所在地 東山ひがし茶屋街 石川県金沢市東山1丁目13-18
久々の金沢です。ひがし茶屋街は金沢に残っている3つの茶屋街の中でも最も規模が大きな茶屋街です。ひがし茶屋街は石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでおります。
ひがし茶屋街の伝統的な家屋の壁や格子に塗られている独特な朱色のベンガラ格子の古い街並みがつづきます。
ひがし茶屋街は、江戸時代の雰囲気を残しており重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、浅野川の東岸に位置する「ひがし」は、文政3年(1820)に公許され、形成された茶屋町で、今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。
店の中庭には、世界で初めての「純金プラチナ箔」を使用して、箔本来の力と美しさを、今に生きる「箔品」として形にした、悠久の光を思わせる「黄金の蔵」は必見です。
触るとご利益がある光る石など、見所も満載です。
昼間は陽の光を受けて眩しいほどに輝き、陽が落ちると妖しい美しさを漂わせる、不思議な魅力に満ちた蔵です。
ひがし茶屋街は文政三年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたもので、格子戸と大戸、それに二階の造りが高い町並みは、藩政時代の面影を今も残しています。ここでの遊びといっても、琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から、和歌、俳諧に及ぶものであり、巾広く高い技能と教養が要求され「芸どころ金沢」の礎となったものです。
ここ「志摩」は、文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままに残っており、学術的にも貴重な文化遺産として高く評価されている。お茶屋は、2階を客間とし、押し入れや物入れ等は作らず、あくまでも遊興を主体とした粋な造りとなっています。
昔の面影をとどめている茶屋街は、日が沈み灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれて来るようです。石畳もいいものですね~。
次回をお楽しみに では またね