所在地 乙姫大明神 神戸市垂水区下畑町神の脇437
旧神明道路の南側に、「竜宮城」 と書かれた朱色の鳥居があります。車で通ると見逃しそうに
亀の甲羅の様な石が、鳥居をくぐり先は、急な石階段が続きます。
ホンマニ急な階段です、右には岩肌にへばりつくように大木が根を張っています。その下の方に社があるようです。
下畑の旗振山を、下畑では古く鯛取山といい、この山で、浦島太郎は鯛を釣りましたが、釣った鯛を助けました。助けられた鯛は、浦島太郎を竜宮城へつれて行き、百年目にこの乙姫神社の岩の上に帰ってきて、目を覚ましたと云われております。
境内の御手洗の横には井戸のようなものがあり、村民は清盛公に感謝して、ここを浦島伝説にちなみ「竜宮城」と呼び村の守り神として崇拝してきました。
平清盛の建立と言われています。さざれ石をご神体として宋貿易の船の安全を願った。そして神社を「乙女大明神」と名付けました。1184年の一の谷の合戦では、義経と熊谷直実がこの付近で別れ、平家の一の谷の陣が望める鉄拐山に到着し、義経勝利の作戦「鵯越の坂落とし」を遂行しました。
「乙女大明神」の前の道には、梅の花が咲き、以前 鉄拐山に登るには、もっとも近道であったことから、村の住民もこの道を経て須磨に向かったが、おそらく義経軍も、この道を辿ったものと考えられます。
次回をお楽しみに では またね
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