越後の大工刃物販売日記

大工刃物産地の新潟から日々感じた一言。
最近は食べ物ブログに変更しつつある?

「与板ミニ削ろう会」無事終了しました。

2011-06-05 22:40:58 | 削ろう会
「与板ミニ削ろう会」2日目の今日、予報では気温が下がり過ごしやすくなるはずだったのに
大間違いで体育館の中は参加者の熱気もあって昨日よりかなりの蒸し暑さ 

今日から参加される人も早朝から続々と受付をすませて、
昨日とは違い賑やかな会場風景です。



朝方まだそれほど忙しくない時間帯に「引いて見ませんか?」と声をかけていただき

まず、優勝経験者の千葉の川口さんの模範削り



そして素人のおっちゃんの削り(笑)

薄削りをするには鉋、研ぎ、台の調整、材料の種類・コンディションなどにプラス「削りの腕」が
必要で、全く同じ条件で削っても薄く削れる人と削れない人もいます。

やはり難しい。(当たり前。素人がそう簡単には削れません)



地元ケーブルテレビのクルーもあちこちで撮影されていたようです。

午前中はおかげさまで当社販売コーナーにもお客さまが次から次へと来ていただき
てんてこ舞い状態がしばらく続きました。

たぶんその間に長岡市長も来訪されたようですが、全く気がつかずに失礼しました。
(こちらは2階にいたので気がつかなくてもしかたない・・・)



ようやく一息ついたころ、このブログファンというご夫婦の奥さんが下で買って来たと
見せてくれたのがこれ。



今まで「削り華」で作った花はいろいろ見ていましたが、この帽子はすごい!

最後の1個だったということで後で見に行った時には残念ながらありませんでした。

ちょっと欲しかったかも?



舟弘さんの奥さんの指導による教室も大盛況。



ほら、すごいでしょう。



今日は三条の小吉屋さんも会場で台仕込みの技の実演。



優勝候補の川口さん、そろそろ本気モードでの削り。



そのまま細田測定委員長のもとで測ると・・・



5ミクロン(5/1000ミリ)でその時点での暫定1位(他にも数人5ミクロンを記録)



午後も販売コーナーはお客さんが途切れることなく順調にお買い上げいただきましたが、
2時過ぎには、親戚の法要に出席するために一足早く帰らなければならず断腸の思い。

後ろ髪を引かれる(ここは笑うところではありません)思いで
みんなに挨拶して会場を後にしました。

ここからは家内が撮った写真なのでお見苦しくて申し訳ありません。

えっ?たいして変わらない? そうですか (笑)

3時から「削り華」と「薄削り」の表彰式。

まず「削り華コンテスト」は

第1位 白田(はくた)さま 

(発表されたお名前は、当日家内が耳で聞いただけであいまいでしたが、
「次回川越大会役員 川越世話人会 白田さまの奥さまですよ」との
ご連絡をいただきました。 お詫びして訂正いたしました)



第2位 丸山さま?



第3位 松本さま?



豪華景品が贈答されました。 おめでとうございました。

(名前などが間違っていましたらご指摘ください。 訂正いたします。)


続いて「薄削り」の表彰。

優勝は五十嵐透氏

先月の「第一回三条削ろう会」でも「三条市長賞」をとっておられ2ヶ月連続の優勝です。



優勝景品は碓氷健吾氏提供の「序乃舞」(碓氷さん気前良すぎ・・・笑)



第2位 原佑介氏(おっ!地元与板の期待の星が2位になりました 



第3位 川口泰弘氏(写真右)  第4位 矢本悠氏(写真左) 

このお二人は千葉県から参加され、入賞の常連さんです。(だから審査がちょっと厳しい?)

記録は優勝から4位までの4人とも4ミクロンだったらしいが
あとは削り華のきれいさで決まったのかな? 
(あれからみんなまた記録を伸ばしていたんだ)



優勝の五十嵐さんの「削り華」



商工会のスタッフの方のお話だと2日間で約500人くらいの参加者があったようです。

今回は新しい企画での第1回目の「ミニ削ろう会」でしたが、
これから毎年定期的に開催されるようです。

おかげさまでお天気にも恵まれ(ちょっと暑かったけれど搬出終了後に雨が降りました)
参加者も多数お出でいただき大成功でした。

全国各地から与板町に来訪された方々にお礼申し上げます。


最後に開催に向けてがんばっていただいた舟弘さん、商工会、越後与板打刃物組合、
そしてボランティアのスタッフの方々、大変お疲れさまでした。

そしてありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

コメント
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