所在地 京都市左京区鞍馬本町1074
貴船から貴船川に架かる、この朱塗りの橋を渡ると鞍馬に行けます。
西門は、貴船から鞍馬山に行く参道です。奥之院まで登り坂が続きます。
険しい山道の境内ですが、多くの人が訪れ奥之院まで登り坂で、流れる汗が、かえってここちよいです。
42万平方メートルの敷地はほとんどが、もみやツガの原生林が茂っています。
途中には祠がありました。
やっと奥の院に深い森に囲まれた奥の院魔王殿は、神秘的な雰囲気がします。
約650万年前、地球を救うために金星から魔王が降り立ったという伝説が残されており、
拝殿には地上の創造と破壊をつかさどる天狗姿の魔王尊がまつられている。
奥の院から降りていくと「義経堂」は、
奥州衣川で若くしてなくなった牛若丸(源義経)の御魂が、幼少を過ごした鞍馬山に戻り、遮那王尊として
護法魔王尊にお仕えしていると信じられ、鞍馬山にまつられている場所が義経堂となっている。
堂内の不動明王は、比叡山開祖伝教大師がここに参篭なさったときお刻みになったと伝えられる。
また牛若丸が鞍馬天狗より兵法を学んだ舞台は、このあたりであるといわれています。
牛若が遮那王と名乗って10年余り鞍馬山で修行したのち牛若丸が山をあとに奥州平泉へ下る際、
名残を惜しんで背比べをしたと云われます。
。「大杉権現社」の所に、大魔王降臨説の大杉がある。樹齢千年で3本の幹よりなる巨大な杉であったが、
昭和25年の台風で折れ、今は15m程の根幹を残している。大杉大権現(魔王尊影向の杉)を
素材として光明心殿の魔王尊像と宝殿の三尊尊天像が新しく彫られ、霊宝殿では、大杉権現としてお祀りしている。
折れた大杉権現の傍に植えられた大杉二世が元気にそだっています。
大杉権現附近の、木の根参道の地表には、杉の根が張り巡らせているのが見える。
ここで牛若丸が跳躍の練習をしたという言い伝えがある。
牛若丸が東光坊から奥の院へ兵法の修行へ通う途中、この清水を汲んでのどを潤したと伝えられています。
現在も水は湧き続けています。
「冬柏亭」は昭和5年に建てられ、かつて東京荻窪にあった与謝野晶子の書斎であったようで、
紅葉の時期は、美しい雰囲気は見られます。
奥の院から本殿金堂まで降りてくると「紅葉」が美しくなってきました。
「本殿金堂」です。
鞍馬弘教総本山。770年(宝亀1)鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こり。
平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めています。
ここまで降りてくると紅葉が美しく本殿金堂の前から望む紅葉です。
石階段と灯籠のある階段を紅葉を見とれながら降りていきます。
「本殿金堂」の石階段附近の紅葉は見頃を向かえ素晴らしいですね。
源義経が牛若丸と呼ばれた少年期を過ごした寺としても有名で、紅葉のシーズンには鞍馬寺から貴船まで
多くの観光客が行き交い多くの人出です。
紅葉を見ながら石階段を降りてきました。降りてきた本殿金堂側を見ると紅葉が綺麗です。
鞍馬山七福神です。
「貞明皇后御休息所跡」
大正13年に鞍馬寺へ行啓された、貞明皇后さまが九十九折の坂をお登りになる途中 しばらく
しばらく お休みになったところです。
大分参道を降りてきました。
中門はもともと山麓の仁王門の横にあって、勅使門(ちょくしもん)または四脚門(しきゃくもん)と
呼ばれており、朝廷の勅使の通る門でした。
九十九折参道は、清少納言が『枕草子』で「近うて遠きもの、くらまのつづらおりといふ道」と評した
鞍馬寺の表参道です。ここが「双福橋」です。、福徳の神である玉杉大黒天(たますぎだいこくてん)と
玉杉恵比寿尊(たますぎえびすそん)の二柱の福神を結ぶ橋で、この一角を双福苑(そうふくえん)と呼ばれています
由岐大明神は御所にお祀りされておりましたが、天慶元年に都の大地震、天慶2年には平将門の乱
(天慶の乱)と相次ぐ世情不安に、当時の朱雀天皇の詔により天慶3年(940年)の9月9日御所の北方にあたる
鞍馬に地に天下泰平と万民幸福を祈念し御遷宮されたのであります。有名な鞍馬の火祭はこの社の例祭で、
毎年10月22日夜行われます。
楓の古木「この不思議な姿 生きる力 生かされている命 その玄妙に 想いを運ぼう」
祭神遷座の時、葦のかがり火をたいたという故事にかたどり里人が大小さまざまの松明(たいまつ)を
かついで鞍馬街道から当社へ参詣するので一面火の海となって壮観を極めます。
由岐神社から参道を大分降りてきました。
山門駅から多宝塔駅を結ぶケーブルが見えてきました。
ケーブルの山門駅までたどり着きました。
仁王門からケーブル駅と続く灯籠です。
奥の院から仁王門へ逆のコースをたどりましたが、普通は鞍馬寺の仁王門を通り、本殿金堂へ
ここから先は本格的な山道を登って行きます。この門は、湛慶(たんけい 鎌倉時代に活躍した。
彫刻家、運慶の長男)作の仁王尊像をまつり、俗界から浄域への結界とされています。
鞍馬の仁王門前には、多くの店が立ち並び観光客が訪れています。
鞍馬の駅前には大きな「天狗の面」がお出迎えです。
次回をお楽しみに では またね