越後の大工刃物販売日記

大工刃物産地の新潟から日々感じた一言。
最近は食べ物ブログに変更しつつある?

「第一回三条削ろう会 二百年杉御柱建」 2日目

2011-05-09 18:15:30 | 削ろう会
【 昨日5月8日(日)の話です。】

8日(日)は「第一回三条削ろう会 二百年杉御柱建」の2日目でした。

かなり前から天気予報をチェックしていてもこの日はずっと「曇り時々雨」でしたが
みんなの願いが天に届いたようで一日雨が落ちることなくもちました。

昨日は準備日のようだったのでいよいよ今日が本番です。

昨日すばらしい削り華を出していた大会実行委員長の渡辺文彦氏の挨拶から。

(横向きの写真しか撮れなくてすみません・・・汗)



「二百年杉御柱建」にご尽力いただいたお三人の方々

左から山梨県の雨宮国広さん(42)と、茨城県の山崎伸一さん(52)、長野県の下平剛志さん(34)



雨宮さんを検索していてこんな映像も見つけました。音が出ます。




薄削り大会がスタートしましたが、震災の影響から参加者のキャンセルなどがあり
少し寂しい会場内風景です。



常連さんはすぐに調子を出していい感じです。



10ミクロン以下の削り華が次々と提出されてレベルは高いです。



会場の外では三条マルシェ~ごった市@ホコテンが開催されていて
こちらは歩くのもままならないほどのすごい人出!



スイーツのお店は大行列で、中にはなにかわからないで並んでいる人も(笑)



久しぶりにお会いした「坪源」さんも出店されていました。

大工さんより一般向けの商品群で、大繁盛でした。



ねっ! すごい人出でしょう。



相馬野馬追」こんなポスターが貼ってあったので思わず撮りましたが
今年は予定通り開催されるのでしょうか?



もうひとつのイベントの鍛冶道場での「鍛冶ふれあい工房」

包丁研ぎの講習もやっていました。



工作を楽しむ家族がたくさんいて楽しそう。



こんなのを作っているのでしょうか?



午後1時からいよいよ記念事業の「御柱建」が三条の国定市長の挨拶から始まりました。



神事なので清めの太鼓が3曲披露されました。 

三小相承会の迫力ある太鼓に大感激! 男でも「惚れてまうやろ~!」



長さ10メートル、太さ1メートル、重さ2トンの丸太を5日間かけて
「斧(おの)はつり」で柱に加工作業した3人衆です。



安全のためクレーンも使って



吊りあげます。



会場の三条市民と被災された南相馬の方々とが力を合わせて
ロープを引いて御柱を建てました。



みんなの力 とクレーン で見事に建ちました。

国定三条市長の筆による「東日本大震災復興祈願 三条記念事業」の文字が。



風は異常に強かったけれど晴れていてよかった。 雨だったら大変だったことでしょう。

思ったより時間がかかり終わったのが2時半で、あわてて会場内に戻ると
販売終了の時間なのでかたづけをするとのこと。

3時半まで販売するのかと思っていたらそれは全ての終了時刻でした。

かたづけ始めるとかけこみの買い物が次々とあり大忙しになりました。

おかげさまでいろんな商品をお買い上げいただき出店した甲斐がありました。

表彰式をやっていたようですが、かたづけにかかりっきりで
見ることができませんでした。

後日の新聞報道によると成績は以下のとおり

三条市長賞     山形県 五十嵐透さん(47) 記録6ミクロン

商工会議所会頭賞 栃木県 斉藤秀男さん(43) 記録7ミクロン


細かい商品を展示してあったので搬出に時間がかかり一番最後でしたが
それでも3時半ころには終了して会場をあとにしました。

大会の運営に関わられた役員、スタッフの方々2日間大変お疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

当店でお買い上げいただいた方々にも感謝いたします。

一期一会のふれあいあり、顔なじみの方やネットでメールのやり取りした方など
いろんな出逢いがありました。

「また来月与板に行くね」とたくさんの方に声をかけていただきうれしくなりました。


来週は福井県あわら(旧武生)で来月は与板でミニ削ろう会がありますので
興味ある人はどうぞ参加してみてください。

福井は出張の途中で見学に、そして与板では販売で参加予定ですので
よろしくです。

コメント
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