越後の大工刃物販売日記

大工刃物産地の新潟から日々感じた一言。
最近は食べ物ブログに変更しつつある?

潤滑防錆加工 真道勝雄作 両刃鋸

2011-06-29 21:26:40 | 道具
【 今日は久しぶりの 業界ネタです。】




真道勝雄は信州長野の高級両刃鋸として有名な鋸でしたが、
昨年惜しまれつつ廃業されました。
 
木を切る道具としては近年では替刃式鋸やチップソーなどが主流になり、
昔ながらの両刃鋸は使われることが少なくなっていましたが、
先日近くの大工さんが「真道さんが廃業されたのなら在庫の鋸が欲しい」と
当社にある鋸をたくさん買って行かれました。

「真道勝雄作」「手打真道勝雄作」の両刃鋸はほとんどなくなったのですが、
調べてみましたら錆を防ぐ加工をした「真道勝雄」の鋸が数枚見つかりましたので
ご紹介します。

ほとんど世に出なかった「潤滑防錆水龍真道勝雄作9寸両刃鋸」です。

両側の刃以外の板の部分にテフロン加工がしてあり、錆を防ぎ木の中に滑るように
入って行きます。

かっこいいですね。 9寸が2枚だけの限定販売です。



こちらは「潤滑防錆歌舞伎真道勝雄作9寸両刃鋸」で1枚限定です。



近日(予定では明日)「越後の大工刃物・大工道具」の販売サイトで紹介しますので
興味のある方はご覧ください。


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以前に記事でお話したように7月から新しい勤務先に勤めるために、
娘が今日新潟のアパートに引っ越して行きました。

こちらに戻ってから1年以上自宅でいっしょに生活していたので寂しいですが、
大人になる(年令的にはすでになってるけど )ための教育期間?と
思ってがんばってもらいたいものです。


コメント
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