津山市・箕作阮甫旧宅 2013.05.26 2013年05月31日 15時00分47秒 | 歴史・遺跡・伝説 所在地 箕作阮甫旧宅 岡山市津山市西新町6 津山市を東西に走る旧出雲街道に沿って、江戸時代の町屋が今も軒を連ねる城東町並み保存地区。約180年前、この町に生まれ育った1人の青年が、大志を抱いて江戸へと旅立ちました。これが幕末に活躍した洋学者箕作阮甫(みつくりげんぽ)の生まれ育った家です。当時の町家がそのままの雰囲気で解体復元されています。町医者であった箕作阮甫の旧宅は、よく江戸時代の姿をとどめているとして、国の重要指定史跡となり、再整備され公開されています 正面入口から土蔵方向の眺めて、左手は見学者受付所、中央通路右は土間・台所、左は居間・奥の間となる旧宅内部です。 台所のかまどですが、通り庭式の土間には大きな曲土(くど「かまど」)があり、煙り出しと明り取りを兼ねた「無双窓」があります。 }阮甫は生涯一医者にとどまらず、経済・天文・法学・地理・物理・兵学など洋学者として、広く学問を修め、幕府の外交政策等にかかわり、近代日本の文明開化の先がけとなった一人で多くの業績を残しました。 中庭の縁側に面した部屋です。 資料館内部です。洋館風の本館には現代的なホール、れんが造りの展示室、焼き板の町屋的な収蔵庫が連なる。一見、和洋の建物の集合体に見えるが、実は1つの建物。阮甫の子孫である建築家故吉阪隆正氏に師事した富田玲子氏(70)の設計です。 中庭にある井戸です。 この瓦ですが、津山城は今から約130年前、明治6年(1873)の廃条令により、全ての建造物は取り除かれました。この瓦は4.6×3.2、2.2×2.8cmと大変大きなものです。瓦屋小路の瓦師赤染部家で作られたものです。西新町在住の竹内鶴一さん宅で発見されました。町家の瓦と比べて見てください。(平成16年5月) 檜皮(ひわだ)を張り付け、屋根裏は、竹をつるで巻きつけた「竹すのこ張り」という大変めずらしい構造になっています。 次回をお楽しみに では またね
津山市・作州城東屋敷 2013.05.26 2013年05月30日 21時12分32秒 | 歴史・遺跡・伝説 所在地 作州城東屋敷 岡山県津山市仲之町19 江戸時代の町家を復元した無料休憩所。白壁と火の見櫓が目をひきます。この屋敷の大溝から南は、出雲海道に面した町家の跡地であり、大溝から北は上之町の武家屋敷の跡地です。 この白壁の建物は、作州城東屋敷内にある 現在の消防機庫のようです。 映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんロケ地で屋敷は、観光休憩所にもなっており、軒先の「くくり猿」が観光に来られる人の癒しとして歓迎しています。 河野磐さんの手による丹後山の雪景色と花々を描いた6双両面の襖絵を展示しています。是非ご覧下さい。 館内には郷土画家、河野磐(こうのいわお)さんのスケッチを展示しています 屋敷裏の「だんじり」展示館には、県指定有形民俗文化財のだんじり4台を展示。10月中旬の津山まつりには、各町内のだんじりが大隅神社まで操り出されるようです。 「だんじり展示館」に展示されている「だんじり」は市内にある県指定文化財20台の中の4台です。10月の津山まつりには市街地を賑やかに練り歩きます 館内には、河野磐さんの懐かしい津山のスケッチ画も展示されています 貴重な「だんじり」を見ることができました。 寅さんの撮影の様子がパネル展示してあり、昔懐かしい道具に、たんすかな?箱階段入り口の土間など昔懐かしい道具。「おくどさん」と楽しいひと時を
津山市・衆楽園 2013.05.26 2013年05月28日 21時24分04秒 | 公園・名所・名勝 所在地 衆楽園 岡山県津山市山北628 衆楽園は、津山藩2代藩主・森長継が明暦年間(1655~1658)に京都から作庭師を招いて造営した近世池泉廻遊式の大名庭園です。元禄11年(1698)に松平家が藩主となって以後幕末までは、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」、または藩主の私的な別邸として使われ、明治3年(1870)に「衆楽園」と命名、一般公開されました。 この庭園は、京都の仙洞御所を模して作られた大名庭園。小堀遠州流の作庭師によって作られた庭は、池に大小4つの島が浮かび春は桜、夏はスイレン、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しさを見せています。 今は一般開放(入園無料)され、四季折々の美しさを見せ、市民や観光客に親しまれて池の周りにはベンチが置かれ時折り休んでゆっくりと風景を楽しむことができます。 今の時期、池の中には、睡蓮の花がところ狭しと咲いています。 ここの睡蓮は、白い花のようで他の色も咲いているのかな? 綺麗に咲いていますね ここは曲水跡のようです。 ※ 曲水は、(庭園の曲水に沿って参会者が座り、上流から流される杯が自分の前を通り過ぎないうちに詩歌をよみ、杯を手に取って酒を飲んでから杯を次へ流すという遊び) 池は中島と中島に掛かる橋によって、大まかに三つの水面に分かれています。北の池は東と北から築山が迫るように 茅葺き屋根の「風月軒」です。 江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式の庭園の中には、当時の建物などは現存していませんが、それらを再現した建物【余芳閣(よほうかく)、迎賓館(げいひんかん)、風月軒(ふうげつけん)など】が復元され建っていますので何とも言えない風格です。向こうに見えるのは「清涼軒」です。 庭園には、ツツジが見ごろを迎え、その向こうには、池いっぱいに広がる白い睡蓮が 向こうに見えるのが余芳閣・迎賓館です。 「衆楽茶屋」でちょっと一休みです。 衆楽園の池の周りをほとんど一周してきましたが、池をめぐる道を歩きながら広々とした水面の風景を楽しむことができました。 衆楽園の庭園の大半を占める池は、春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色。季節ごとに調和の取れた美しさで、市街地の中にありながら園外の喧騒とは離れた幽玄な世界を醸し出しています。 次回を楽しみに では またね
因美線・美作滝尾駅 2013.05.26 2013年05月27日 20時55分55秒 | 船舶・鉄道・その他の撮影地 所在地 美作滝尾駅 岡山県津山市堀坂263 味わい深い木造駅舎が残る美作滝尾駅。因美線の津山-美作加茂駅間が開業した1928(昭和3年)に建てられた駅舎で、古き駅舎を飾るように、車寄せの両側に2本の松が植えられ味わい深い木造駅舎が残る美作滝尾駅を見にちょっと出かけました。 窓枠は木製で内部など、各所が非常に原形を留め、「昭和初期の標準的な小規模駅舎」という点が評価され、20008年11月1日付けで登録有形文化財となりました。現在では無人駅となっています。 戦前に建築された古い木造平屋作りの駅舎は「男はつらいよ」シリーズの最終作となった「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の冒頭のシーンに登場し、駅前には映画の撮影が行われたことを記念した碑も建てられています。 美作滝尾駅は登録有形文化財に指定されていて、昔のローカル駅の設備を現代に伝えています。 駅舎の中には小さな待合室があり、向こうには木造のままの改札口が昔の駅の趣を留め、きれいに整備されていてとても居心地のいい空間だ。室内には登録有形文化財に関する新聞記事、寅さん映画ロケの様子の写真などが展示しています。 無人駅とは言え、窓口の奥には有人時の造りをよく留めており、置かれいるデスクや椅子は窓口の古び具合と違和感は無く、昔からこの駅に置かれていた備品なのかも知れない。イベントに使用する寅さんも また 柱時計が懐かしいですね 改札口を抜けるとホームが、現在では地元の人々が駅運営委員会を作り、清掃、花壇の手入れなどの管理をしているようで、今日も3人の方が駅舎のまわりを綺麗に清掃していました。駅を愛する地元の人々があってこそでしょうね。 ホームには地元の人たちが育てた花が綺麗に咲き、ホームの向こうには野菜畑があり車窓から長閑な風景が見られるようです。 美作滝尾駅、AM9:07発の津山行きの車両が入ってきました。ここの路線は、1~3時間に一本ほどしか走っていません。 この時間3人ほどの乗客がありました。キハ120形気動車(キハ120がたきどうしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)のローカル線用の小型気動車です。JR西日本の地方交通線向け標準型気動車として、1991年(平成3年)に製造が開始されました。 因美線、津山線などで使われる「キハ120系」の塗装は、私の好きなデザインですね 美作滝尾駅の下の田んぼでは「田んぼアート」が、津山市に隣接する勝田郡奈義町出身の漫画家・岸本斉史さんによる作品で、現在本学のある美作地域には、美作国建国1300年を記念してナルトでラッピングされた「ナルト列車」が走っているようです。 長閑な田園風景の中の美作滝尾駅を離れて行く「キハ120系」です。 「キハ120系」気動車が加茂川鉄橋を渡って行きます。 この時期は、この周辺では田植えが始まり農家の方はいそがしそうです。 美作滝尾駅では、「キハ120系」が走り去り無人駅の静かなひと時を迎えます。 次回をお楽しみに では またね
味わいの里三日月町・ルピナス 2013.05.04 2013年05月24日 20時56分28秒 | 季節のたより 所在地 味わいの里三日月町・ルピナス 兵庫県佐用郡佐用町乃井野1268 ルピナスと聞けば、真っ先に北海道をイメージしてしまうのではないでしょうか、兵庫県でも観賞出来る場所がありました。兵庫県佐用郡佐用町乃井野1266に、味わいの里・三日月(特産品販売・通販、お土産、お食事処)に併設されたお花畑があります。 ちょっと「ルピナス」の畑を覗いてみると見ごろを迎えています。 味わいの里三日月に隣接する約40aの休耕田では、春から初夏にかけて色とりどりのルピナス12.000本が咲き乱れます。5月中旬にはルピナス祭りが開催されます。 紫、赤、ピンクなどの色とりどりのルピナスが咲き誇り、地元の人はもとより、陣屋館を観光で訪れる人たちの目を楽しませています。 空は、青く雲一つない空にルピナスが元気よく咲いています。 ルピナスは、その姿形から、別名「昇り藤」ともいわれています。最高の美しさです。 ルピナスの花は迫力がありますね。 白、黄、紫、赤、ピンクが単独か混合して咲き素晴らしい光景ですね。 ルピナスは、何が原因でこれだけの色の違いの花が生まれるのでしょうか?不思議ですね。 段々畑にいろんな色が咲き乱れていて本当に綺麗です! 味わいの里三日月から車で少し坂を上って行くと乃井野陣屋館というところがあります。ここにもルピナスが咲いています。 車は、乃井野陣屋館の左をあがると藩校広業館が廃藩置県後は、小学校として使われていたそうですが、やはり小学校というのがぴったりですね。右側には、先祖や藩主を祀った列祖神社が創建。列祖神社の割拝殿の現在も陣屋跡の西側に残っています。ここに車を止めました。 乃井野陣屋館の土塀の側に「アザミ」の花が綺麗に咲いていました。 空を見上げると、アオアオとした「モミジ」が赤い花から種を付け色合いにコントラストが付いて綺麗です。 乃井野陣屋館の青空に美しい飛行雲が3本 乃井野陣屋館の前には、このような「ルピナス」が綺麗に咲いていました。 いい天気に恵まれ「ルピナス」が綺麗でした。沢山の花がいっぱい咲くと素晴らしく美しい花ですね。 次回をお楽しみに では またね
播磨中央公園のバラが見ごろに 2013.05.18 2013年05月19日 19時56分19秒 | 季節のたより 所在地 播磨中央公園 兵庫県加東市下滝野1375-8 播磨中央公園は、五峯山麓の緑豊かな樹林に囲まれた丘や大小の池が散在する都市公園です。バラ園に行くため第5駐車場に車を止めました。桜の時期は有料で、それ以外は無料です。 スロープ上になっている道を上がって行きます。途中登りきったところでバラ園の柵が見え、ここにはつるバラの一種であるブラスバンドが遠目からもはっきりと鮮やかな色を放っていますが、ちょっと花が少ないかな~ 数年前のバラ園には、入場料300円を払って園内に入っていましたが、今は無料で入ることができます。綺麗に花が咲いているようです。 黄色いバラが見ごろを迎え綺麗です。ちょっと香りがあるようです。 バラ園は面積約1.5haで、中央の噴水を囲むようにバラが植えられています。 バラ以外の草花やグランドカバーが足下に植えられ1年中楽しめます。 またツル科の植物によって バラ園に立体感を与えるように工夫されています。 ここで見られるバラの多くはモダンローズと呼ばれる種類のもので、モダンローズの多くは四季咲きで、この性質は日本や中国のバラとの交配によって獲得されたものです。 バラの花は、「花の女王」と呼ばれ、その気品あふれる姿かたちや香りによって昔から広く人々に親しまれ、花束を贈り物にされたり、花瓶に生けてお部屋に飾られたり我々の生活の一部としてとけ込んでいます 気温も上がり、多くの人がバラの花を見に来られていました。 バラ園の一角には カフェ や お土産屋さん・お花を売ってる園芸屋さんなどもありました。綺麗な鉢植えのバラがあり、ちょっと目移りしましたが 園内一面には、色とりどりのバラが咲き素晴らしい光景です。 つるバラで畔やかな色、ホピュラ色でこの季節には映えます。 バラ園からトンネルをくぐると、約17haの変化に富んだ自然地形を生かして四季の庭へ このファンタジーロードの横の並木は 杉科のラクウショウというもので、相変わらず綺麗です。今は、綺麗な緑ですが、秋になると黄金色に美しく変わるようです。 全体が1つの遠風景となるように工夫されています。ガーデンは9つのエリアに分けられています。 播磨中央公園には、ベニバナトチノキ(紅花栃の木)が沢山あり、初夏に、枝の先端に直立した赤い花穂を付けるトチノキ科トチノキ属の落葉高木です。 ルネッサンス時代を思わせる庭園などが広がっています。 歩くうちにさまざまな場面に出会うことができます。 和田池の方面に来ました。こちらには初めてです。雰囲気は また違い 向こうに見える和田池は、水の演出がある噴水ですがありますが、今日は噴水の演出がみられませんでした。 四季の庭は、この季節、新緑が綺麗で歩いていると気持がいいです。 ルネッサンス風の建物の展望台の上から景色を鑑賞しました。先ほど歩いた道が下に見えます。 皿池から迂回して緩やかな道を歩きロックガーデンに ちらりと鑑賞して 播磨中央公園 のフラワーゾーンを歩いて元のバラ園を覗いて帰りました。清々しい一日でした。 次回をお楽しみに では またね
コスタ・ヴィクトリアが神戸港に入港 2013.05.12 2013年05月12日 20時52分19秒 | 船舶・鉄道・その他の撮影地 所在地 神戸ポートターミナル 神戸市中央区新港町ポートターミナル 今日は、コスタ・ヴィクトリアが初入港で午後3:00の予定でゆっくりと家を出ることが出来、ポートターミナルに午後2:00に到着です。デッキには、まだ人は少ないようで、 午後2:50ごろになると多くの人が、コスタ・ヴィクトリアの入港が30分以上遅れるとのことです。 遅れること午後3:20ごろに姿を見せました。白い船体です。 ポートターミナルの前方に巨体が、総トン数75.166 全長 253mです。 少しずつ写真を撮る方が増えてきました。 船体が、まず こちらから見て右に振りました。今日は、朝早いのと違い午後の入港ですので写真も撮りやすいかな? イタリアの魂とぬくもりを伝える客船コスタビクトリアは、多彩なサービスとアメニティを取り揃え、快適なクルーズライフを提供するコスタビクトリアです。まさに現代客船の最高傑作で、日本人のシニアの方も沢山、乗船しているでしょうね こんどは、船首を左に振りました。六甲山系の方に船首を向けれ接岸するようです。 前の港が、横浜港ですので日本人の方も多く乗船しているのでしょうね。 船体の上には、旗がたなびくはずが、ちょっと風がないので残念です。 神戸市の消防音楽隊がお出迎えです。 コスタ・ビクトリアが接岸まじかです。トランシーバーで連絡取りながら微調整 船首の方に行ってみました。「COSTA VICTORIA」の文字が 大きな2本の煙突が 消防音楽隊の演奏に応えて、手を振り、手拍子で時には踊る方も コスタ・ビクトリアが接岸で、消防音楽隊の演奏も終わり「ターミナルレディKOBE」も礼をねぎらい、手を振っています。 ちょっと頼んで、「ターミナルレディKOBE」のお嬢さんに写真を撮らしてもらいました。可愛いですね。 コスタ・ビクトリアを撮りに来たんですので、船の後ろも撮りたいね~ 沢山のバスが止まっています。これから乗船していた人を乗せて神戸観光に出かけるようですね。 次回をお楽しみに では またね
多聞寺のカキツバタが見ごろに 2013.05.08 2013年05月09日 09時30分01秒 | 季節のたより 所在地 多聞寺 神戸市垂水区多聞台2丁目2-75 神戸市垂水区の閑静な住宅街にたたずむ多聞寺は、平安時代(840年頃)、最澄(伝行大師)の弟子・慈覚大師が開基したと伝えられる由緒ある古刹です。 山門には、立派な仁王像が 多門寺の境内には約3000株の杜若(カキツバタ)が植えられており、1100年ほど前に慈覚大師が中国から持ち帰ったのがはじまりと言われています。 境内の心字池、弁天池の曲橋、そして杜若(カキツバタ)の花の風景は「こうべ花の名所50選」に選定され、地域住民によって大切に育てられています。 心字池の周りには、ツツジも満開で華やかです。 カキツバタの花とツツジの花、青紫とピンクの色が対照的で目を楽しませてくれます。 初夏には、境内にある心字池の水面をカキツバタの花が青紫色に埋めつくされ今が見ごろのです。 この界隈では、このように咲いているカキツバタは、ないようですね。 ちょっと子供の目線でカキツバタを見ましたいい感じです。 シャクナゲも見ごろでカキツバタの色と冴えます。 心字池の周りに咲く花は、今、5月の日差しを浴びて見ごろを迎えいます。 心字池がカキツバタで青紫のジュウタンを引いたようで素晴らしいです。 このような綺麗な花を見ていると心が休まり時間も忘れます。 石段を上がったところに本堂が、 本尊は「多聞天」という仏の北方を守る武将で毘沙門天ともいい富の神である。本尊の名前から多聞寺と名付けられました。 13世紀の鎌倉時代には相当栄えたようで峯相記(明石郷土史)には七堂伽藍(本堂、講堂、経蔵、三重塔、鐘楼、食堂、僧坊)を持つ巨刹であり僧坊も23あったとしるされています。 本堂から境内を眺めました。 ちょっと上から心字池のカキツバタが綺麗です。 穏やかな気候に恵まれた日差しの中、カキツバタ・ツツジ・シャクナゲと今が見ごろの花が見られて楽しいひと時でした。 次回をお楽しみに では またね
住吉神社の藤の花が見ごろに 2013.05.08 2013年05月08日 19時49分29秒 | 季節のたより 所在地 住吉神社 兵庫県明石市魚住町中尾1031 神功皇后の新羅国親征の折り、播磨灘にて暴風に遭い、当地に避難し、神籬をたてて、住吉大神に平穏を祈願した、波風たちまちにしておさまり、軍はつつがなきを得たと伝えられている。又その時に皇后の着衣を松の枝に掛けて干したのが、風にたなびいて、錦のように美しく見えた。当地を「錦ケ浦」と名付けたと言われている 海辺の鳥居をくぐると山門まで両側には灯籠が その先には立派な楼門があります。1648(慶安元)年建立で明石市の指定文化財です。 明石海峡を望む明石市魚住の住吉神社は、4世紀頃神功皇后が住吉神社大明神を祀ったのが始まりと言われ、航海の神を祀る神社、住吉神社発祥の地といわれています。 拝殿の裏には、4つの本殿があり、その後ろに藤の花が咲き見ごろを迎えています。 御神木「祓除(はらい)の藤」 海からの爽やかな風に揺れる藤の房。その下をくぐり抜けると、 祓い清められたように感じられることから、 「祓除の藤」と呼ばれています。 藤は当社の御神木であります。 むかしむかし、藤の枝が流れ着いた播磨の地に住むと言って、住吉大神が藤の大枝を海に浮かべられたところ、その枝が当地に流れ着いたというのが住吉神社の藤の由来だそうです。 藤の花の香りが境内いっぱいに むかしむかし、藤の枝が流れ着いた播磨の地に住むと言って、住吉大神が藤の大枝を海に浮かべられたところ、その枝が当地に流れ着いたというのが住吉神社の藤の由来だそうです。 境内には、藤のほかに今は、ツツジも見ごろを迎えております。 ツツジの花が咲く向こうには藤棚があり、静かな雰囲気をかもし出されています。 社殿背後に70平方mの枝を広げた大藤がありますが、多くの人が藤の花を見に来られています。藤棚の中央に この神社の神木としてまつられている「マキ」の古木があります。 藤の長さはそれほど長くありませんが素晴らしい花と香りで楽しませてくれました。 次回をお楽しみに では またね
明石公園を歩く 2013.05.04 2013年05月06日 20時35分45秒 | 公園・名所・名勝 所在地 明石公園 兵庫県明石市明石公園1-27 JR明石駅の北側にある明石公園に、ちょっと立ち寄ってみました。堀の側にある柳も芽吹き始め新緑が美しく噴水に冴えます。今回は東側から入ります。 ここ「藤見池」には、睡蓮などが咲くと綺麗ですが、今は咲いていません。長閑な気候に恵まれてベンチで寝そべる人も 今、「藤見池」付近は、黄菖蒲が見ごろを迎えています。綺麗ですよ、 今の時期、ツツジが見ごろで華やかな色合いがあり暖かく感じます。 向こうに見えるのは、剣豪宮本武蔵(1584-1645)が1617年に着任した初代城主小笠原忠政に招かれ明石の町割りや城内樹木屋敷(城主の遊興所)の設営にかかわりました。その庭園を再現しています。背景に明石城の櫓が見えます。 庭園付近には、ツツジが沢山あり目を楽しませてくれます。 御茶屋は、「木造、入母屋造り 一部寄棟造り桁行3間半、梁行3間半」で今日は、御茶席があるのか、毛氈(毛せん)を敷いた席が設けられています。 付近には、「大滝(雄滝)」が、この滝は明石公園内、「武蔵の庭園」に組み込まれている人工の滝で、大きな石を三段に重ねたこの滝石組です。 乙女池の中央には亀島がある。その亀島に向って東と西に一枚桁橋が架かっていて、池の北側にも桁橋があり、ここはちょっとした盛り上がりがあり、今は小滝は無くなっていて、その小滝の跡に桁橋が架けられたような雰囲気があります 逆から入りましたが、門の前には、お抹茶が頂けるそうで料金は¥300 お菓子付のようで時間があったら頂きたいですね~今日はお預けです。 陸上競技場の脇を歩いて 「剛の池」に来ました。剛の池の周囲は桜並木が続き、花見のシーズンには露店が建ち並び花見客でにぎわうのですが、今は、花見のシーズンを終り静かな雰囲気です。 「アヤメ」が綺麗に咲いていたよ。 ここにも沢山咲いています。ここらでちょっと一休みして 明石公園の北側に抜けて帰路に 次回をお楽しみに では またね
雲晴寺・宮本武蔵の庭園 2013.05.04 2013年05月05日 17時11分49秒 | 神社・寺院 所在地 雲晴寺 兵庫県明石市人丸町5-23 雲晴寺(うんせいじ)曹洞宗(禅宗)の寺院で、山号は月江山(げっこうざん)。南面には明石海峡を挟んで間近に淡路島の景色をのぞむことができる。背後の段丘上には、歌聖として知られる柿本人麻呂を祀る柿本神社(人丸神社)があります。 山門をくぐり左側には、「瓦塚」が、庫院(雲祥閣)改修の折、出土しました。当山開創時の瓦をここに集め往時を追懐し永却に供養することにしたようです。創寺1613年頃の瓦のようです。 向こうに見えるのが本堂で、宗洞月江山雲晴寺は、本尊は大日心教師釈迦尊仏で慶長十八年(1613年)に能山かん芸和尚が開き、正保二年(1645年)藩主大久保加賀守季任が建立、その後山門を残して焼失しましたが再建されています。幕末伊藤博文が身を寄せ明石藩の内情を探っていたといい、探った情報は大久保の「常徳寺」あり、「常徳寺」より発信したといいます。 本堂の左を曲がると、墓地の一画に宮本武蔵の庭園などがあります。 これが武蔵の孫弟子にあたる柴任道隨重矩と 夫人の墓石などもあることから 武蔵との関連がある寺であったと言えるでしょう。 ここに「里見安房守忠義供養碑」があります。滝沢馬琴作「南総里見八犬伝」は、里見家断絶とその家臣をモデルにした物語です。里見忠義公は、安房国館山12万2千石の10代目藩主、29才の若さで亡くなりました。 雲晴寺にも武蔵作の庭園があったという伝承があったが、戦災後埋められてしまったため、どのような庭であったか明らかではなかった。しかし、平成15年(2003)の新本堂建設に伴う発掘調査により、池の一部と「護岸を伴う島」の一部、その島へ渡るための「石橋」が確認され、広い庭園であったことが明らかとなりました。現在は復元されています。 明石の城下町は当時小笠原忠真の客分であった宮本武蔵が設計し、城内の庭園設計も行ったことが記録に残っており、武蔵作の「ひょうたん」型の池を伴う庭園があったという伝承があります。 庭園には、当時、使用された杭など数本が今でもそのままあります。 この奥の建物の下にも池がまだ埋まっていると言われます。また雲晴禅寺境内には稲荷大明神もあり、家内安全、身体健全、商売繁盛等を御祈念できます。 次回をお楽しみに では またね
妙見社のツツジが見ごろに 2013.05.04 2013年05月04日 17時45分05秒 | 季節のたより 所在地 妙見社 兵庫県明石市上の丸1丁目17 明石の市街地より少し坂を上がると、明石小学校や神大附属明石中学校など明石公園東側の学校が集まるエリアの北側にこの神社があります。神社というよりは、お寺っぽい雰囲気がしますがね、 境内に入ると左側にある石碑には「どの鯛も明石で獲れた貌をする」と書かれた助六の句碑が周りには、ツツジの花が、 「谷の妙見さん」と呼ばれ、ツツジの名所として有名です。本松寺が船上から移転されてきたときに、石田三成の家臣の島左近の守本尊であった妙見大菩薩玄武像が寄進されたのが妙見社の始まりとされています。 楼門の窓は釣り鐘のような形をしている。禅宗様の花頭窓だ。神仏習合のなごりかな? 拝殿から階段を上ると本宮があります。朝早くからお参りに来る人が 毎年4月中旬頃より5月初めまで、境内のツツジが咲き乱れ、花の名所でもあります。ツツジが満開で素晴らしく綺麗です。 江戸時代、きつねがぼたんの花の模様の着物を着た美しい女に化けて、通る人に悪さをしたという「ぼたん狐」の民話が残されています。明石藩にいた剣術の達人・片山徳左衛門も見事にたぶらかされたと言われています。 <由緒・現地看板より> 当山の妙見尊は、その昔、武将「島左近」が常時崇拝された尊像で、後年、明石藩に仕え、本松寺の檀徒となった島家の末裔により当山に奉納された霊験誠にあらたかな尊像です。當山では、本松寺の守護神としてご本尊(本堂)の乾(西北)に安置し、毎朝、天下泰平・国土安穏と檀信徒並びに参拝者の所願成就を祈願しております。 あまり広くない境内に石灯篭が数基あります。また 狛犬も 桜門の付近を囲むように見ごろのツツジが咲き乱れています。 樹齢80年をこすヒラドツツジ約100株が境内いっぱいに咲き誇ります。 妙見社の祀り神は,妙見尊(アメノミナカヌシ;天之御中主神;天ノ御中主神;天之御中主大神)とのこと。{祀り神は,妙見尊(妙見菩薩;妙見大菩薩;開運妙見大菩薩)とのこと。}妙見尊は,武将「島左近」(島清興)が崇拝していたとのことです。 次回をお楽しみに では またね
相楽園のツツジが見ごろ 2013.04.28 2013年05月02日 07時04分25秒 | 季節のたより 所在地 相楽園 神戸市中央区中山手通5丁目3-1 相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。 総ケヤキ造の正門を入ると神戸市の都市公園で唯一の日本庭園です。約20,000m2の敷地の中にある庭園は、池泉回遊式日本庭園。飛石や石橋を渡り、流れや滝石組など深山幽谷の景を見ることができます。 これから見ごろのツツジが綺麗です。 その脇に、牡丹が咲いていましたよ。 街の中とは思えないような緑豊かな庭園は心休まるところで 大楠と大灯籠どちらも大きいですね。 元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。昭和16年以降神戸市の所有となりました。 旧小寺家厩舎内には、相楽園の歴史写真を展示しています。 旧小寺家厩舎内にある馬車は元神戸市長小寺謙吉氏が愛用していた馬車が保存されています。 隣には旧ハッサム住宅(重要文化財)が並びます。明治35年頃に英人貿易商ハッサム氏が建てて住んでいたもので、かつては異人館街(北野町)にありましたが、市が寄贈を受け、昭和38年に相楽園内に移築保存されました。 邸内公開時期 4月20日~ 5月31日 (毎週木曜日定休、祝祭日にあたる場合は開園、翌日休)10月20日~11月23日(期間中無休) 今回は、旧ハッサム住宅に入ることができました。1階は、応接室、居間、食堂など接客を兼ねた機能を持っいるようです。 ちょっと2階に上がってみます。 2階は、寝室、化粧部屋、浴室などプライベートな生活の部屋が主になっています。 2階のベランダからは、相楽園の庭園が見渡せます。 戻って相楽園の庭園内を歩きます。 園内一円に植わっているツツジは、春には見事な花を付けます。 相楽園では約4000株のツツジが見頃を迎えつつ、庭園を華やかに飾ります。素晴らしい景色が見られますよ。 何だか相楽園には石灯篭が沢山ありますね。 池泉回遊式庭園の周りは少し高くなり、そこから望む風景は素晴らしいものです。 相楽園の池は、ため池を改修してひょうたん型の池に流れは、水の湧き出る山や川を表し海である池に流れ込む縮景となっています。 街の中の庭園らしく綺麗な景色の向こうには高層の建物が見えます。 道の下をくぐり洞窟のような~ 深山渓谷のような世界に 重要文化財・船屋形があります。池のほとりにぽっかり浮かぶ船のように見える建物は、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使っていた川御座船の居室にあたる屋形部分だけを陸に揚げたもので華やかな装飾が施されています。 水のなかれるなかに、石灯籠が、灯籠が相楽園には春日灯籠・雪見灯篭・山灯籠など27基もあるようです。 相楽園の日本庭園のツツジは素晴らしいものです。神戸の街の中にこんなに静かでいいところがあるんですね。 次回をお楽しみに では またね
インフィオラ―タ元町あなもん 2013.04.28 2013年05月01日 07時17分35秒 | 季節のたより 所在地 インフィオラータ元町あなもん 神戸市中央区元町通1丁目13 神戸の町を花絵で彩る「インフィオラータこうべ」が、南京町では、今年「インフィオラータ元町あなもん(4月27日・28日)」に参加することになったようです。 今年の絵柄は、涼しげな「金魚」ようです。もともと「魚」は「余」と同じ発音であることから、縁起の良い図柄とされています。とりわけ「金魚」は、ズバリ「金が余る」というわけで、と~っても縁起が良いものですね! 「インフィオラータ」とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味で、道路や広場に花びらなどにより絵模様を描き鑑賞するというイベントで、美しい花絵は、花絵のマエストロと呼ばれるデザイナーによって作られています。 インフィオラータ神戸の花絵に使用されるチューリップの花びらは、全国有数のチューリップ産地である富山県砺波市、新潟県新潟市から摘み取られた花びらを取り寄せています。色とりどりのチューリップの花びらを使って路上に巨大な花絵を描きます。さながらチューリップの花のじゅうたんのようです。 インフィオラータで目を楽しませた後は、南京町でお食事とお買い物をして、胃袋と心も満たしてあげたらいかがでしょうか、 神戸市ではインフィオラータ神戸の発祥の地である三宮あじさい通りをはじめ、元町商店街、神戸北野異人館、六甲山、マリンピア神戸、舞子ビラなどの会場で4月下旬頃に開催されています。神戸北野異人館では5月3日と4日に開催されます。 次回をお楽しみに では またね