所在地 別宮の大カツラ 兵庫県養父市別宮1324
但馬の深山には多くのカツラの木が生育し、国や兵庫県の天然記念物に指定されています。カツラの木は但馬を代表する樹木の一つで、県指定は養父市別宮の大カツラがあります。駐車場とトイレが完備しています。駐車場から50mぐらいのところにあります。
別宮の大カツラは標高730mの高原に生育します。樹高27m、株の周囲は14m、枝張りは直径24mあります。昭和40年3月に兵庫県指定文化財になりました。
弘法大師・空海が諸国巡歴の途中にこの地に立ち寄り、教海寺を開いて別宮を発足させ、このカツラを水の神木であると告げたという言い伝えがあります。別宮のカツラは雌木であることから実がなり、付近には実生苗が多く育ちます。また幹にねじれをもつ「捻幹カツラ」で、幹が左巻きにねじれているのがこのカツラの特徴です。
一面、根が地表面でアラベスク模様を描くように、山道が硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったのか、珍しいですね。
ちょっと上に登ってみましたが、植林されているのか多くの木が茂っています。
この山道を登っていくと何処へ行くのかな? 途中で降りてきました。
次回をお楽しみに では またね