hasyan の 旅の散歩道

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浦嶋神社(宇良神社)・布引の滝  2012.08.22

2012年08月24日 14時19分12秒 | 神社・寺院


 所在地  浦嶋神社・布引の滝    京都府与謝郡伊根町本庄浜191

 舟屋の里伊根から国道178を走り、本庄浜から府道623を少し入ったところに、日本人の誰もが知っている浦島伝説「うらしまたろう」は有名な昔話ですが、丹後・伊根町には、最も起源が古いといわれる日本最古の浦嶋伝説が伝わっています。その伝説にまつわる名高い神社が浦嶋神社があります。

 駐車場から水の江里浦嶋公園の前の参道を歩き鳥居のところへ、用水路で子供さんが「ザリガニ」取りをエサは煮干で捕獲されたかな?

 境内には「力石」が、浦嶋風土記によると、浦嶋神社にある二つの円石は、重さ三十二貫(約120kg)もあり、かつて本庄浜の森下弥七、森下仲右衛門、八助などが担いだとされている石です。

 伊根町は日本最古の浦島伝説の地でもあり、浦島神社には、玉手箱などのゆかりの品が数多く残り、神社横には、浦島公園が隣接され、浦島伝説に関して学ぶことができます。

 拝殿の中には、浦島伝説にまつわるものが、

  浦嶋神社は、延喜式神名帳所載によると「宇良神社」と記されています。

  社伝によると、淳和天皇の天長二年の創建。浦嶋子を筒川大明神として祀ったのが創始。浦嶋子は、丹後国与謝郡筒川の庄の浦嶋太郎の子でその太祖が月読命の子孫。当地の領主であったといわれます。いわゆる浦嶋伝説で、雄略天皇二十二年秋七月、浦嶋子は仙亀にひかれて海神の都にたどりつきそこで347年間、乙姫と共に暮らしたが淳和天皇の天長二年、再びこの地に帰って来た。その後、乙姫からもらった玉手箱を開けたところ紫の雲煙があらわれそれまでの紅顔の美少年がたちまち痩せ衰えた老翁となり、亡くなったといわれます。

 当社の神宝には、浦嶋伝説に関するものが多く、乙姫の小袖や玉手箱などが残っているらしいようですが、一度見たいものですね。

 少し、国道178を少し戻ると休憩所があります車も5台ほど止められる駐車場があり、落差100mにも及び、ものすごい音を立てて、勢いよく落ちる水流は壮観で見事。白布を垂らしたように美しいので布引の滝といわれる滝が見られるようですが、

 但し今の時期は、山の山頂付近にある滝なので、降雨時や雪解け水のある時期以外には、なかなかその水流を肉眼で確認することができない為、幻の滝とも呼ばれています。水流がある時は、国道178号線沿いの休憩所から見えるようで見たいものです。今回は残念です。
次回をお楽しみに  では またね

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