hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
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但馬大仏・長楽寺  2010.06.24

2010年06月26日 21時18分50秒 | 神社・寺院

  所在地  但馬大仏  兵庫県美方郡香美町村岡区川会642

 西ヶ岡の棚田から展望できました。お寺、但馬大仏・長楽寺にやって来ました。
高野山真言宗、川会山長楽寺は約1200年前、天平年間に八鹿山薬師寺として行基が開創した霊場で、
弘法大師も訪れたという古刹です。

 大門(仁王門)と大仏殿、舞台が檜造りの回廊で結ばれた長楽寺の舞台は、京都の清水の舞台で
知られる清水寺を模して造られたもののようです。
長楽寺の仁王像 (高さ8.2m、重さ9.5t)長楽寺の阿形像 (高さ8.2m、重さ9.5t)もあるようです。

 長楽寺は、1540年(天文9年)の諸国大洪水による山崩れで流出しましたが、1552年(天文21年)に
再建されました。その後も2回の火災により多くの伽藍を失いますが、大正8年に再建を遂げました。

 長楽寺大門(仁王門)と大仏殿をつなぐ総木造の回廊

 広大な境内には、大門、五重塔、大仏殿、薬師堂、弁天堂、鐘楼が配され、回廊や舞台が設けらています。

 五重塔です。これは、鉄筋コンクリート製です。階毎に仏さんがあり、最上段まで階段を
 上がると300段を超えるようです。始めに年配の人は聞かされると階段を上がらないかもね~

 五重塔内に安置されている仏様です。
長楽寺の五重塔は高さ70mで日本で2番目の高さを誇ります。内部には51体の仏様を安置
釈迦如来・大日如来・阿弥陀如来の三体の金銅仏


 大仏殿に入ると世界最大の木造三大佛が安置されています。
創建のころは六坊及び三重の塔等、七堂伽藍を配する大霊場で延暦年間には、弘法大師も訪れたようですよ、

 大仏殿の中央に釈迦如来像、向かって左に阿弥陀如来像、 右に薬壷を手にされた薬師如来像が
安置されています。中国人仏師延べ2万人余りが、3年の歳月をかけて製作し、中国から海を渡ってこの大仏殿で
組み立てられました。樟材の寄せ木作りに金箔132万枚(21.8kg)が貼りめぐらされ、金色に光輝いています。
中央の釈迦如来像は、身の丈15.8m、 光背と須彌壇と蓮座で総高は25.3mにもなります。
阿弥陀如来像:高さ15.2m、釈迦如来像:高さ15.8m、薬師如来像:高さ15.2m大仏殿です。

 大仏殿の三方の壁に安置されている石仏です。

 薬師堂(本堂)です。1200年の昔より沢山の人々の力によって守られた
ご本尊・薬師瑠璃光如来は7年毎にご開扉される秘仏があります。

 弘法大師も訪れたと云われる。天文9年(1540年)諸国大洪水の天災により山が崩れ伽藍及び六坊、
堂塔を流出。天文21年(1552年)一院を再建しました。
弘法大師像から五重塔と大仏殿を望みます。
次回をお楽しみに   では またね





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