以前、自分のHPで紹介したこともある「火天の城」(「お薦めBook」の一番下を参照)
先日の京都での展示会の時に、お話した大工さんが「かてんのしろのセットを作ってきた。」との言葉を聞いた瞬間に頭の中には「火天の城」の文字が浮かんですぐに話についていけました。
「今、滋賀と京都でセットを組んで、映画を撮っていて来年には公開になるらしい。」との貴重な情報に、この本を読んで感動していた私は、とてもうれしく思わず話が盛り上がってしまいました。
その後、調べたら映画の「火天の城」は2009年秋に公開とのことで、今から楽しみです。
主人公の熱田の宮番匠 岡部又右衛門に西田敏行、織田信長に椎名桔平という配役もいいんじゃない。
(宮番匠は宮大工のこと。)
この業界にいる者としては、絶対に見たい映画です。
「一番の見せ場のあの場面は、実写では無理だからCGを駆使するしかないな。」などと今からワクワクしています。
しかし、なぜあの大工さんは私にいきなり「かてんのしろ」の話をしたのだろう?
たぶんこの本を知らない人は、「はあ? 何ですかそれは?」の反応でしょうから。
奇跡的な偶然? そんなおおげさなもんじゃないか。