所在地 吹屋ふるさと村 岡山県高梁市成羽町吹屋838-2
ふるさと村の入り口にあるのが、この「下町駐車場」ですが、年配には坂があるのでちょっとしんどいかな~。吹屋バイパスを上がって行くと「千枚駐車場」がありますし、その隣には、昔からある小さな駐車場があります。ここが一番でふるさと村の前です。
私たちは、ふるさと村の入り口にある「下町駐車場」から入りました。吹屋ふるさと村は、山の中にあり、交通の便は決してよくありません。不便な場所にあるからこそ残った町並みです。
ベンガラ色の町屋は「吹屋ふるさと村」でしか味わえない風景です。
今は、道が綺麗に舗装されていますが、緯線は未舗装の道でもう少し情緒があったと思います。
平日に来たので、ほとんど人を見かけませんでした。ここ備中吹屋は江戸時代初期から銅山の町として栄え、特に江戸時代後期からはベンガラの生産で大きな富を蓄積し、吉備高原の山中の吹屋往来沿道には、ベンガラ窯元の商家が連なる独特の町並みを形成しました。
この道を上がって行くと、平成24年3月まで現役の木造校舎として国内最古とされていた、旧吹屋小学校(県指定重要文化財)があります。以前、来たときは現役の学校でしたが 今回は、行くことを辞めました。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、この町並みこそ、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという当時としては驚くべき先進的な思想にあります。
標高550mの山合いに、塗込造りベンガラ格子の堂々とした町家が建ち並んでいるこの町は、江戸時代から明治にかけて、中国筋第一の銅山町に加えて江戸末期からベンガラという特産品の生産が重なり、商業地として大いに栄えた面影を色濃く残している。町並みは国選定「伝統的建造物群保存地区」となっている。
次回をお楽しみに では またね
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