を投げ入れ、それぞれ新年に向けた願いを込めて手を合わせていました。」
2014(護国神社)「順番にさい銭を投げ入れ、新年の願いを込めて手をあわせていました。」
2015(護国神社)「さい銭を投げ入れては手を合わせ、家族の健康やことし1年の幸せを願っていました。」
2016(南陽市・熊野大社)「拝殿の前で手を合わせ、新しい年への願いを込めて祈っていました。」
千葉局(成田山新勝寺)
2013「線香の煙で身を清めたあと、次々に大本堂に上がってさい銭を入れ、手を合わせてことしがよい年になるよう願っていました。」
2014「線香の煙で身を清めたあと大本堂へと進み、さい銭を投げ入れて新しい年への願いを込めて手を合わせていました。」
2015「線香の煙を手であおいで身を清めたあと、大本堂でさい銭を投げ入れ、この1年の願いを込めて静かに手を合わせていました。」
2016「家族連れなどが白い息を吐きながら境内に長い列を作りました。そして、大本堂まで進んでさい銭を投げ入れたあと、家族の幸せや商売繁盛など、新しい年へのそれぞれの願いを込めて静かに手を合わせていました。」
静岡局
2013(静岡浅間神社)「訪れた人たちは次々にさい銭を投げ入れて無病息災や家内安全を願っていました。」
2014(富士山本宮浅間大社)「大勢の家族連れや若者らが訪れ拝殿の前に設けられたさい銭箱に次々とさい銭を投げ入れ、家内安全や無病息災など手を合わせて祈っていました。」
2015(袋井市・法多山尊永寺)「集まった家族連れや若者がカウントダウンをして午前零時になるとは一斉にさい銭を投げ入れて1年の無病息災を願いました。」
2016(静岡浅間神社)「午前中から家族連れや友人どうしなど多くの参拝客が初詣に訪れました。そして、拝殿の前でさい銭箱に小銭などを投げ入れては手を合わせ、ことし1年間の無病息災や家内安全などを願っていました。」
京都局(伏見稲荷大社)
2013「順番にさい銭を投げ入れては手を合わせて商売や仕事がうまくいくことや家族の健康などを祈っていました。」
2014「順番にさい銭を投げ入れて商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
2015「順番にさい銭を投げ入れては商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
2016「順番にさい銭を投げ入れて商売繁盛や家族の健康を祈っていました。」
松江局
2013(出雲大社)「さい銭を投げたあと、かしわ手を4回打つ、出雲大社独特の方法で手を合わせ、1年の幸せを願っていました。」
2014(出雲大社)「さい銭を投げたあと手を4回たたく出雲大社独特の方法で、ことし1年のそれぞれの願いを込めて、手を合わせていました。」
2015(八重垣神社)「訪れた人たちが良縁や家内安全などを祈っていました。」
2016(出雲大社)「訪れた人たちは、正月の期間中だけ特別に開放されている八足門の中まで入り、さい銭を投げ入れたあとかしわ手を4回打つ独特の方法で手を合わせことし1年の幸せを願っていました。」
大分局(宇佐神宮)
2013「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせ今年1年の無事や健康を祈っていました。」
2014「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせことし1年の無事や健康を祈っていました。」
2015「さい銭を投げ入れたあと、拝殿に向かって手を合わせことし1年の無事や健康を祈っていました。」
2016「拝殿でさい銭を入れて鈴を鳴らし、新しい年への願いを込めて手を合わせていました。」
長崎局(諏訪神社)
2013「拝殿ではそれぞれさい銭を投げ入れゆっくりと目を閉じながら手を合わせ、願い事をする姿が見られました。」
2014「拝殿では参拝客が次々とさい銭を投げ入れては目を閉じて静かに手を合わせ、願い事をしていました。」
2015「さい銭を投げ入れて手を合わせ、新年の願い事をしていました。」
2016「さい銭箱に次々と小銭を入れて手を合わせ、1年の願い事をしていました。」
千葉局と大分局がマンネリ脱却。京都局は安定の使い回し。
ついでに、テレビで見た仙台放送局の元日のニュースより。
仙台市に昨年オープンした「仙台うみの杜水族館」の正月イベントが「海の生き物 水族館で新年祝う」として伝えられた。
アシカのショーを伝える箇所で「(アシカが)羽子板を口の上にバランスよく載せたりすると」という文章があった。(ネットでは該当の文章カット)
映像によれば、おなじみのボールを載せる芸のボールの代わりに羽子板を使ったもの。
気になったのは、「口の上にバランスよく載せ」。それって、一般的には「鼻」もしくは「鼻先」に載せると表現するのではないだろうか。
たしかに、鼻は「口の上」だけど、アシカの顔の作り(犬とほぼ同じ)と実際の芸のやり方からしても、いちばん突出した鼻そのものに載せているみたいだ。日本語として間違ってはいないけれど、イメージすると違和感を禁じ得ない表現。
ちなみに、Googleで「アシカ "鼻の上にボール"」で検索すると結果は約2030件、「アシカ "鼻先にボール"」は約393件、「アシカ "口の上にボール"」はわずか3件。
何よりも、水族館の公式ホームページには「巨大な羽子板を鼻先に乗せる「羽子板バランス」に挑戦します。」とある。やっぱり鼻でしょ。仙台局は、どうして回りくどい言い回しにしたのだろう。
※お盆の墓参りでも同じような状況なのだった(リンク先後半)。
※翌2017年はまとめるのをやめました。その事情はこちらにて。