広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新屋かまくら2016

2016-01-31 13:38:48 | 秋田の季節・風景
秋田市南西部の新屋(あらや)地区で、恒例の「第14回 あらや大川散歩道雪まつり」が30日に開催された。※昨2015年
看板

1週間ほど前にいつもの冬らしくなった秋田市は、その後、新たな積雪はほとんどなし。気温は朝晩はわりと冷え込む日が続いた。気象データ上の積雪は8センチだが、路面や土が見えている場所が多い。
秋田市中心部・大町通り。路肩に雪が残る程度

昨年はほぼ積雪ゼロの状態で開催されたが、今年も似たような状態。夜の気温は0度前後で、寒かった。
冒頭の写真のように、現地には「雪が少ないため、例年のような「光のファンタジーロード」の演出ができませんでした。」と規模を縮小する断り書きがあった。たしかに、秋田公立美術大学の学生による雪のオブジェなどは見られなかった。ただし、昨年はあった。
まだ明るい美大構内。路面が見える
それでも、例年と変わらず秋田公立美術大学からJR羽越本線・新屋駅まで切れ間なくミニかまくらが並び、途中の本部前ではLEDも使った電飾、(本物の大きい)かまくら、飲食物の提供などが行われ、多くの人が訪れていた。昨年は、フルサイズかまくらはなかった。
【2月2日追記】2日付秋田魁新報によれば「約2千個のミニかまくら」。
美大構内では、ミニかまくらの代わりにペットボトルも使用
秋田工業高校のタワー(?)と比べると、こっちのほうがずっと立派だ!

暗くなってくると、今年もいい雰囲気に。
美大正面「サークルプラザ」

風がなく、ろうそくも消えにくい

新屋駅方向へ向かって、貨物線路跡の遊歩道を進む。こちらはそれなりに雪が残っていた。
倉庫棟
8棟の旧・国立米倉庫を転用した、美大実習棟や市立新屋図書館(の裏側)には、遊歩道沿いに木造の庇の付き通路「雁木(がんぎ)」が伸びていて、アクセントになっている。
※雁木の下の路面が滑りやすい材質なので、天候や靴底によっては要注意。(今はなきダイエー裏のミスド前のタイル並みの滑りやすさ?!)

この雁木部分が、かつてはプラットホームで、遊歩道部分に乗り付けた列車に米が出し入れされていたそうだ。
 夜のホームって感じがする

住宅街の遊歩道
現時点で残っている雪は、ザラメ状になったのが凍り固まったものでとても硬い。ミニかまくらへ加工するのは大変だったことでしょう。

次の週末は寒波襲来が予想されているけれど、どうなるやら。たしか2月6日には、泉地区でミニかまくらが開催される。

翌2017年の模様
コメント
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