hasyan の 旅の散歩道

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高松市・四国村(四国民家博物館)の紅葉の秋  2011.12.04

2011年12月06日 08時03分03秒 | 公園・名所・名勝


  所在地  四国村  香川県高松市屋島中町91

 四国村「四国民家博物館」は源平の古戦場として知られる屋島山麓の地に、四国各地から古い民家を移築復原した野外博物館です。昭和51年に開設して以来、社会教育の場また観光スポットとして、「四国村」の愛称で多くの方々に親しまれています。ちょっと覗いてみました。

 駐車場の下には、お食事・休憩に利用できます、茅葺きの古民家を改装した手打ちうどん店「うどんのわら家」があります。その附近の紅葉も綺麗です。

 「わら家」といえば、四国村の門前にあり、かやぶき屋根の民家と水車がトレードマークのうどん店だそうです。紅葉も綺麗で絵になりますね~

 茅葺の屋根と紅葉は、古の昔を想いちょっと心が落ち着きますが、現実に戻り、これだけ古い家があると茅葺の屋根に使用する「カヤ」を調達するのが大変でしょうね

 ここより、四国村に入るには、入村料が¥800です。ちょっと高いようですが入って見ます。

 日本三大奇橋のひとつである「祖谷のかずら橋」ですが、この橋は、祖谷地方の技術保持者を招き材料も本物のの山野に自生するシラクチカズラで編まれて完成しました吊り橋です。

 池の上に、架かっている「ミニかずら橋」ですが、足を置く場所を確保して渡らないと踏み外しますので気をつけてね~

 この舞台では小豆島の地元の島の人達にとって、たった一つの楽しみ、春秋の祭りに開かれた島歌舞伎の舞台がこれです。寄棟造茅葺で上手には建造年代は良くわかりませんが「文久3年(1863)亥吉日、片岡市朝祭礼振付仕候」と墨書きがあるので、江戸末期のものであろうか役者は地元の農民だったそうです。

 これは、山地の農民にとって獣類の被害は恐怖であり猪垣は山畑の農作物がイノシシやシカに食い荒らされるのを防ぐために、畑の周辺を囲う垣根です。地方によっては「シカカベ」ともいいます。粘土に松葉を入れて作ります。

 これ何かわかります? 厠(かわや)・側屋(かわや)とお風呂です。地方の少し前まで母屋のそばに設けるのが一般的で子供のころ寒いときに外へ出て用をたすのが辛かったようです。

 旧河野家住宅で: この民家は、愛媛県の南、小田町の深い谷筋の奥まった急斜面に建っていました。部屋の床はすべて竹を敷き、各部屋に「いろり」が切られ、寒い山間の住まいの特徴を示しています。土間には、和紙の原料にするコウゾを蒸す釜があります。

 順路に沿って歩いていると竹やぶが、その端には紅葉した木があり逆光で綺麗です。

 上から見る、茅葺の屋根、紅葉と茅葺が似合います。

 楮(こうぞ)蒸し小屋で:土佐は高級和紙の産地です。この小屋では伝統の和紙づくりが行われていました。切りそろえた楮やみつまたを束にして、釜に立て、上から桶をかぶせて蒸す。取り出して皮を剥ぎ、黒皮を取り、水に浸した白皮をモチにして、棒でたたく。最後に水に入れてすくい上げ、紙に漉く・・・−和紙作りは、手のかかる作業でした。この附近には、水仙が沢山植えてあり開花の季節には綺麗でしょうね。

 染が滝です。:明治、大正期の民家の基礎に使われていた石をふんだんに用いています。流れる滝の水音に耳を傾ければ、屋島を望む空に向かって、ひととき、こころが和みます。石の美しさをゆっくりとご鑑賞ください。

 水が湧き出て情緒をかもし出され木々が紅葉して綺麗な光景です。

 下り階段を降りていきます。村内には江戸時代から大正時代の民家が12棟移築復原されており、室内には当時使用されていた農具が多数展示されています。四国各地から移築復原されたこれらの建物は、国や県などの指定文化財となっています。附近の風景と建物を見ながら歩きます。

 至るところに、綺麗な紅葉とそれにマッチした光景が見られます。

 旧丸亀藩御用蔵の前には、多くの甕(かめ)が並びます。

 旧吉野家住宅(漁師の家):徳島県の太平洋に面した断崖の下、海部郡由岐町伊座利にあった「漁師の家」。切妻造り平屋建て本瓦葺きの家で、強風を防ぐ役目をしている周囲の石垣を伴っているのは、この地区の漁家の特徴です。

 四季を通して咲く様々な「季節の花」などをお楽しみながら、四国内の施設を村内に復原された「民家・民具」、「伝統産業施設」、「村の共同施設」、「燈台」、建築家・安藤忠雄氏設計の「四国村ギャラリー」、彫刻家・流政之氏による「石の芸術」、見させてもらい堪能しました。
 次回をお楽しみに  では またね





 

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