hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

秋が深まる楊柳寺 2015.11.28

2015年11月30日 08時08分25秒 | 神社・寺院


  所在地    楊柳寺      兵庫県多可郡多可町八千代区大和774

 ワァ~立派な仁王門ですね‥ 「国の登録文化財」のようです。境内下段の入口に南面して構える、古刹の正門に相応しい、均整のとれた仁王門です。
  拝観・駐車場無料

 仁王門を潜ると本堂への急な階段がつづきます。仁王門の脇から車で行ける近道がありが、やはり参道を通って参拝します。休みながらですが・・・日光椿の紅色が鮮やかですね。

 階段を登りつめると右手に鐘楼堂があります。その後は苔むした杉木立の平坦な参道が続き秋風を受けながら、気持ち良く歩けます。

 参道を登りつめると正面に阿弥陀堂が手前に手水鉢があり、右には 茶堂があります。境内の右手には本堂が新しいところは最近修理が行われ、内陣奥は室町時代くらいの部材があるそうです。

 柳山楊柳寺(俗に柳の観音さん)は白雉年間(6世紀半ば)法道仙人の開基を伝える古刹で、法道仙人が山麓の柳の大木から光りを放っている菩薩を見つけ、その尊像を柳の木に刻んだという故事があり、一大霊刹として隆盛を極めましたが、天正年間、野間城落城の際に焼失した。播磨守護の赤松円心、別所氏との三木合戦、秀吉に至る戦乱の歴史です。この時、仏像は辛くも運び出されたようです。

 境内は54900平方メートルもあり仁王門、鐘楼堂、茶堂、阿弥陀堂、本堂、行者堂、奥の院などがあります。 また 塔頭寺院として 法持院、薬王院がある。 また 平安時代の木彫りの仏像で 県指定の重要文化財があります。

 静まりかえった杉林付近の茶堂が紅葉に染まりいい感じです。

 遠くから見ると苔生した屋根の茶堂が紅葉に交わり何ともいえない雰囲気です。

 この法道上人開基伝説を持つ古寺の一つの柳山楊柳寺を参拝して、今 来た参道を貴重な 樹木も見られる自然林が広がる中を歩きます。
 次回をお楽しみに では またね


義経道が通る掎鹿寺 2015.11.28

2015年11月29日 08時22分24秒 | 神社・寺院


  所在地    掎鹿寺     兵庫県加東市掎鹿谷692

 加東市を走る中国道の脇の県道17号から県道75へ入ると掎鹿寺の標識が、それに沿って走ると、右に掎鹿寺の参道があり、左に南蔵院へ綺麗な庭のお寺が掎鹿寺の二つの塔頭の一つ南蔵院です。
  拝観・駐車場無料

 掎鹿寺の参道を進むと、大乗院がありそこには、平家物語で、源義経が1184年三草山の戦いで勝利し掎鹿の里で休息し、一の谷の戦いに向ったのであるが、篠山から三草山~掎鹿~鵯越の道を<義経道>と呼ばれる碑があります。標碑の後方の道が義経道のようです。

 掎鹿寺は聖徳太子によって開創されたと伝えられ、奈良時代に行基によって堂宇が現在地に建立されたといわれています。盛衰を繰り返し、1880年の火災によって焼失し、現在は広い境内には薬師堂のみが残っていますが、しかし、塔頭の南蔵院と大乗院がしっかりと護持しており、掎鹿寺の古刹に相応しい風景を保っています。

 大乗院の境内の周りを見渡すと、モミジの木々で覆われており、最高のロケーションがいいようで、ちょっと拝観させていただきます。

 山門にはなんともお茶目な木彫が2体あります。珍しいですね。

 庭に入ると茅葺の茶室と思われる渋い建物がありました。お籠堂と呼ばれているようですが、落ち着いた雰囲気がいいです。

 ここが本堂で掎鹿寺大乗院のご本尊は薬師如来です。境内の中には、たくさんの像がありましたよ~

 境内の中には、たくさんの石像があり紅葉が盛んです。

 大乗院さんは、宝の道七福神の寺院さんです。掎鹿寺の南蔵院、大乗院の二つの塔頭でおまもりしていますが、立派な塔頭のようですね~。
 次回をお楽しみに では またね




蓮花寺の紅葉  2015.11.28

2015年11月28日 19時47分18秒 | 神社・寺院


  所在地   蓮花寺        兵庫県三木市口吉川町蓮花寺188

 久しぶりの蓮花寺です。今年は、天候が不安定で紅葉も例年と違いますが、まずは駐車場に車を止めます。
   拝観 駐車場は無料

 石灯篭の向こうには朝日を浴びて紅葉した木々が日に当たり真っ赤に燃えるようです。

 蔵が建つ横には、紅葉した木々が立ち並び、その中には、紅葉した葉が落ち始めています。

 モミジのトンネルをくぐり前に進みます。

 蓮花寺参道脇には、紅葉が盛んで朝日に照らされて赤く染めています。

 石階段の参道を上がると本堂に、大化元年(645)法道仙人の開基と伝えられ、また空海(弘法大師)の修行のとも伝えられています。寺領16町4面、18院33坊の大伽藍を容し隆盛を極めていましたが、天正7年の三木合戦の戦火を受け、今は江戸時代に再建された本堂、多宝塔、鐘楼、仁王門などがあります。

 さらに進むと、蓮花寺多宝塔(指定なし、江戸時代 延享四年 1747年、桟瓦葺、一辺4.86m)があり、塔は擬宝珠高欄を付した縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間連子窓、中備えは中央間蟇股、脇間蓑束です。

 鐘楼から坂道を下り広場に、先日の雨と風で期待薄でしたが、まあまあの紅葉でしたね~
 次回をお楽しみに では またね




秋の薔薇と紅葉の神戸須磨離宮公園 2015.11.23

2015年11月26日 12時40分48秒 | 公園・名所・名勝


  所在地   神戸須磨離宮公園   神戸市須磨区東須磨1―1

 11月3連休の最終日ですが、曇り空、紅葉の見頃はいいかな~ と思い車で出かけました。紅葉まつりが開催され多くの人が来られています。
  入園 大人¥400 兵庫県在住証明 65歳以上で無料   駐車場 ¥500

 須磨離宮公園は、兵庫県神戸市須磨区の丘陵に広がる面積82ヘクタールの広大な都市公園。西洋式庭園を中心とする本園と植物園からなり、欧風噴水庭園にあります。

 旧離宮の由緒ある歴史にちなみ、整形式庭園には王侯貴族のバラ園があり、春と秋には180種、4,000株のバラが開花し、色鮮やかな花色と豊かな香りをお楽しませてくれます。

 王侯貴族のバラ園付近も紅葉が始まり、木々の紅葉や銀杏が境内を彩りちょうど見ごろを迎えています。

 本園と植物園をつなぐトンネルをくぐり連絡橋を渡ると植物園へ

 連絡橋を渡ると左側に石組みを流れ落ちる滝が、水の音が心地良さを感じさせるみどり滝。ここに秋が訪れると、滝にかかるもみじの葉が滝を流れ落ちたり水面に映ったりして、綺麗に染まります。その横の道には紅葉のトンネルがあり通り抜けます。

 離宮公園では、数少ない土の広場で花の広場があり、春はシダレザクラ、秋にはモミジの紅葉が楽しめます。
花の庭園の間には、三段滝があり夜間のライトアップにあわせて赤・黄のキャンドルがあり昼間でも違った感じです。

 トンネルのツタも春は緑に飾られていますが、今は、葉っぱも落ち秋の装いです。

 和庭園の情景もあり、また 違った上から目線で紅葉が見られて素晴らしいです。

 和庭園から紅葉が見頃を迎えるモミジの道を通ります。

 道を下っていくと青葉もありますが見頃が近づき赤色と緑色に黄色のコントラストをお楽しみながら、・特に、和庭園付近や和庭園からもみじ道を見下すと綺麗な紅葉を見ることができます。

 植物園を中心に晩秋の紅葉の風情をたっぷり満喫しながら噴水広場に戻ってきました。
 次回をお楽しみに では またね



秋が深まる飛龍の滝 2015.11.21

2015年11月25日 10時02分00秒 | 滝・渓谷・山


  所在地   飛龍の滝      兵庫県佐用郡佐用町櫛田字滝谷

 以前にも来たことのある、この滝はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のオープニング映像のタイトルバックに使われている滝で兵庫県佐用郡佐用町櫛田にある「飛龍の滝」に来ました。

 標識に従って来ると、最奥に駐車出来るスペースがあり、ここから歩いて2~3分で、この優美な飛龍の姿を滝下から眺めることが出来できますが、階段を上がる手前に小さな滝が、

 この階段を上って行くと橋の前から滝を見ることができます。

 飛龍の滝はは地名から「櫛田の滝」とも呼ばれており、古来より雨乞いの滝として信仰のあった滝で、滝の手前には「天門山 瀧の不動明王」の石柱も建てられています。

 飛龍の滝は、上月町櫛田の滝谷地内を南から北へ流れる滝谷川の上流海抜約200mから同240mのところにあります。佐用郡随一の規模を誇り、約20mの高さから落ちる水の音としぶきは壮観です。滝中央部あたりの壁岩が突き出し、水の流れに変化がついており、これが飛龍の姿に似ていることからこの名前がつけられたと伝えられています。

 今日の飛龍の滝は水量がやや多めなのかな~、ほとんど涸れ滝同然のことも多いということですが、まずまずの水量ですので迫力のある滝が見られました。

 佐用郡随一の規模を持ち、約20mの高さから落ちる水の音としぶきは壮観です。滝中央部あたりの岸壁が突き出し、水の流れに変化がついているところが、この名前がつけられたと伝えられていますが、飛龍の姿に似ているのかな~

 滝の横を少し上がると滝横に依然置かれていたんでしょうね、壊れた龍神様が寂しそうに鎮座していました。

 秋の杉木立の間を3段になって落ちる滝は、佐用郡随一の規模を持ち、約20mの高さから落ちる水の音としぶきは壮観で、水の流れに変化がついているところがいいですね。
 次回をお楽しみに では またね



清林寺の紅葉  2015.11.21

2015年11月24日 08時30分17秒 | 神社・寺院


  所在地    清林寺     兵庫県佐用郡佐用町家内285

 国道2号線から千種川沿いに国道373号線を北上しながら走りますと、智頭急行・久崎駅の手前に提灯が吊られた沿道があり、その先の駐車場に車を止めて石階段を上がっていきます。
    拝観・駐車場は無料

 兵庫県佐用町家内の清林寺が紅葉の名所と知り、11月21日に訪れました。境内で住職さんとの立ち話で今年の紅葉は少し例年より見劣りするような話ですが、次回を期待して写真撮りです。

 八体仏の周りに紅葉が盛んでいいものです。

 清林寺は、兵庫県佐用郡佐用の寺院。羽柴秀吉が中国征伐の上月城攻めの際に本陣を置いたと伝えられていて、天平十二年(740)、行基菩薩の開基と伝わる「本尊聖観音菩薩」で真言宗御室派の寺院です。

 境内には、何箇所かの小さな滝があり紅葉と交わり美しい光景が見られます。

 紅葉した木々を背景に仏様、穏やかなお顔です。

 少し参道を上がっていきます。境内に一本一本丁寧に植えられた約200本のヤマモミジの鮮やかな紅葉が楽しめます。

 紅葉が見頃を迎えていますが、朝晩の冷え込みで赤と黄色に染まる約200本の木々が幻想的な雰囲気を演出しているですが、先ほどの住職の話が頭に残り、何時もならもっと綺麗でしょうね。それでも境内の紅葉と山々の紅葉が綺麗で満足です。

 境内の紅葉の写真を撮り終わり、奥さんからお茶を振舞って貰いちょっといっぷくです。一面が紅葉で綺麗なお寺です。紅葉の穴場のスポットかな~
 次回をお楽しみに では またね 



東山公園の紅葉が見頃に 2015.11.21

2015年11月23日 07時40分41秒 | 公園・名所・名勝


  所在地   東山公園     兵庫県たつの市新宮町新宮1093

 国民宿舎志んぐ荘に隣接する東山公園は、たつの市新宮町の東部に流れる揖保川のほとりにある公園で、不動の滝などがあり、秋は公園内がイロハモミジなどの鮮やかな紅葉で彩られます。
   入園・駐車場無料

 今日は、連休の始まりで、ちょうど昼前ということで国民宿舎志んぐ荘に出入りする人も多いような~ 紅葉も身頃を迎えて来ています。

 東山公園は、秋になるともみじの名所として毎年多くの来訪者を迎えています。雄大な自然を生かした景観の美しさと、公園内約400本のモミジが綺麗です。

 遊歩道や水辺に、紅葉した落ち葉をひき詰めたような美しさ素晴らしいです。

 自然に溶け込むような遊戯があり、付近の紅葉にマッチして絵になります。

 東山公園は、山肌に沿った公園で山間を散策する道には紅葉が多数植えられていて ベンチでお弁当を広げる家族も多くおります。

 谷間を流れる渓流の両サイドには紅葉した木々があり綺麗な景色です。

 私も、この美しい紅葉を見ながらの食事です。自然の中でのひと時もいいものですね~

 不動の滝などがあり、春の桜、ツツジ、秋の紅葉などが美しく、絶好の散歩道となっています。
 次回をお楽しみに では またね

境内染めるドウダンツツジの永昌寺 2015.11.21

2015年11月22日 11時58分38秒 | 神社・寺院


  所在地    永昌寺       兵庫県加古川市神野町西条828

 前から気になっていましたが、兵庫県加古川市にある永昌寺(永昌禅寺)のドウダンツツジはだいたい11月の下旬ぐらいから見頃を迎えますので、行ってきました。永昌禅寺は、臨済宗妙心寺派のお寺で、16世紀初頭の室町時代の永正年間(1504年~1520年)に、三木の別所氏によって創建されたとされている非常に歴史のあるお寺です。その後、戦国時代に入って豊臣秀吉が播磨別所攻め三木合戦(1578年~1580年)で三木城を攻略した時に、そのあおりで一時廃墟になったという歴史も持っているようです。
   拝観・駐車場無料

 本堂の入口を開けて入ります。そこには、この時期には文化展が開催されています。

 いろんな作品が展示され興味深く見ることが出来ます。あなたも何か作品を出品してくださいよとお願いされました。

 本堂から表を覗くと大きなカエデの木が、何時もならドウダンツツジが見頃の時は、あの木も紅葉で綺麗ですと、今年はちょっと気候が変かな?

 本堂から少し階段を降りると、中庭から見るドウダンツツジが朝の日に当たり真っ赤に燃えるような見え素晴らしいです。

 永昌禅寺のドウダンツツジは、中原住職が、約25年ぐらい前に、ドウダンツツジを500本ぐらい庭園の奥に植えたのが最初だそうです。10年前ぐらいから一般公開を始めていらっしゃるそうですが、特に拝観料を徴収されているわけではありませんので、拝観時間内は誰でも自由に入って拝観することができるようになったそうです。

 観光客でいっぱいになる安国寺とはまた違って、非常に静かにドウダンツツジを鑑賞することができ、お茶を頂きながら過ごすことができます。

 ドウダンツツジ約500本が、紅葉の見ごろを迎えている。この時期に合わせて開放されている本堂からは、境内の斜面を真っ赤に染める様子が人に邪魔されず静かに観賞できるのが最高ですね。

 緑の木々と真っ赤に染まるドウダンツツジに庭園が調和され観賞さしていると時間も忘れてしまいます。

 永昌寺 阿弥陀三尊石棺仏は、(南北朝時代 康永二年 1343年、凝灰岩、高さ 167Cm 幅 95Cm) 覆堂にありますが、もと県道端に祀られていたが、道路拡張のため、現在位置の永昌寺門前南側に移されました。

常楽寺の紅葉が綺麗  2015.11.21

2015年11月21日 19時37分26秒 | 神社・寺院


  所在地   常楽寺     兵庫県加古川市上荘町井ノ口

 加古川市の北部の加古川に架かる上荘橋を渡り東へ少し車で上がっていくと、常楽寺の駐車場に、今年は少し紅葉が違うようですが、それなりに綺麗です。拝観・駐車場無料

 石灯篭が並ぶ参道を歩いていきます。

 石段を上がると、本堂のある境内に、まずは 鐘楼が目に付きます。

 境内には、鎌倉時代に造られた花崗岩製の九重塔、凝灰岩製の三重塔、室町時代に造られたと思われる凝灰岩(竜山石)製の五輪塔などの石造遺品がたくさんあります。

 真言宗の寺院で、本尊は薬師如来です。大化5年(649)法道仙人の開基といわれています。天正年間、豊臣秀吉の三木攻めの時、堂塔伽藍すべてを焼失し、延宝6年(1678)に再建されました。

 日光山のお薬師さん常楽寺は播磨八薬師の霊場の一つに数えられます。病苦を除き、からだの健康と心の安らぎを与えてくれるご利益があり、「日光山のお薬師さん」として親しまれています。

 裏山には約30分で巡礼できるミニ四国霊場八十八ヵ所があり、多くの参拝者が訪れるようですので、歩いてみました。

 50番札所付近に来ると、南北朝時代~室町時代の石造5輪塔(146cm)があり、塔の下には、入れるような通路がちょっと神秘的なので控えました。春には、みやまつつじがきれいに咲き誇るようです。

 例年ならば、山々が綺麗な紅葉の目を楽しませてくれるでしょうが、昨年より今年は紅葉が? と 話をされておられました。
 次回をお楽しみに では またね

三寶寺の紅葉 2015.11.16

2015年11月18日 09時37分41秒 | 神社・寺院


  所在地     三寶寺      兵庫県丹波市柏原町大新屋571

 本光山三宝寺は、今を去る480余年前、後土御門天皇の御宇、摂政関白藤原政家征夷大将軍足利義尚の時代、文明四壬辰の年太宗守順和尚(甲斐国寺快川国師の法嗣と伝う)の開基であったようで、この門をくぐります。

 この寺は、当時は迦藍宏壮を極め諸堂よく備ったと云われましたが、然るに天正年間明智光秀の攻勢により、高見落城の際、兵火に罹り全山焼失し、伽藍坊舎及什宝等悉く烏有に帰した、その後直ちに再建、慶長11年に至り再び不慮の災火によって、全宇焼失。同13年、音岫和尚小宇を再建したが、その後幾多の星霜を経て目然諸堂宇荒廃甚しく、その間の盛衰消長はあったが、天保4年(1823)中興の英僧譲嶽慧宋和尚これを憂い荒廃せる当山を再興し、大いに寺門興隆に努めました。

 静かな山間に建つお寺で、ちょっと立ち止り見ると入口の紅葉も綺麗です

 本堂の前の庭は、綺麗で紅葉と落ち葉が毛氈を引き詰めたようで素晴らしいです。

 庭が落ち葉で赤く染まり、夕ににも染まるお寺の庭を想像すると何ともいえない風景でしょうね。

 何とも可愛らしい子狸の置物が、紅葉した木の下で何を考えているのでしょうか?

 寺宝として梵鐘があり、その銘に「現住志楽叟、維時延享四卯歳」とあります。尚本堂正面「本光山三宝寺」の額裏面に「明和六歳己丑七月七日現住元玲記焉、施主当村地蔵講中」と記しています。

 このお寺は、裏山には老松茂り、初夏の時鳥の声は幽雅なる山寺の興趣を添え、春は門前参道の桜花吹きが舞い、秋には紅葉で素晴らしい景色で四季を通じて心を和ませてくれるお寺のようです。再度訪れたいお寺です。
 次回をお楽しみに では またね

慧日寺の秋の美しい庭園 2015.11.16

2015年11月17日 14時15分25秒 | 神社・寺院


  所在地    慧日寺     兵庫県丹波市山南町太田127―1

 駐車場から木々のトンネルを抜けると簡素ながら趣のある山門が見えてきます。山門を越えて正面に見えるのが仏殿です。禅宗様式の建物だそうで、そして仏殿と回廊でつながっている茅葺屋根の建物が慧日寺の本堂です。

 慧日寺は、昨年も紅葉の時期に参拝しましたが、室町時代に管領・細川氏により建立された臨済宗の寺院で、山門の奥にある本堂は茅葺き屋根の大きな建物が、珍しく今年も来ました。

 色あせ始めの紅葉した落ち葉が池の水面に落ち美しい背景を醸し出されています。

 駐車場・拝観は無料で本堂の右には庫裏が配置され、そこから入ります。前には「虎の屏風」があり、大分 古いようで昔は、見たこともない虎を外国で見た人の話を聞き書いたのでしょうね。

 庫裏へ入り縁から庭を望むと、紅葉が綺麗で落着く環境です。

 庫裏から本堂に行く渡り廊下を背景に、内庭の紅葉が素晴らしいです。

 慧日寺では、気軽に案内してくださる女性がいらっしゃいますので境内を案内してくれます。後でお礼をいい、改めて境内を歩きゆっくりと写真を撮りました。

 案内パンフレットによく載っている渡り廊下、ここから見る紅葉も綺麗ですよ~。

 永和元年(1375)細川頼之が創建、特峯禅師により開山され、七堂伽藍他山内の塔頭18か寺に及ぶ丹波禅寺の中心として栄えました。その後、明智光秀の丹波攻め(16世紀末)や度重なる火災の為、創建当時の面影を失い、現存の仏殿(県指定文化財)は元禄年間(17世紀末)のものです。仏殿の中には御本尊の釈迦三尊像を間近で拝観することができます。

 慧日寺の裏庭は、室内から見る隠れた紅葉の名所があり、紅葉狩りに訪れる観光客をもてなそうと、今年も檀家有志が当番を決め、 ガイドしています。 江戸時代中期に造られたとされる同寺裏庭の紅葉が、「隠れた穴場」として脚光を浴び始めているのに加え、 檀家による飾らないもてなしも好評のようです。

 見ごたえ十分。紅葉の見頃が過ぎつつありますが、に境内は美しさを増し、穴場のためか比較的静かに散策を楽しめます。また 冬の雪景色、春の桜も綺麗ようですので、来年も楽しみにしています。
 次回をお楽しみに では またね

官兵衛ゆかりの荘厳寺は紅葉の秋 2015.11.16

2015年11月16日 21時40分57秒 | 神社・寺院


  所在地    荘厳寺    兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589

 久々に荘厳寺の紅葉を見に、11月15日(日)に「2015年の黒田の里 官兵衛まつり」が開催されようです。

 絶好の紅葉日和となったこの日に来ましたが、今年の紅葉は、ちょっとおかしくあまり綺麗ではありませんが、紅葉のアンバランスのところもいいかな~。

 荘厳寺は、近年注目されている黒田官兵衛ゆかりの寺で、寺に所蔵の播磨黒田氏系図、「荘厳寺本 黒田家略系図」は、歴史研究家に史料的価値を評価され、研究がすすんでおります。それによれば、黒田官兵衛のご先祖、播磨黒田氏は、観応二年(1351)以来、多可郡黒田城主として九代、二百数十年にわたり当地・黒田に存続しました。荘厳寺本系図は、播磨黒田氏の起源と歴史を示す根本史料です。

 苔生した石段に、色付いたカエデの落ち葉が参道に散らばり、針葉樹を背に真っ赤に紅葉したカエデが素晴らしいです。

 この石段を上がると本堂が、江戸時代 修験道の道場として大いに栄えたといわれる荘厳寺は、650年頃インドからの渡来僧・法道仙人によって開創されたと伝わる観音霊場です慶長年間(1396年~)に徳禅上人が当山に入り、堂宇を修復して再興、盛時には本堂への参道沿いに十ヶ寺程の塔頭構えていたようでです。

 荘厳寺にのこる古建築には、本堂や多宝塔などがあります。このうち多宝塔は、その最初は鎌倉時代の佐々木高綱建立と伝えています。現存の多宝塔は正徳元年(1711)に再建されたもので、古雅で優美な姿で知られ、県の重要文化財です。

 多宝塔や梵鐘・本堂など付近の木は、葉が落ち始め素敵な落ち葉の絨毯を見る事ができます。
 次回をお楽しみに では またね



第87回 明石公園菊花展覧会 2015.11.15

2015年11月15日 20時57分27秒 | 公園・名所・名勝


  所在地    明石公園      兵庫県明石市明石公園1

 旧御料地の明石公園を広く紹介するため、1926年より皇室の紋章にちなみ菊花展を開催。明石の秋を彩る伝統行事となっています。

 「とき打ち太鼓」の前には、明石の市花は菊であり、そのメインとなる今年はトナカイと明石ダコの様です。

 菊は明石の市の花であり大正15年から半世紀を越える歴史をもつ本菊花展は、郷土の誇る秋の恒例行事として市民をはじめ多くの人々に親しまれています。大菊、懸崖菊、福助菊、盆栽菊など約1500鉢が並び綺麗です。

 人丸神社の飾り付けがある中、立派な菊の花が

 お馴染みの明石ダコがおり、公園内の樹木の紅葉との美しい菊花展を楽しめますね。

 盆栽花壇、小品盆栽花壇、小品盆栽鉢組など沢山展示され目を楽しませてくれますね。

 ここは、生徒達が育てた学校花壇かな~ 立派なものですね。菊花展も今日で終わりのようです。
 次回をお楽しみに では またね

森林植物園の紅葉が見頃に 2015.11.11

2015年11月13日 09時43分51秒 | 公園・名所・名勝


  所在地   森林植物園    神戸市北区山田町上谷上1―2

 昨日の曇りがちな天気から、今日はいい天気ですので神戸森林植物園へ出かけると、「モリンくん」に、会いましたよ、木登りとかくれんぼが大好きな森の妖精で、森の木々を愛する人たちとお友達の輪を広げたり、森を育てるお手伝いをしています。

 車を止めて、歩くこと「メタセコイア並木」が紅葉で綺麗に染まり、このような風景です。

 森林展示館から長谷池方面へ少し坂を下っていきます。ここは、初夏の季節には紫陽花の花が綺麗ですが、秋には紅葉が綺麗ですね。

 ここは、写真撮影ポイントのようです。夜のライトアップをすると紅葉された木々が浮かび上がり素晴らしいでしょうね。

 長谷池の紅葉です多くの人が写真撮影にこられ撮影ポイントを探し写真を撮っています。

 池には、紅葉が盛んで落ち葉が池に浮かび日差しを浴びて美しいです。

 長谷池に浮かぶ島に架かる橋が、絵になる風景で絵を書く人、写真を撮る人、遠足で来る人、ハイキングで来る人、バスで観光で紅葉を見に来る人など平日というのに多くの人で賑わっています。

 長谷池を周回していると、「ラクウショウ」の木のそばの根元付近からこぶのようにでているのは気根(きこん)です。これも また、絵になりますね。

 森林植物園では「森林もみじ散策」を開催しております。38種3000株の様々な種類の紅葉が楽しめ、世界の木々が織りなす色とりどりの紅葉を楽しむことができます。長谷池周辺のハナノキやイロハモミジなどの景観が特に美しいです。
 次回をお楽しみに では またね

赤穂義士ゆかりの寺 久学寺 2015.11.10

2015年11月12日 07時41分15秒 | 神社・寺院


  所在地    久学寺     兵庫県加西市上芥田町982 

 中国自動車道(加西IC)から県道24―県道145-県道369の(上芥田町)の久学寺の標識を便りに進むと、久学寺に到着です。こけむして青々とした参道を踏みしめるように進み、杉とイチョウの木立が取り囲む中を歩いていきます。

 久学寺は山号は河上山、曹洞宗の寺院です。文安3年(1446)年性光禅師の開基と伝えられています。赤穂城主浅野家の菩提寺として有名で、赤穂義士ゆかりの寺です。東京の泉岳寺、赤穂の花岳寺と並び浅野藩三がく寺ともいわれます。立派な仁王門が建っています。

 石階段を上がり、振り返ると苔むした石灯篭の背景には、これから見頃を迎えるカエデが綺麗になることでしょうね。

 本堂の前にそびえ立つ久学寺の立派な仁王門ですが、大石内蔵助もこの門をくぐったのでしょうか、

 元禄14年3月浅野匠頭長矩が江戸殿中で刀傷事件をおこしたときも、大石良雄は親交の深かったこの寺の住職と囲碁を楽しんでいて、この悲報に囲碁を放り出して赤穂に帰城したという。

 仁王門をくぐり抜けると、真新しいヒノキの柱が目に入る。約360年ぶりに大改修が終わったばかりの本堂です。

 真新しくなった境内には、あちこちの紅葉が始まり美しくなってきました。

 裏山も綺麗に紅葉が始まりましたが、久学寺は江戸時代から明治にかけ、土砂災害などに遭遇することが度々ありましたが、その都度再建され、この度、平成25(2013)年、本堂の改修工事が完成しました。背景には、この季節紅葉で冴え素晴らしいです。

 大石内蔵助が久学寺を宿泊所として利用し、住職と囲碁を打つために山深いこの道を通ってきたのでしょうか。
 次回をお楽しみに では またね