田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

ドレスコード

2017年05月12日 | 日記
 固い話の『ドレスコード』だが、Wikiによれば服装規定とあり、社会の中のさまざまな場所と機会、また行事や催し物、パーティやディスコなどの場面で当然、その場面でしかるべきとされる服装のことをいうそうだ。周囲への配慮から始まったエチケットとある。制服とは少し違う。
 
 お葬式にデニム(綿の織物かな?)で行ってしまったことを恥じる芸能人の告白があった。お葬式はムッシュ・かまやつひろし氏であり、私はその模様をテレビで垣間見た。どのようなお葬式をしようが故人の自由、参列者の自由だが、見慣れぬ私は、歌い騒ぐ式には違和感を覚えた。しかし、何度も言うが、本人(遺言とか)家族や遺族の自由である。
 
 このような式にドレスコードがあるのは不思議だった。私なりの常識では、告別式案内状に「故人の遺志により平服でのご参列を・・」とあれば黒っぽいスーツに黒ネクタイで良かろう。暑くてもクールビズはだめだろう。話はそれるが、クールビズはエチケット違反だと思う。今の日本はこの季節はクールビズが制服と勘違いしている。
 
 告別式案内状に平服とあっても、私は喪服、いわゆる略礼服で行ったものだ。つまり男の喪服はダークスーツである。就活学生のファッションは気味悪い。正式な喪服だったらモーニングコートだろう。ちなみに私は結婚式に一度着ただけである。つまり礼服なんだ。
 
 ドレスコードをエチケットとするならば、葬儀には葬儀としてのエチケットがあり、偲ぶ会にはそれなりのエチケットで、皆がそろってドレスコードに縛られることはない。一見理解しがたい芸能界の催しがテレビで流されると、それがエチケットかのように理解されてしまう。間違っても故人が好きだった演歌などを歌わぬようにと思う、蒸し暑い今日この頃なのだ。