所在地 月照寺 兵庫県明石市人丸町1―29
今を去る1200年ほどの昔、弘仁2年(西暦812年)弘法大師 空海が明石の岡、赤松山(現在の明石城祉)に湖南山 餘鵜楊柳寺を創建した。仁和3年(西暦887年)楊柳寺覚証和尚は、大和の柿本山 広安寺より人麿念持仏であった船乗十一面観世音を勧請して奥の院に奉祀し、寺号を月照寺と改めました。この山門は、伏見城の薬医門で 明石城の切手(きって)門として二役を果し、明治初年ここに移された。秀吉建立の歴史をきざむ豪壮な風格の山門です。
山門内庭に洗心水の地があり、水琴窟が妙なる音色を奏でていて、北村西望氏作の人丸観世音菩薩の立像が安置されている。この尊像は身丈2メートル10あって月照寺の鎮守神、柿本人麿にちなんで「人丸観音」と名付けられています。
この梅は、赤穂四十七士の一人、間瀬久太夫正明が大石内蔵助良雄と共に当寺に参詣して、素願の成就を祈り、持参の鉢植の梅を手植したのがこの梅である。この梅は一つの花に八つの実がなるので「八房の梅」と名づけられました。向こうには
日本庭園を背景に八ッ房の梅が咲き始めています。
日本庭園もいいものです。
月照寺の本堂は日本標準時子午線上にあり、八房の梅の見頃は少し先ですね~
八房の梅は一つの花に八つの実がなると言われますが、私は見たことがありませんので一度は見たいものですね。
次回をお楽しみに では またね