hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

多可町・中区間子の三色彼岸花 2011.09.23

2011年09月25日 13時56分26秒 | 季節のたより


   所在地  多可町の三色彼岸花   兵庫県多可郡多可町中区間子

 多可町中区を走る県道86号沿いに案内板があり、その東側にある思出川附近を中心に三色の彼岸花が咲いています。

 多可町消防団間子分団の火の見櫓のところに駐車場があります。

 駐車場を出たところにお地蔵さんが村の安全を見守っているようです。

 思出川沿いにある用水路には、ポッンと小型の水車が回っていましたよ。

 水車の端には、黄色いヒガンバナ(ショウキズイセン 鍾馗水仙)が咲いています。

 少し田園のあぜ道沿いには、彼岸花が竹やぶの側に咲いていました。

 ワァ~ この辺にも沢山の赤い彼岸花が咲いているよ。

 彼岸花の咲く向うでは百姓さんが忙しそうに稲刈りをする姿がみられます。

 長閑な田園風景です。

 至るところに、今が見頃と彼岸花が咲いています。

 彼岸花は秋の彼岸の頃、突然地中から花茎を伸ばし花を咲かせることから彼岸花(ヒガンバナ)と呼ばれるようになった花です。

 しばらく歩くと、シロバナヒガンバナ(白花曼珠沙華)が咲いています。

 こんなに沢山の白い彼岸花が

 時期的に白い彼岸花の方が赤い彼岸花より少し早く咲くのかな~

 ここでは、赤・白の2種類の彼岸花が咲いています。

 加都良神社の参道の石灯籠の脇にも沢山の彼岸花が咲き綺麗です。

 ちょっと白い彼岸花をアップで撮りました。

 3色彼岸花は、思出川に沿って流れる用水路沿いに植えられており、地元住民によって大切に育てられています。

 大きな栗の実の下にも彼岸花が、今年も彼岸花を堪能するほど見ました
次回をお楽しみに では またね

多可町・荒田神社の彼岸花  2011.09.23

2011年09月24日 21時19分58秒 | 季節のたより


  所在地  荒田神社    兵庫県多可郡多可町加美区的場

 荒田神社の立派な鳥居に圧倒されました。神号額には「二宮正一位荒田大明神」と記されています。

 向こうには、立派な神門があり登り切ると境内で、非常に幅広い大きな拝殿があります。

 神門の横には、今の時期沢山の彼岸花が咲いています。

 荒田神社の拝殿は、桧皮葺切妻造幣殿、桧皮葺入母屋造の拝殿で立派なものです。

 少彦名命(すくなひこなのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)の3神が祀られている。 かつてこの神社を、蝦夷討伐で有名な征夷大将軍坂上田村麻呂が参拝したと伝えられている。神社に残る言い伝えでは、天平勝宝元年(749年)5月7日に少彦名命が村内の福原字神立にご降臨になり、その夜、村に大雨が降りました。そこで、村人達は雨が上がるのを祈ったところ、願いがかなったためこれに感謝して村内字野尻に小社を建てて、荒田神社と称したと伝えられています。

 鳥居の前には、田園が広がりあぜ道には沢山の彼岸花が咲いています。

 今の時期は、お百姓さん達は稲刈りに忙しそうです。

 荒田神社の前の彼岸花は赤色しか見当たりませんが、真っ赤な色であぜ道を彩っています。

 この花は、お彼岸の頃、開花するので彼岸花と呼ばれています。またマンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれ梵語「赤い花・天上の花」の意味でおめでたい兆しとされています

 彼岸花の花の命は短いですが、次から次と蕾が地中から出てきて開花を楽しませてくれます。
 次回をお楽しみに では またね

多可町岩座神の棚田と五霊神社・神光寺 2011.09.23

2011年09月23日 19時20分49秒 | 公園・名所・名勝


所在地  岩座神の棚田    兵庫県多可郡多可町加美区岩座神

 千ヶ峰の南麓、杉原川の支流多田川の最上流域に位置します。、「神おわす」との山岳信仰により「岩座神(いわすわりかみ)山」と呼ばれ、後に「いさりがみ」に変化したといわれています。

 岩座神の棚田(いさりがみのたなだ)は鎌倉時代につくられたといわれる石垣の棚田です。石垣は地場産の石材を用いて作られたと伝えられており、寺勾配と呼ばれる石積みの反り返りの美しさが特徴です。

 先日の台風15号による雨で、稲の穂が実り「コシヒカリ」などは倒れ稲刈りが大変なようで

 日本の原風景とも呼べる棚田の景色は、日本の棚田百選にも認定されており、茅葺の家もありのどかな風景です。

 長閑な田園風景の中、現代的な案山子がありました。

 田んぼのあぜ道には、秋分が近づくと彼岸花が咲き始めます。

 目映いぐらいの青空にさえる中、彼岸花が咲いています。

 公会堂の向かいに神社があります。道路の右手を流れる多田川を跨いだ橋の向こうに、五霊神社はあります。これが岩座神のホソバタブ(細葉椨)で岩座神社の五霊神社の境内に生育しているクスノキ科の常緑高木のことで、通常では胸高幹周りが2.2㍍になると言われています。ここのホソバタブの胸高幹周りは、大きいものから順に4.8㍍、3.84㍍、3.38㍍で一番大きなホソバタブは県内最大の巨木です。

 五霊神社の参道の神門と、拝殿です。拝殿の奥に本殿と幣殿が見えますが、ここには鳥居が見当たりませんでした。

 村の外れの神光寺から少し離れた段々畑の中に建つ山門には威厳のある仁王像が安置されています。山門の横にある樒(しきみ)は、午前中は枝葉に勢いがあって光っているが、午後になると急に勢いが失せて光沢もなくなるといわれています。

 山門を通り抜け石段を上がると途中には、イノシシ・鹿などの動物が村に入り被害を受けないように鉄製の門がありクサリで錠をしています。そこを空けてはいると神光寺の本堂が見えます。

 神光寺のご本尊 十一面観音菩薩が祀られています。ここまで来るのに急な上り坂で疲れます。

 帰りは急な坂道を下り、途中の棚田を見なが長閑な岩座神を後にしました。
 次回をお楽しみに  では またね

多可町・大歳神社の彼岸花  2011.09.19

2011年09月19日 16時59分56秒 | 季節のたより


 所在地  大歳神社の彼岸花   兵庫県多可郡多可町中区糀屋/森本

 兵庫県・島根県を中心に、大歳尊・大歳明神・大歳御祖として祀る神社が多いようですが、兵庫県には大歳神社が三百八十社にものぼり、その一つの大歳神社の脇に道路から見て沢山の彼岸花が咲いていました。

 大歳尊は河内から大和に入った頃に饒速日に改名したようで、若い頃から農業に熱心だったオオトシは、奥出雲の住人らとともに米作りにも精を出し稲の神様、日本の代表的な神様であり「大歳神社」の「年」は稲の実りのことで、穀物神である。その根底にあるのは、穀物の死と再生である。古代日本で農耕が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになり、それが年神を祀る行事となって正月の中心行事となっていった。現在でも残る正月の飾り物は、元々年神を迎えるためのものです。

 大歳神社には、沢山の彼岸花が見頃を迎えています。

 多可町は、三色の彼岸花で有名ですが、ここ大歳神社の彼岸花は赤、一色ですが綺麗です。

 わぁ~綺麗、綺麗です~

 境内は、今、見頃の彼岸花で一杯です。

 大歳神社の境内には、兵庫県の「ケヤキ」有用広葉樹母樹林があります。その周りに彼岸花が、

 ちょうど秋の彼岸の頃に花が咲くことから名づけられた。根に有毒成分を含むが、毒を抜いて粉にし、食用にもしたことから、「マンジュ(饅頭)バナ」の別名もあります。

 別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。「天上の花」という意味で、慶事が起こる前触れには赤い花が天からふってくるという仏教の経典によります。日本への渡来は古く、史前帰化植物であろうと推察されています。

 綺麗な彼岸花を見せてもらいましたが、天候も怪しくなり大歳神社を離れました。
 次回をお楽しみに では またね