hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

山南町の小新屋観音の紅葉 2014.11.23

2014年11月27日 07時46分10秒 | 季節のたより


  所在地   小新屋観音   兵庫県丹波市山南町小新屋観音

 石金山の登山口にあり、これまた山の麓にある紅葉スポットで、ひと気も少なく落ち着いて自然を満喫できそうな小新屋観音があります。

 わぁ~ 紅葉がすごいですね。紅葉した落ち葉がものすごいですね。

 あちこちの切り株に大きなキノコがありますよ。

 石垣の苔生したところに、モミジの紅葉が始まり何ともいえない光景です。

 観音寺川の両側にある、木々は紅葉紅葉で紅色に染まるような気分です。

 あまり敷地は広くありませんが、モミジの樹木が空を覆い、陽光をも遮るくらい所で狭しと生えています。それでも最高の紅葉名所です。

 紅葉の写真を撮っていると、地元の方がちょっとお茶をと持ってこら頂きました。焚き火とお茶で体もほんのりと温まり心も休まるいい気分ですね。

 小新屋観音、永正7年(1510年)、岩尾城主和田日向守斉頼が、千手観音が石船に乗り、寺近くの石金山からふもとに下り立つの霊夢に導かれて本堂を建立し、祈願所として厚く崇拝したと言われています。本堂に本尊十一面千手観音が安置され、両脇に不動明王、毘沙門天王が安置されており、その開帳は33年に一度とされています。
 次回をお楽しみに では またね

桧皮葺き入母屋造りの慧日寺の紅葉 2014.11.23

2014年11月26日 08時43分00秒 | 季節のたより


  所在地  慧日寺   兵庫県丹波市山南町太田127―1

 慧日寺は、篠山川沿いに建つ臨済宗の寺で、広い駐車場に車を止めて、屋根付き橋を渡ると、竹や杉、檜が鬱そうと茂り、陽光が届かないような少し薄暗く幻想的な雰囲気の参道を歩いていきます。

 途中のお寺の門のそばには「八百姫髪塚」があり、ここには、八百姫の髪が埋められているそうです。八百姫とは、この寺の開山の特峯禅師の弟子で、若狭小浜の高橋長舎の娘として生まれるが、幼いとき人魚の肉を食べて以来、娘の若さのまま800歳まで生きたとかこの碑は、美麗、不老長寿、心願成就の八百姫大明神として人々の信仰を集めています。

 古刹には似合わない小さな門が建つが、山門は文政9年(1826)に改修された四脚門で切妻、桟瓦葺、桁行14.25尺、梁間11尺、昭和54年に丹波市指定文化財に指定されています。

 山門を越えて正面に見えるのが仏殿です。県内では稀なほぼ完全な禅宗様式の建物だそうです。
 永和元年(1375)細川頼之が創建、特峯禅師により開山され、七堂伽藍他山内の塔頭18か寺に及ぶ丹波禅寺の中心として栄えました。その後、明智光秀の丹波攻め(16世紀末)や度重なる火災のため、創建当時の面影を失い、現存の仏殿(県指定文化財)は元禄年間(17世紀末)方丈・鐘楼等は18世紀末に再建されたものです。仏殿と回廊でつながっている茅葺屋根の建物が慧日寺の本堂です。本堂の前の青々とした2本の松と茅葺屋根がとても美しい対比になっています。

 仏殿と本堂を結ぶ渡り廊下越しに見る紅葉が素晴らしいです。

 本堂に入り、庭の紅葉の景色をご馳走に、この座敷から庭を眺めながら 精進料理を頂くと時間の流れから忘れ開放されるでしょうね。

 中庭のようなところも、木々が紅葉し茅葺屋根の年代を重ねてきたのでしょう、屋根の苔と草が物語っています。

 本堂の裏手にある庭園の紅葉が素晴らしく綺麗で廊下の縁に立たずんていると心が休まります。

 境内の本堂の裏側に庭園の紅葉が見られ、わぁ~これは素敵な光景。京都のお寺の庭園に引けを取らない風景です。丹波にもあるんですね、長い廊下を歩くと味わいのある光景に遭遇ですね。

 渡り廊下を歩いていると、絵巻に出てくるような紅葉の光景です。

 慧日寺は無料で拝観でき茅葺屋根の建物や紅葉が素敵で丁寧に案内してくれる人がいますので最高です。次回も行きたいところです。
 次回をお楽しみに では またね

長い石段が続く常勝寺の紅葉 2014.11.23

2014年11月25日 08時49分54秒 | 季節のたより


  所在地   常勝寺     兵庫県丹波市山南町谷川2630

 山のふもとの石橋は、名を「普門橋」という。普門とは「あまねく開かれた門」。観音菩薩の功徳を説く経典に由来です。ここから山門を経て本堂まで230m、標高差60mを一直線に365段の石段が続きます。そんなに急ではありませんが、見事です。

 両側の紅葉が綺麗で 階段の左右には数多くの小さな石仏があちこちに作られた、祠に納められたり、集められています。このお寺の昔の繁栄を偲ばせているんでしょうね。

 苔むした石段に朝日が当たり、緑輝いています。

 いたるところに燃えるような紅葉があり感動です。

 常勝寺の創建は大化年間(645~650年)、天竺より紫雲にのって日本に渡ったとされる法道仙人によって開かれたのが始まりとされます。その後、寺運が隆盛し境内には七堂伽藍が建ち並び僧坊70余が軒を連ねる大寺として大きく繁栄しましたが、その歴史は波乱に富み、火事や戦国の動乱で2度焼失。江戸時代に再建され、1697年(元禄10年)良海法印により本堂が修復され、慈眼院、松林院、普賢院、蓮乗院、宝樹院の五ヶ院が再興されましたが、現在は慈眼院のみとなります。

 参道付近には、苔がびっしりと付いた古木や、そして真っ赤なカエデが覆いかぶさるように見え楽しめる雰囲気です。

 後ろ振り向くと素晴らしい風景です。一体何段あるのでしょうか?長い長い石段をひたすら上って来ましたが、苔生して歴史のありそうな石段がとってもいい雰囲気です。

 常勝寺では、秋になると参道の石段の横のモミジが真っ赤に色づきます。境内には、黄色に色づく楷(かい)の木、白や赤、ピンクの花が咲く山茶花もあり、紅葉との見事なコントラストも楽しめます。

 紅葉が美しさを感動しながら石段をやっとの思いで登り切ると、森に囲まれた静かな空間に本堂があり、閉じられた扉の奥には、本尊の秘仏「銅造十一面千手観音立像」が安置されています。

 参道付近には、苔がびっしりと付いた古木や、そして真っ赤なカエデが覆いかぶさるように見え楽しめる雰囲気で,境内にある手入れが少し荒れた感じる仏様、歴史の長さを感じさせてくれる幽玄な雰囲気の常勝寺です。

 毎年2月11日に行われる鬼こそには「家内安全」「無病息災」を願う参拝客で賑わう。桜・紅葉・石段脇の石仏など、四季の情趣に恵まれた丹波の山寺で、紅葉は今が盛りで最高でした。
 次回をお楽しみに では またね

秋の装いの高座神社 2014.11.23

2014年11月24日 07時25分53秒 | 神社・寺院


  所在地   高座神社    兵庫県丹波市山南町谷川3557

 高座神社は丹波国造の創設であって、その祖神高倉下命及び祖神に関係深い四柱の神を合祀し、もと村内金屋にあったのを、後年今の地に移したと伝えている。現社殿は宝永2年(1705)の建立されました。

 神門をくぐると、高座(たかくら)神社に県指定天然記念物のフジキがあります。マメ科の高木だが平地で大きく生育したものは全国でも2例のみと言う。根周り6.8m、樹高20m、幹廻り3.5mあり、神社が現在地に遷宮した1557年に植えられたと言われ、推定樹齢400年と思われます。

 「フジキ」の周辺には、今が見頃に紅葉(黄葉)が盛んで綺麗です。

 桧皮葺の随神門には、ちゃんと随神が座っておられ、紅葉も美しく正面に唐破風造りの向拝をつけ、蛙股も美しい桧皮葺きの本殿がありますが、今は、改修工事で完成が待ちどうしいですね。

 2012年05月21日に、 本殿の改修工事が行われることが決まり、 改修工事の実現に向け、 氏子や地域住民らが力を合わせて動き始め再建から300年ぶりの改修に2017年度の完了をめざしている

 高座神社のそばの人家近くの、休耕田に何かと じっくりと見ると可愛い小鹿が

 300年ぶりの大改修へ 県指定文化財・高座(たかくら)神社(丹波市山南町)完成したらもう一度来たいものです。
 次回をお楽しみに では またね

源氏と平家にまつわる伝説の首切地蔵尊 2014.11.23

2014年11月23日 19時45分44秒 | 神社・寺院


  所在地  首切地蔵尊   兵庫県丹波市山南町谷川315

 加古川の支流篠山川・山田河へと上流へ車を走らせると、どんどん道幅が狭くなって行き、首切地蔵尊の駐車場に、そこには地蔵茶屋があります。この山道は、昔「大阪道」といわれ、摂津・播磨と丹波の国を結ぶ間道として使用された道のようです。

 駐車場から首切地蔵尊へ行く道が

 地蔵尊までは階段を上がっていきますが、その右側には寄付された人の名前が貼ってあり、各地から多くの人達が参拝に来られているみたいですね。

 紅葉は、ちょっと遅かったかな~紅葉した落ち葉が沢山あります。

 寿永2年(1183年)の頃、源氏との戦いに敗れた平家一門に連なる公達、姫君が丹波路へ逃れるなかで、落人狩に捕えられ、奥山深い沢で悲運の最期を遂げたのを伝え聞いた里人達が、碑を建て弔ったのが始まりとされます。

 現在は7体のお地蔵さんが祀られており、春秋の2回の大祭には行者の方々の大護摩焚きが行われ、首から上の願い事が叶うとされ合格祈願者が参拝に訪れる人が多いようです。

 地蔵尊をお参りしていると、この土地の人がお茶でもいかがですかと話しかけられ、話も弾みこんないわれのある地蔵尊とは、紅葉が終わりかけているのが残念

 丹波路に迷い込んだ公卿や姫たちはしばしの憩いを求めて身を寄せたが、それもつかの間、落人狩りに捕らえられ山田の奥山深く樹木生い茂り昼尚暗い首切沢で処刑されあえなく悲運の最期を遂げました。
伝え聞いた里人たちが人の世のはかなさを嘆き、哀れみ碑を建てて野花をたむけ後生を弔い祀ったのがはじまりで、いつからか首切地蔵尊と呼ばれ、今に言い伝えられています。
 次回をお楽しみに では またね

紅葉の神戸森林植物園が見頃に 2014.11.20

2014年11月20日 20時37分45秒 | 季節のたより


  所在地   神戸森林植物園   神戸市北区山田町上谷上1―2

 神戸電鉄の北鈴蘭台駅からシャトルバス(無料)が運行、入口(正門)に到着。料金所周辺には、ドウダンツツジやメタセコイアが色つき見頃に迎えつつあります。

 あじさい坂は初夏から梅雨時にかけてヒメアジサイの六甲ブルーに埋め尽くされますが,紅葉もそれに負けないぐらい鮮やかです。

 あまり大きくはありませんが、西門近くのメタセコイア林も黄金色に染まっています。メタセコイア並木の樹形が美しく整った木々とは違いますがそれなりに美しいです。

 カエデが黄色に染まり、これもまた美しいものです。

 ちょっと下から覗いて見ると少し変化のある光景が見られますね。

 長谷池周辺まで来るとイロハモミジの鮮やかな紅色が混ざり秋景色をつくっています。

 長谷池の水面には、イロハモミジの鮮やかな色が映り紅葉を迎える、もみじ坂や野鳥の森のものが見頃を迎えています。色合いを変えながら園内を彩る紅葉で「日本の秋」を感じることでしょう。

 長谷池周辺の紅葉が最高潮です。来園者の方も美しさに感動しておられます。イロハモミジ、ウリハダカエデなどが黄色や赤に色づいています。

 森林植物園では、今週末くらいまでが池周辺は見ごろですが、来週も引き続き園内の各場所で紅葉は楽しめます

 この紅葉の時期歩くと、森林植物園は自然豊かな六甲山の山並みを生かして作られた植物園ですので、総面積は142.6haもあり、約1200種の樹木などを原産地別に植裁しておりくまなく歩き回ると半日でも廻りきれないほどの広さがあります。

 この辺は、秋の紅葉が特に美しく、四季折々に高山植物が花を咲かせる花と六甲山の緑に囲まれた植物園です。

 広大な敷地に六甲山など日本の代表的な樹木や世界の樹木約1200種を原産地別に植栽し、自然生態を生かした樹木中心の植物園。10月下旬から38種3000本のモミジが順に色づき、「世界の森のもみじ巡り」が楽しめます。

 秋には色とりどりの美しい紅葉が楽しめるスポットとして多くの人が訪れています。
 次回をお楽しみに では またね

三重塔がある石峯寺の紅葉 2014.11.17

2014年11月19日 20時41分26秒 | 季節のたより


  所在地   石峯寺(しゃくぶじ)   神戸市北区淡河町神影110―1

 兵庫県道38号線の好徳小学校前の信号を曲がり、北へ道なりに坂道を登ると、石峯寺の山門が見えはじめます。この山門から現在の伽藍までは少し間がありますが、かつては僧坊が数十あったという大寺院ですから「ポッン」と離れています。

 岩嶺山石峯寺は、白雉2年(651)孝徳天皇の勅願所として法道仙人が開創、延命地蔵尊をおまつりしたのがはじまりと伝えられています。石峯寺が、栄えて鎌倉時代(1185~1332)には、たくさんの寺領を持ち、堂塔伽藍70、塔頭は現在残っている十輪院、竹林院、極楽院のほかに23院あり、康安元年(正平16年-1361)にはこのお寺で法華経を刊行して、全国に配布したという記録が残っている。 このころが石峯寺の全盛期といえることでしょう。

 石峯寺は、西暦650年ごろ孝徳天皇の勅願で建てられた、日本最古に部類するお寺ですが、100年後には、聖武天皇・光明皇后によって薬師堂が加えられました。

 紅葉に包まれる、現在の薬師堂は室町時代後期の建築です。桁行5間、梁間5間、入母屋造本瓦葺で、大正4年(1915)重要文化財に指定されています。

 境内は、今が見頃の紅葉で素晴らしい景色を醸し出されています。

 綺麗な紅葉の向こう側に見える三重塔は、嵯峨天皇の勅願によるものと伝えられ、三重塔の中では最大級のものだそうです。内部には大日如来が祀られています

 燃えるような黄葉の色の中にある、三重塔は室町時代中期の建築です。桁行・梁間三間、屋根はとち葺を覆った銅板葺で、高さは24.41mもあります。やはり大正4年(1915)重要文化財に指定されています。

 三重塔の一層目が高く大きく造作され、二・三層目は比較的低く小さく造られて安定感が出るように工夫されています。初層は、高欄のない縁をめぐらし、中央間は桟唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも間斗束が用いられています。

 寺の背後にある四国八十八所めぐり小径ですが、巨岩に穿かれた石窟に石仏が祀られており、霊場の雰囲気を醸し出しています。
 次回をお楽しみに では またね

隠れた紅葉の名所光明寺 2014.11.17

2014年11月18日 09時40分45秒 | 季節のたより


   所在地   光明寺     神戸市北区道場町生野837

 光明寺墓地公園はキャッチフレーズ通り太陽と花と緑がいっぱいの霊園で山腹にあるお寺です。

 兵庫県観光百選にも名を連ねる、四季折々に風雅なたたずまいを見せる景勝地でもあり、晩秋には、境内の紅葉が鮮やかに色づき始め見頃に近づいています。

 天明公園は取り巻く自然を生かしながら遊歩道を整備し、起伏のある庭園のような場所です。今は、紅葉が盛んで「大日如来」が見守っています。

 紅葉が綺麗で、五鈷山光明寺の寺領には歴史を感じる山門や、こけむした石垣などが多数点在しています。とりわけ山門付近は往時のおもかげを残す場所となっています。

 真っ赤に染まる、この紅葉が素晴らしいです。

 山門をくぐると、一面に、真っ赤になった落ち葉が風に吹かれて枝から離れ舞い落ちてきます。

 聖徳太子草創、行基菩薩開山と伝えられる古刹。薬師如来を本尊とし、久しく真言宗の寺でしたが、文化元年(1804)、大本山永平寺五十世玄透即中老師が勧請せられ、兵庫県では唯一の永平寺直末寺となりました。門や塀は古色蒼然としています。

 神木を囲み、兵庫県観光百選にも名を連ねる、四季折々に風雅なたたずまいを見せる景勝地でもあり、晩秋には、境内の紅葉が鮮やかに色づき始め見頃に近づいています。

 ここは季節ごとに自然の息吹を感じていただける光明寺墓地公園内で、早春には山つつじ、芝桜そしてつつじの見頃となります。秋にはもみじの紅葉。夏には萌える緑。光明の滝もこの場所にあります。
 次回をお楽しみに では またね

真っ赤に染まる洞光寺の紅葉 2014.11.17

2014年11月17日 20時46分37秒 | 季節のたより


   所在地   洞光寺    兵庫県篠山市東本荘301

 洞光寺は、南北朝の時代に建てられた曹洞宗の古刹です。知る人ぞ知る紅葉の名所で紅葉の美しい、お寺ですが観光バスが入れず数年前は、個人的に行くのはいいところでしたが、今回は、道路わきに観光バスが止まり、多くの観光客が降りてきて、ワァ~という感じです。

 山門をくぐり、石段を上がり境内に入ると大きな池があり、池の前には大きなモミジの老木が見事な色づきをしていました。境内のあちらこちらにはモミジやイチョウなどが見事に色づきを見せています。

 菖蒲池越しに見える高欄つきの回縁をもった楼門、その古寂びた佇まいが寺格の高さを物語り、曹洞宗の古刹は、丹波篠山の紅葉の名所で、色づいた木々の美しい光景を目にして、訪れた人達の感嘆の声があちらこちらから耳に届いてきます。

 境内の池に架かる「観楓橋(かんぷうきょう)」には、家族連れや、観光客の多くが立ち、「きれい~」と声を上げて写真を撮る姿が見られます。

 洞光寺は、知る人ぞ知る紹介される事も多く、それほど大きなお寺では有りませんが、黄色いイチョウと紅葉が青空に映え非常に美しい紅葉を楽しめます。

 小さい境内ですが、池に映り込む鮮やかな紅葉や黄葉で色づいた木々の葉が落ち葉となりジュウタンのように引き詰められる光景は篠山で一番美しいといえます。穴場的なスポットかな~

 紅葉はとても素敵で落ち葉とのコントラストが素晴らしく紅葉の穴場という感じで、この鳥居の朱色と交わり紅葉はとても素敵です。

 古寺境内にある老木の紅葉が、赤やオレンジ、黄色に彩られて美しく、菖蒲池に映る紅葉や、古寺に映える秋ならではの景色を心静かに観賞できます。

 洞光寺は、足利将軍家や丹波守護細川氏の支持により、丹波三寺の一となり、江戸時代には十万石の格式を与えられ、末寺53ヶ寺にも及びました。天正年間以降、度々火災にあい、現在の本堂は昭和49(1974)年に再建された者です。参道や、菖蒲池、楼門、宝鏡岩や、寺内を覆う多くのモミジが美しく、多くの観光客で賑わい紅葉の名所です。
 次回をお楽しみに では またね

篠山市・大国寺の紅葉が綺麗 2014.11.10

2014年11月16日 19時38分32秒 | 季節のたより


  所在地  大国寺     兵庫県篠山市味間奥162

 篠山市の"丹波茶の里"である味間奥地域にあるのが、大国寺です。〈国指定(重要文化財)・建造物〉禅宗様式(唐様(からよう))と和様式を折衷した建築学上珍しい様式をもった建物で、鎌倉時代末期から室町時代初期に建立されたと推定されています。

 大国寺は大化年間(645年~650年)に建てられたと伝えられており、豊臣秀吉や代々の篠山城主の崇敬を受けたといわれている名刹で、大国寺は国の重要文化財に指定された仏像が多数あり、丹波の正倉院とも呼ばれています。

 お地蔵さんの可愛い姿、本堂前にはモミジやイチョウの葉っぱが色つき落ちてジュウタンの様にひき詰められています。

 弁財天が祀られている池です。弁財天は、知恵を授け、弁舌を鮮やかにさせる、技芸や学術を身につけさせる、物に不自由なく暮らし長生きさせていただけるありがたい女神様です。この周辺にも紅葉した木が多いです。

 大国寺は、正和の頃(鎌倉時代末期)、花園天皇のご帰依により本堂を再建、また「安泰山大國寺」の称号を賜りました。唐様と和様の折衷で、当時の最新技法であったようです。以来広く地元住民に親しまれ崇敬されて今日に至っております。昭和42年、兵庫県観光百選に指定され、また、新丹波七福神大黒天霊場としても、たくさんの参拝者を迎えております。

 ちょっと本堂の裏方面へ上がっていくと、「大日堂」の屋根の上には、イチョウの黄葉した落ち葉が屋根に降り注ぐように積もっていきます。

 石灯篭と紅葉がマッチして何とも居えない光景ですね。

 紅葉も今が見頃で少し緑の葉のモミジもありますが、それも また いいものです。

 いたるところに、紅葉したモミジと黄葉した落ち葉がひき詰められ、ちょっとそこに、腰を下ろしたい気持ちです。

 紅葉が、最高のところもあり、これから数日間は、紅葉の見頃でしょうね。

 人に慣れているのか、猫がちょこんと座り、お出迎えです。

 丹波篠山もみじ三山は、「宝橋山・高蔵寺」「松尾山・文保寺」「安泰山・大国寺」があります。この1週間あたりが紅葉の見頃かな?
 次回をお楽しみに では またね

篠山市・文保寺の紅葉が綺麗 2014.11.10

2014年11月15日 21時43分01秒 | 季節のたより


  所在地    文保寺    兵庫県篠山市味間南1097

 楼門(仁王門)は、元中2年(1385年)、鎌倉五山のひとつ建長寺の楼門を模して建立されましたが、天正の乱で焼失後、現在の楼門は天正末期に建立されたものと云われます。篠山市内の楼門の中では最大規模のもので、篠山市文化財に指定され、歴史的風格を漂わせております。楼門の中に吽形像と阿形像の二体をお祀りしています。立派な楼門(仁王門)です。

 白髪岳と松尾山を望む山裾に伸びる、緑と自然豊かな道です。四季折々の草花、奥深い幻想的な山々や森林の風情を感じながら、本堂へと続きます

 松尾山の登山口となる文保寺は紅葉の時期も良いもので、人は誰にも会わない静かな山道を境内はイチョウの落ち葉で黄色に染まっていたり、紅葉で紅に染まる木々を見ながら歩いていきます。

 向こうに見えるのが本堂で、本堂、「文保寺」は天暦の乱(947年)の兵乱によって荒廃しましたが、鎌倉時代後期の正和年間(1312) 、花園天皇の御代に再興されました。そして、文保年間(1317)に宝鏡寺の宮門跡一品親王より寺号「文保寺」の勅額を賜り松尾山文保寺と改められました。

 文保寺の創建は大化元年(645)、天竺から紫雲に乗り来日した法道仙人によって開かれたのが始まりとされます。仙人は自ら聖観世音菩薩像を彫り込むと七蔵伽藍を造営し本堂に安置しました。その後、承平天慶の乱の兵火により堂宇、記録、寺宝が焼失し衰退しましたが本尊である聖観世音菩薩像は近くの里に隠され無事でした。正和年間(1312~17)、花園天皇の勅願により再興、新たに慈覚大師が彫り込んだとされる千手観世音菩薩像を本尊として迎え、聖観世音菩薩像も本堂に戻されました。

 本堂前には鐘楼が、ここからの眺望は、松尾山の大自然と四季折々の絶景をお楽しみいただける境内一の展望の場所です。

 本堂にお参りして、参道を下りますが黄葉が素晴らしく綺麗ですね。

 川沿いにあるモミジが紅葉と冬まじかの日差しが傾くころは紅に染まり何とも居えない景色です。

 赤々と燃えるような紅葉は綺麗で、 明智光秀による丹波攻めのときに焼失、再び荒廃しましたが、江戸時代に再興されたのが嘘のようです。

 全盛期には21ヶ坊を数える大寺院となりましたが、明治以降は真如院・大勝院・観明院の三ヶ院のみとなり、現在にいたっています。境内にある二村神社は味間地区一帯の総社で、八上城主波多野氏の勅願所だったという。文保寺より松尾山に登る道が通じていて、法道仙人が開いたという高仙寺跡へと至ります。
 次回をお楽しみに では またね

篠山市・高蔵寺の紅葉が綺麗 2014.11.10

2014年11月14日 21時40分18秒 | 季節のたより


  所在地   高蔵寺     兵庫県篠山市高倉276

 高蔵寺には、従来の道は工事中で、左側の車1台がやっと通れる道を進むと山門の前へ 

 山門がぽつんと建っていて、結構古そうな仁王像があり、山門から本堂までの参道・境内に紅葉が点在しています。 

 阿弥陀堂の横にも、綺麗な紅葉ですね~庭園も素敵です。

 紅葉は、見頃に近づいています。平成13(2001)年に阿弥陀堂が新しく建立されました。

 本堂までの参道沿いにはカエデなどが植えられ、真っ赤に染まった紅葉のトンネルと参道には落ち葉が散りばめられており綺麗です。

 大きく枝葉を広げて真っ赤に染まる巨木のモミジが綺麗ですが、ほかにも多数のモミジが植栽されており、 木によって紅葉のピークがずれるためか、 境内全体の紅葉はもう少し先ですが、 紅葉が楽しめます。

 この先の石段を上がると本堂で、大化二年(646)、法道仙人が黒頭峰(くろつぼ)の山腹に一宇を建立されたことが始まるという古刹です。盛時は七堂伽藍を備え、僧坊は二十一を数えたが、明智光秀の丹波攻めによって焼失、文禄元年(1592)、現在地に本堂と西蔵坊、光源坊、泉蔵坊が再建されました。その佇まいは大山八景の一つに「高蔵寺の晩鐘」として数えられています。

 本堂にお参りして、参道の紅葉を逆光で見るモミジが素晴らしいです。

 日に日に紅葉が綺麗になり、紅葉が綺麗な秋を迎えられそうです。

 丹波篠山も秋本番が近づき、篠山の町は観光客がたくさん訪れています。丹波篠山には紅葉のきれいな所がたくさんありますが、篠山の町の中心部から少し離れた高蔵寺の紅葉は最高に綺麗ですね。

 阿弥陀堂の前に備えられた茶席、このようなところでお茶を頂きながら紅葉を眺めるのもいいでしょうね。

 高蔵寺には、100本以上のモミジが植栽されていますが、 また、 「丹南 桜百選」 にも選ばれた樹齢約80年の枝垂れ桜の名木をはじめとする数多くのサクラや、 初夏に咲き誇るたくさんのアジサイが見られ四季を通じて花の寺として知られています。
 次回をお楽しみに では またね

真如堂の紅葉が見頃近づく 2014.11.08

2014年11月12日 20時55分21秒 | 季節のたより


  所在地    真如堂     京都市左京区浄土寺真如町82

 紅葉の名所として知られる天台宗の寺。真如堂の名で親しまれていますが、正式な寺名は真正極楽寺、紅葉と桜の名所でシーズンには大勢の人で賑わいます。

 真如堂は、少し高台に位置していますが、紅葉時期なので、落ち着きのある境内は艶やかな紅葉に彩られているのかな

 灯篭を背景に常緑樹の緑と重なり合う紅葉が重なり光景は圧巻。特に紅葉が美しいときです。

 応仁の乱では東軍の陣になった為に伽藍等が焼失したが、現在の堂宇は江戸時代中期に足利義政により三重塔は再建しました。

 永観2年(984)、戒算上人が比叡山常行堂にあった阿弥陀如来像(重要文化財)を本尊にして開いた。この像は慈覚大師円仁の作と伝え、別名を「うなずきの弥陀」と呼ばれ、女人救済に御利益があるとされる。現在の堂宇は江戸時代中期の再建で、広大な境内には本堂(重要文化財)、三重塔、大師堂、鐘楼堂、塔頭寺院が立ち並び、大寺院の風格が漂います。

 本堂寄りの池の脇に静かにたたずむ左側にある、ブロンズ像(ブロンズに金粉蒸着)は、天台宗を開かれた伝教大師最澄さまが東国を巡られ(815)、上野国・下野国に宝塔を建てられた時のお姿をイメージして、平成2年、仏師 西村公朝師が作られました。

 重厚な本堂や三重塔を背景に美しい紅葉の海が広がります。見頃は少し先かな?

 石畳の参道の両側にカエデが大きく枝をはり、奥に三重塔が見え、まるでカエデの林の中に寺があるようで紅葉のトンネルになると、赤や黄色に紅葉する桜やカエデ・モミジなどで出来る光景は素晴らしいでしょう。

 本堂の周辺には、沢山のモミジなどがあり、紅葉が見頃に向かい素晴らしいですね。

 本堂を背景に、モミジの紅葉が始まり、これから本堂裏の美しい散り紅葉や、朱色の総門を飾る紅葉が鑑賞できます。

 境内が広いし、モミジも多く紅葉が見頃に成り、夕日に染まると綺麗でしょうね。

 真如堂の境内の拝観は無料ですが敷地も広く三重塔など見所があちこちあり、モミジの数も沢山あり、紅葉がもう少し進めば良いでしょうが、これでも充分紅葉を楽しめます。
 次回をお楽しみに では またね

有馬温泉・鼓ヶ滝 2014.11.07

2014年11月11日 17時28分05秒 | 滝・渓谷・山


  所在地   鼓ヶ滝    神戸市北区有馬町1230

 温泉街から「鼓ヶ滝」の標識を便りに、「ます池」近くの鼓橋を渡り、紅葉が始まった滝道を歩きます。

 まだ 紅葉は始まったばかりで、ところどころで紅葉が、この滝道も紅葉のトンネルになり素晴らしいですが、もう少しのしんぼうです。

 竹垣から覗く、紅葉が綺麗です。

 苔むした屋根瓦に落ち葉が積もり情緒ある風景です。

 滝道を紅葉を見ながら歩いていると、「鼓ヶ滝公園」に着きましたが、ちょうど谷間で気温と湿度の関係で、まだ 紅葉が始まっていないようです。

 陽の当たるところは、紅葉も色づき始め綺麗です。

 遠くで滝の水の落ちる音が、うっそうとした木々の間から、ポン!ポン!と鼓を打つかのような軽やかな落水の響きが滝壷から聞こえていたことに由来する名称です。それが「鼓ヶ滝」です。

 鼓ヶ滝は、公園の南端にある高さ8mの直瀑で、江戸時代の「有馬六景」の一つに数えられていました。その名称は、滝音(滝壺に落ちる水音が岩に反響して出る音)が鼓のように響いていたことに由来する。 しかし、昭和13年(1938年)の阪神大水害のときに滝が崩壊し、その後2段の段瀑であったものを現在の直瀑に変更して修復された。そのとき以来、鼓のような滝音は消滅したとされます。

 鼓ヶ滝公園は、季節により楽しみ方いろいろあります。春はヤマザクラ、秋はカエデの紅葉がオススメ。夏は滝から落ちる水しぶきを浴びて涼しさを味わってくださいね。また、夏はホタルが飛び交う中、涼やかなカジカの鳴く声がきくことができます

 瑞宝寺公園とともに名勝の地として知られる鼓ヶ滝公園は、温泉街から離れた森の中にあり、有馬から六甲山に向かう登山道には有馬四十八滝があり、冬には六甲山の樹氷と、アイスガーデンと呼ばれる有馬四十八滝の氷滝など、四季を通じて見所がいっぱいあります。
 次回をお楽しみに では またね

有馬温泉・善福寺の紅葉 2014.11.07

2014年11月10日 08時18分37秒 | 季節のたより


  所在地   善福寺   神戸市北区有馬町1645

 有馬温泉の由来は神代に遡る三古泉・三名泉の一つ。 太閤秀吉が愛した温泉地としても有名で、近年秀吉の湯殿跡も発見された。 大阪より1時間、神戸三宮より30分とアクセスも良く、関西の奥座敷として親しまれています。

 有馬温泉街の中心部でひときわ目立つ、赤い欄干の「ねね橋」です。有馬温泉を気に入っていた秀吉は、妻のねねや千利休などを連れてたびたび有馬を訪れていたそうです。

 阪急バス案内所前の石段を登ると山門が見え「しだれ桜」で知られる善福寺は727年行基が創建した寺で、その後、仁西上人が再興した禅・曹洞宗の寺だ。ここに祀られている聖徳太子の童子像は、国の重要文化財に指定されています。

  有馬善福寺は太閤通りを上っていくと右手に見えます。 有馬温泉に深い関係のある行基が開祖であると言われる由緒あるお寺で、急な石段を上がると山門が境内がこじんまりとしたところです。

 善福寺では糸桜(一重の枝垂れ桜)が有名ですが、秋には、紅葉が綺麗で春とは違った風景が見られます。

 樹齢250年を超えると言われる4本のしだれ桜は糸桜と呼ばれ、桜を愛した太閤秀吉は千利休とともに度々茶会を開き、秀吉が千利休に命じて作らせたという茶釜(阿弥陀堂釜)も残されています。

 善福寺は、有馬温泉の街並みを見下ろすような高台にあります。

 お寺の土塀などに「ツタ」の葉と紅葉が交わり落ち着いた雰囲気です。