hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

宝塚・清荒神清澄寺  201002.24

2010年02月25日 20時55分21秒 | 神社・寺院

 所在地   清荒神清澄寺   兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地

 阪急清荒神駅より参道を進んでいくと荒神川に架かる祓禊橋(みそぎばし)
この祓禊橋は明治44年に設置されました。橋ができる前は参拝の為に荒神川まで降り身体を清め、
荒神さんにお参りしていた事から現世と神聖なる場所との境界とされていました。
現在は、この橋を渡る事が御祓の代わりとなっております。

 駅前より山門までは、1kmの道に店舗と露店を合わせると約200軒ほどの店が、
 食べ物類から衣類や日用雑貨、土産物、園芸用品、骨董品等に至るまで、ありとあらゆる品物が揃っています

 小規模ながら三門形式に則った山門で、明治40年頃の建立と伝えられています。
 山門の向かって左手前に「大界外相(たいかいげそう)」と刻まれた石碑が立ち、ここからは聖域であるという
 意味を表しています。石碑の文字は第35世道樹和上の筆とされています。

 「拝殿」
天堂には、三宝荒神王、大聖歓喜天(聖天)、十一面観世音菩薩他、福徳を授ける諸神諸仏が祀られています。
聖天さまは仏教守護の神として、祈れば富貴を与え病を除き、夫婦和合・子を授けると言われています。
また十一面観世音菩薩も除病・滅罪・求福を祈れば現世利益を得ることが出来るとされています

 拝殿から左へ廻ると「荒神影向の榊」があります。

 いつの頃からかそこに供えられたお賽銭をいただいて帰り、次回参詣されたとき、
そのお賽銭を倍にしてお返しするという風習が伝えられています。いただいたお賽銭を紙に包んで財布に
入れておくと小遣銭に不自由しない、また次に参詣されるまでそれを「御守り」として持っていると
吉事があるなど言われています。

 一願地蔵尊は金銅製の巨大な立像で、頭上にまで水を掛けて一つの願いを念ずれば、
ご利益があると言われています。 明治24年、多くの信者さんの寄進により建立されました。
光背にはその方々の名前が刻まれております

 清荒神清澄寺は、平安時代の初期に宇多天皇の勅願によって建てられたとされる真言三宝宗のお寺で、
山号を蓬莱山という。荒神信仰と真言三宝宗の神仏混合から「清荒神清澄寺」の名がある。ご本尊は、
大日如来菩薩で、国の重要文化財に指定されている。 清荒神清澄寺は、開山以来現在の北東の山腹にあったが、
数々の兵乱で焼け落ち、その後、現在地に再建された。

 池苑
池泉回遊式庭園で、江戸時代初期~中期に作成されたと言われ、池泉を中心とした豪華な石組を配し、
滝、亀島、船着石などを組み合せた観賞式庭園となっています。
境内の空間を見て癒されながら爽やかな時を過ごさせていただきました。
次回をお楽しみに  では またね



宝塚・売布神社  2010.02.24

2010年02月25日 17時05分30秒 | 神社・寺院

  所在地   売布神社  兵庫県宝塚市売布山手町1-1

 奈良時代より古い神社と伝わり、衣食財の神を祀っている。古びた小さな社殿が石段の上に
ひっそりと社があるようです。 売布神社名前の由来は、
米種(まいたね)か売布谷(めふたに)が転訛したと言われている。
社号の売(め)とは米のこと、布とは麻布のことと云われています。

 梅の花が咲く、静かな境内を進んでいきます。

 石段をあがると、本殿があります。
推古天皇18年(605年)の創建と伝えられ。下照姫神は当地の里人が飢えと寒さで困窮しているのを愁い、
稲を植え麻を績ぎ布を織ることを教え、その後豊かになった里人が下照姫神を祀ったという伝承が残っています。
現在では、衣・食・財の守護神としてまた恋愛結婚成就の神様として崇敬されています。
延喜式内社として
近郊に知られ、宝塚市内唯一の旧・郷社であります。

 朱色が鮮やかな「市杵嶋姫社」、足元に敷かれた白い玉砂利が清らかな雰囲気を醸し出しております。
宗像三神「多紀理比売命・市杵島比売命・多紀津比売命」の一柱 巌島神社より分詞され、民間信仰では、
弁才天と同神枝芸財運殊に女性の守り神のようです 

 本殿から下を覗いたところです。
次回をお楽しみに   では またね






宝塚・中山寺梅林の梅  2010.02.24

2010年02月25日 14時07分07秒 | 季節のたより

  所在地 中山寺の梅林   兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1

  北摂の地に、紫の雲たなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるとつたえられる、
わが国最初の観音霊場です。御本尊は十一面観世音菩薩で、古くより安産・求子の観音として数多くの婦人より
篤く信仰されてきました。駅より短い門前町を通り抜けると、直ぐに大きな「山門」に着きます。

 山門をくぐり参道を進んでいくと、「シャクナゲ」が、蕾も膨らみ初夏が待ちどうしようですね。

 階段を上がると本堂で聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場。「極楽中心仲山寺」
 と称されていた。現在の本堂(慶長8年・1603年再建)や阿弥陀堂は豊臣秀頼が片桐且元に命じて再建した。
 羅漢堂には約800体の羅漢像が並びます。
 聖徳太子が四天王寺を建てるのに適した土地を探しているとき、太子に滅ぼされた物部守屋が悪鬼となって
 現れたが、太子は「菩薩様、私をお守り下さい」と祈ると悪鬼は退散した。その夜、仲哀天皇の妃、大仲津姫の
 「この地より北に紫の雲のたなびく地がありますので、その山に寺を建て亡き人々をお祀り下さい。
 悪鬼も鎮まるでしょう」という声が聞こえた。このお告げに従い、聖徳太子は、推古天皇の代(600年頃)に
 この寺を開創したという。

 境内には、本堂の西側、阿弥陀堂の前には「安産手水鉢」があります。
 仲哀天皇の妃、
大仲津姫が残した二人の皇子の内、香坂(かごさか)王は不慮の死をとげ、忍熊(おしくま)王は仲哀天皇の後の妃、
神功皇后との戦いに敗れる。この「安産手水鉢」は忍熊王の遺体を納めた舟形石棺であるともいわれているが、
伝説の域を出ないものと思われています。
安産祈願の霊場として皇室、源頼朝など武家、庶民より深く信仰を集めた。豊臣秀吉が祈願して豊臣秀頼を
授かったとされる。また、幕末には中山一位局が明治天皇を出産する時に、安産祈願して無事出産したことから、
日本唯一の明治天皇勅願所となり、安産の寺として知られています。

 境内の梅も見ごろに近づいてきています。

 中山寺の梅林に近づくと、ほのかな梅の香りがしています。

 中山寺の境内北西にある梅林が2月中旬から咲きはじめ、春一番を告げてくれます。
 約1000本の豊後、摩耶等6種類の紅梅、白梅が見頃を迎えます

 中山観音公園は回遊式となっており、約1000本の梅の花が咲き誇っています。
 斜面毎(南向き早く、北向き遅い)に、種類毎に次々と咲くため長期間楽しむことができます。

 春の暖かい日差しを浴びながらちょっとのんびりと散策してみてはいかがでしょうか。
次回をお楽しみに では またね





須磨綱敷天満宮の梅 2010.02.19

2010年02月20日 14時49分03秒 | 季節のたより

 所在地  須磨綱敷天満宮   神戸市須磨区天神町2丁目1-11

 綱敷天満宮は、学問の神様、天満大神菅原道真公を祀り、地元では須磨の天神さまと呼ばれ、
  学業成就に御利益があります。

 境内には、綱敷天満宮の三重塔があります。遠くからも望めます。

 道真公が九州太宰府に左遷された際、須磨の浦で波が高くなり航海が不可能となった時、
地元の漁師達が網の大綱で円座を作り、休憩の場を与えたことにちなんで創建されたのが綱敷天満宮だそうです。

 神戸では、梅の開花が早いところで有名です。梅の花の香りがしてきますよ~

 紅色の梅の花が、見ごろにいい香りです。

 本堂の横には、ちょっとした梅林があります。覗いてみてはいかがです

 梅の花を見ていると、香りがよく目の保養になります。

 目の保養をさせてもらい、花を見ていると落ち着きます。

 ちょっと離れたところに、「影向の松(ようごうのまつ)」があります。
菅原道真が大宰府に下る途中、風波を避けて一時、須磨に上陸されました。地元の漁師たちはこの松の木の下に
魚網の大綱を巻き、円座を作り休息いただいたと伝わります。
次回をお楽しみに  では またね




神戸市立須磨離宮公園の梅  2010.02.19

2010年02月20日 13時29分53秒 | 季節のたより

  所在地  神戸市立須磨離宮公園   神戸市須磨区東須磨1-1

神戸須磨離宮公園園内の石組みや松林、正門から須磨海岸に続く離宮道の松並木はその当時の名残です。
 離宮公園は平面幾何学式庭園で、遠くに須磨浦が望めます。

 神戸須磨離宮公園は1907年(明治40年)には離宮にするため買い上げられ、
 1914年(大正3年)に武庫離宮となり、天皇家がご使用になられていました。このころから須磨離宮と
 呼ばれるようになったと言われています。

 公園内の梅園(約1500平方メートル)には20品種の梅の木約200本が植えられている。

 須磨離宮公園にはバラ園、アジサイ園、花菖蒲園、藤棚などがあり、植物園には花の庭園、
 梅桃園、梅林、牡丹園、アジサイ園、モミジ紅葉の道、温室などがあり、300種、8万株の花木が
 植えられています。

 梅の花の下には、水仙が見ごろに咲いています。

 紅、白の梅が咲き、のんびりと花を見るのもいいですね。

 もうすぐすると、梅の花の下には、菜の花が咲きます。そのときは また 違った風景がします。

 多くの人が、梅を見にこられ穏やかな日々を過ごしています。
次回をお楽しみに   では またね



舞子・六神社 2010.02.18

2010年02月18日 22時06分54秒 | 神社・寺院

 所在地    舞子・六神社   神戸市垂水区西舞子1丁目5−7

 神社南側は西国街道(旧山陽道)に面しております、
昔は大名が(参勤交代)江戸へ通った道で、古い家並みは震災でほとんどなくなったようです。

 創建時期の詳細は分かりませんが、最も古い記録では、1689(元禄2)年に行われました。
神輿渡御の際に奉納された金幣に「六社大明神、播州明石郡山田村之住、施主敬白」という文が刻まれて
いることから、この頃には既にこの地に鎮座されていたことが分かります。明石郡の古社・岩屋神社と同じ
御祭神を祀っている事から、江戸時代の前期に岩屋神社から御祭神を勧請して創建されたのではないかと
いわれており、その6柱の御祭神にちなんで創建当初は「六社大明神」と呼ばれていました。その後、
明治時代に入って出された神仏分離され、六社神社と名称が変わり、明治7年2月村社に列し、六神社と
改称し現在に至っている。

境内には、大黒宮(大国主命) 戎宮(蛭子大社) です。

 大歳社(豊宇気比賣命) 稲荷五社(稲荷大神) 白髭社(貴船大社)  菅原社(菅原大社)

ここは、稲荷お松社(倉稲魂大社)です。

 神社の前は漁港になっており、また明石海峡大橋も間近に望めます。
今の時期、穏やかで潮風を受け気持ちのいい ひと時です。
次回をお楽しみに   では またね



しあわせの村に咲く水仙  2010.02.14

2010年02月14日 12時58分18秒 | 季節のたより

  所在地  しあわせの村  神戸市北区山田町下谷上字中一里山14−1

 あふれる緑に包まれ、赤い屋根と白い壁の建物が南ヨーロッパを思わせるしあわせの村は、
  神戸の中心地、三宮から車でわずか25分の場所にある、こどもからおとなまで、お年よりも障がいのある人も、
  誰もが楽しめる総合福祉ゾーンです。

「しあわせ村」北口ゲートへの進入路沿いの歩道脇に、長さ約100メートル、幅約4メートルの畑をつくり、
  1万2千個の球根を植えたようです。今年1月下旬に開花し始め見頃になってきています。

 水仙の背丈は、低く、花も小ぶりですが、朝日を浴びて綺麗に輝いています。

 水仙が咲いているところからは、しあわせの村が、一望に見られますよ

 来年以降になると、球根も大きくなり、背丈も高く花も大きく成長するでしょうね。
  いずれは花の数を増やして、北口ゲート付近の進入路沿いをスイセンで埋め尽くし淡路島の水仙郷にも
負けない神戸で有名な水仙の名所にして頂きたいものです。

毎年、毎年、水仙が咲く規模が大きくなるといいですね。楽しみです

 日本の伝統的な庭園、日本庭園がしあわせの村にもあります。
池を中心にして回遊できる本格的な池泉回遊式庭園です。庭石や草木が配置され、四季折々の日本情緒
  あふれる景色を鑑賞ができ、春には、枝垂れ桜綺麗です。
次回をお楽しみに では またね



明石・石ヶ谷公園の梅  2010.02.09

2010年02月09日 19時35分37秒 | 季節のたより

  所在地  石ヶ谷公園の梅  兵庫県明石市大久保町松蔭1126 

 石ケ谷公園は、明石市の北西部、標高約90mの丘陵地にある公園です。
 今日は、15度を越える気温で「ぽかぽか」陽気で梅の蕾も膨らんできたかな~

 駐車場から歩いて、展望台(明錫亭)に出てきました。ここからは、展望が開け「明石の梅園」が、
  一望できます。

 ところどころの梅の木は、花が見ごろになっていますが、最盛期は、月末かな~

 ぽかぽか陽気で、梅の花には、蜂が花から花へと飛び交い働いています。
  梅は、花が咲いても蜂が飛ばないと実が生らないものね

 前方には、「サイロ」があり、梅の花を見ながらの長閑な風景に和みます。

 梅の香りも近づくと穂のかに匂ってくるかな~

 梅の花の見ごろが、もう少し先の、月末まで楽しみにしたいものですね。
次回をお楽しみに  では またね