広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

やっといつもの冬

2016-01-24 19:14:27 | 秋田の季節・風景
21日は大寒。いちばん寒い時期である。
その前後に全国的に寒波が襲来(90年ぶりの強さだとか?)し、西のほうで本格的な雪となった。
1週間前には東京で、この週末は長崎や鹿児島など九州でもけっこう積もった。奄美大島では115年ぶりの雪。雪と寒さに不慣れな土地では、外出はもちろん、家の中も寒くて大変そう。【25日追記】沖縄本島では、観測史上初の雪(正確には「みぞれ」。気象データ上はみぞれは雪に含まれるとのこと。沖縄本島以外では39年前に久米島で観測)

東北地方など雪国では、今シーズンこれまでは雪がとても少なかったのが、この寒波でやっと例年程度になった所が多い。寒波そのものは流れこみ方が弱いようで、それほどでもない。秋田市は、18日以降は積雪17センチ程度で推移(今日の長崎市と同じくらい)。気温は朝はマイナスになるものの、昼はプラス1度くらいまで上がり、今シーズンは真冬日未観測。
※データ上は、平年値よりわずかに積雪は多く、最低・最高気温とも寒いようだ。

やっといつもらしい冬になったと感じたけれど、猛吹雪や肌を刺すようなキーンとした寒さになることは少なく、トータルでは今のところ今冬は楽に感じる。
秋田駅東口・アルヴェ14階から東側の家並みと太平山
西の大寒波とは裏腹で穏やか。太平山が姿を現すことも。
家々の屋根が雪で真っ白に統一されてきれい。


大町のニューシティ跡地
青空が見えることさえある。大きな道路は路面が露出し、乾いている。

秋田市街地の道路では、先週、今シーズン初めて除雪車が本格的に稼働した。
南通。まだ雪で真っ白な道もある
住宅地の細い道路も除雪されたが、まだ路面に雪が残る(圧雪状態)所もある。
特に、日当たりや風のせいか高いマンションの下や、車が出入りする駐車場前では、路面がテカテカツルツルになっていて、怖い。


年始の続き
二丁目橋・那波家の水汲み場跡のケヤキの一部の葉が、紅葉せずにチリチリに枯れて枝についていた。
今日現在まだ残っています
※2月23日現在でも、まだ残っている。少し減った気がするものの、春分の日の3月20日でも残る。4月5日でもちらほら残る。最終的にはこうなった


そういえば、昔はここ(二丁目橋下の旭川)で、牛島(?)の空手教室(?)の子どもを中心とした生徒たちが「大寒みそぎ」を行うのが、毎年ローカルニュースで報道されたものだ。何年か前には、12月中に時期が移動していたと思ったが、近年は報道されなくなった。やめたのかしら。


秋田駅前「フォンテAKITA」の時期外れのクリスマスツリーも、21日時点でまだ撤去されずに残っている。※1月30日時点でもそのまま。その後、2月4日までにはようやく撤去された。
お掃除されていた(1月上旬撮影)
見た目からして、やはりクリスマスツリーと呼ばざるを得ない。
今シーズンは、JR秋田駅やエリアなかいち、商店街などが協力して、「あきた光のファンタジー」と銘打ったイルミネーションを2月いっぱい各所で実施している。
フォンテはそれには加盟していないようだけど、便乗しているのでしょうか?
それだったら、クリスマスに限定されないデザインにするとか、クリスマスが終わった時点でリニューアルするとかできるでしょう。もうちょっと配慮してほしい。
左奥の秋田駅ビルの壁面の光が「光のファンタジー」の1つ


もう1つ、時期外れアイテム。
昨年もそうだったのだけど、大町の「協働大町ビル(旧・協働社大町ビル)」の門松。今日現在、まだ出ている。
昨年とほぼ同じ仕様(先週撮影)
本来は1月7日もしくは15日まで設置するものを、昨年の大町ビルは26日頃になってやっと撤去された。今年もそろそろでしょうか?

ほかに大町ビルに変化。
正面中央部に足場が設置された
先週、コメントで教えていただいたように、大町ビルでは耐震改修工事を行うそうだ。
先週中頃には、右側のみちのく銀行秋田支店跡のシャッターを上げて、中に資材を搬入していた。その後、足場が組み始められたことになる。
※1月28日頃までには、足場はそのままの位置(壁全面などでなく)でシートで覆われた。28日時点で、門松はまだある。30日夕方に見たら、撤去されていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついに更新? | トップ | 網看板/加賀正 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿