治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

スパコンが廣木道心先生に追いついた件

2019-05-26 08:50:00 | 日記
ひみつのお部屋の住人が、日本の先端医療を研究しているところの治験に協力したそうです。
自閉症スペクトラムに対する身体アプローチの効果。
ネット上で凡医たちがいかにトンデモ扱いしていようと、中枢では着々と検証が進んでいます。

そして最後に、スパコンがはじき出した「自閉症の人のパニックを防ぐポーズ」のカードをお土産にもらったそうです。
見て吹き出しました。
これって護道構えそのもの!

『自傷・他害・パニックは防げますか?』を読んだ方は知っていますね。
介護士で重度と言われる自閉っ子の父で武道家の廣木道心先生が編み出した護道構え。
それがスパコンのたたき出したパニック防止のポーズそのものなんです。
どっちが早いかって言うと、廣木先生の方が早い。

つまり、もともと武道の素養があり修行を積み、パニックを伴う重度知的障害の自閉っ子を授かり、なんとかこの子が傷つかず傷つけない方法を親心で考え、そしてそれを仕事にもしていくと、スパコンより早くスパコン並の仕事ができるということ。

やはり親心は大事なリソースですね。

花風社の愛読者コミュニティサイト
「治そう! 発達障害 どっとこむ」では親心を大事なリソースと考えて誰にはばかることもなく「治そう」と言える場を作ります。

そのためには皆さんのご協力が大事。
私はお金も手間暇もかけてサイトを作るのですから、皆さんも私の心をくんでぜひ、協力してください。

協力とは何か?
率直にこれまでの経験やこれからの希望を書いてください。

治った人は治った自慢をしてください。
思い切り自慢してください。
そしてなんで治ったと自分では思うか書いてくださいね。
ここには他人が治ることを被害的に受け取る人は近寄ってきません。
一緒に喜んで学ぼうとする人しか寄ってきません。
治った自慢は見ている人に希望を与える場です。
だから思い切り自慢してください。

そしてyasuさんと私の会話を見てください。

お勉強上手な人はそれを活かして「治そう! 発達障害 どっとこむ」に参加してください。
日本の先端研究所で身体アプローチの検証をしているように、欧米での「治す」研究、そして身体アプローチや栄養アプローチの検証は粛々と進んでいます。

そして治したい人は治したいことを思い切り書いてください。
なぜか?
治りたいと表だって言わない人の多さに医療はあぐらをかいていつまでも死んだふりしているからです。
でも「できるものなら治してあげたい」という親心が最大のリソースなのです。
廣木さんがいい例でしょう。

昨日はちゅん平さんの本のゲラを戻し、そして新サイト「治そう! 発達障害 どっとこむ」のためにつくっておいたツイッターアカウントからクラスタの方たちを少しずつフォローさせていただきました。
ここは交流の場ではなく、情報発信の場。
開設後は新着情報をどんどんお伝えしていく場です。
開設のお知らせは
ひみつのお部屋→花風社ML→一般公開
の順番です。




それでは私は旅に出ます。
旅先で電子書籍一冊書き上げるつもりでPC持っていきます。
どんな電子書籍かというと
『私が治そう発達障害どっとこむを立ち上げた理由』(仮)です。
月曜、火曜、水曜は6時に予定投稿で更新。
通常の発達障害話です。
木曜日は10時過ぎに予定投稿で更新。
これは新サイトを開設するにあたっての花風社クラスタ向けマニフェストです。

どうぞお楽しみにお待ちください。

では、いってきます。

日本は縦に長く、上下にも長い

2019-05-25 10:16:33 | 日記



先日の親孝行函館旅行のお礼のつもりか、母がどっかに行くバスツアーに招待してくれると言ったときには「駅前からバスに乗っていればどっかに着くのか。ラクチンだな」と思いました。
最終目的地が富士山五合目だと知ったのは前日。よかった~。半袖でいくところだったよ。
私は荷物に上着を入れました。

考えてみたら、富士五湖の辺を歩いたりなんか洞窟みたいなの入ったりしたことはありますが、富士山そのものに上ったことはないかもしれません。
私は山クラスタではないし。
それでも自宅購入の一つの大きな動機は富士山が見えることなんですけどね。
九州場所の頃、結びの一番が終わって窓の外を見ると真っ赤に染まった富士山が見えたときには「日本人に生まれてよかった」と思います。お相撲、そして富士山。
冬は毎日のように眺めているあの富士山にいよいよ登るのです。バスツアーだけど。

近くまで行っても見えないときはあるそうです。
でも絶好のお天気に恵まれました。
大都会から一歩入るとあっという間に自然があるのが神奈川。
山の新緑に癒やされます。
そしてふと思います。
先日行った奄美。




あそこには新緑という概念があるのかな?
奄美の緑は大好きです。
田中一村の絵のクリアファイルを買ってきて毎日眺めています。
私は5月生まれのせいか、新緑が大好きです。南の島も好きだけど新緑も好き。

その新緑の中を走り河口湖へ。
遊覧船に乗ります。
見事な富士山。
「あーたまーをーくーもーのー」という例の童謡が流れ、母が合わせて小声で歌い出します。
童謡を教えてくれたのはこの人だったなあ。私はそんなに歌は歌いませんが。
でも富士山ビューの我が家で富士山を眺めながら洗濯ものを干しているときの私は、この歌を歌っているそうです(夫の目撃談)。
ちらちら見る人もいましたがおばあさんなのでほっときました。

そうしたらカナダ人ご夫婦が翻訳機を持って母に近づき
なんの歌ですかときいています。
母は60年前に四大の英文科を出た年のわりにはインテリおばあさんですから結構ちゃんと説明していました。
でも「雷様を下にきく」のところでは「説明してあげて」とかり出されることになりました。

それから五合目へ。
ガイドさんが「今日来た人は行いがいいんですねえ」とか言います。まあ、晴れた日には必ず言うセールストークでしょうな。ちなみに曇ってて見えない日には「富士山は女神様だからお客さんたちの美しさに嫉妬して云々」とか言うそうです。

富士山は登っていくと植生がどんどん変わっていきました。
私の持っているソフトバンクのiPhoneは3Gになっていました。
だからめんどくさいので写真アップとかやめました。
植生が変わる。つまり縦に長い日本列島を上下で実現している感じ。九州と北海道では生えている木が違いますが、上に行くと北海道みたいな林でした。
「日本は縦に長いと思っていたけど上下にも長いねえ」と母に言うと
「今、一番日本で上下に長いところにいるのよ」と言われてたしかに、と思いました。

まあともかく普段の行いのいい母娘は五合目からの景色を堪能しました。
五合目からは頂上はこう見える。



近い。
そして枯れている。
南の島の大自然とはまた全然違う大自然。

下はこう見える。





私は空海が日本の山脈と曼荼羅の類似性を見つけたことを思い出しました。
たしかにこれは曼荼羅だ。

私は山登りの趣味はたぶん一生持たないと思うので、富士登山をすることはないでしょうし、五合目もこれが人生初で最後かもしれません。
もしなんかの機会で上ってきてもこんなに視界に恵まれた日はめったにないそうです。
おかげで薄手の長袖で全く寒くありませんでした。
半袖の外国人もいたほどの陽気でした。
晴れた日の美しい、美しい眺めを堪能しました。

帰りはぐーすか寝ていました。
厚木インターでおトイレ休憩ということで、起きました。
イマドキのおトイレはキレイで、ソファとテレビのスペースも。
そしてちょうど、高安と鶴竜が土俵に上がったところでした。
集合時間にはまだ十分ある。
私と母は高安の勝利を見届け「今日は一日中いいもんばかりみたねえ」とバスに戻りました。

ということで

函館→おうち→奄美大島→おうち→富士山五合目→おうち

の5月ですが、来週は奄美よりさらに南に行きます。
何をしに行くかというと「水」と「木」を見に行くのです。
一応リゾートにはWi-Fiがあるようですが、ソフトバンクがどこまで頑張っているかは不明です。
PCも持っていきます。
なぜなら画伯が全部素材をアップしてくれて、Web制作が本格的に始まっているからです。

来週月曜日から木曜日は当ブログ予約投稿となります。
月曜日から水曜日は割と実用的な話題。朝6時半公開の予定。
そして木曜日は新サイトへのマニフェストです。午前10時過ぎ公開です。

金曜日には、新サイトのロゴを発表できるかもしれません。

その前に一足先に

画伯が描いてくれたバナーを公開。
これで新サイトからこのブログに飛んできます。
画伯には画伯なりの思いがあってこのバナーを描いてくれたようです。
それはまた、新サイトで話題にしましょうかね。



医者でもないくせに

2019-05-24 06:00:00 | 日記
医者でもないくせに治るとかいうな~

とよく言われますが(リアルではまず言われない。ネットだけ)

こっちから言わせてもらえば「医者のくせに治らないとか言うな」です。

凡医というのは

・医者のくせに治す気もなく治せない自分に忸怩たる思いも抱かず「治すなんて差別!」と自分の愛着障害を癒やすために当事者を利用している一群の医者

及び

・神経=神経伝達物質オンリーだと思っていて末梢神経や感覚器官とのつながりに気づかないで一生治らない脳機能障害とか言っている医者

なのです。

昨日のねてまてさんのコメントが秀逸です。

=====

治せませんの思考停止が頭蓋骨に籠城しているように一般人には、思えます。

=====

まさに!
頭蓋骨に籠城して「治らない~」とか言っているのが凡医。


だから、ここのすラボのなお先生はご自分で凡医と言っていらっしゃいますが私から見ると凡医ではないのです。

そのなお先生の「NEURO」書評。


この記事だけではなくこのブログには興味深い記事があふれています。

そして実は、なお先生のFBがとても印象的なのです。

皆さん、身体アプローチってすごいきついもんだと誤解していません?
たとえば私のようにウエイト持ってスクワットしたり汗だらだら流す有酸素運動が好きな人はいますが、あくまでそれは嗜好の問題ですね。

栗本さんのコンディショニングはきつくありませんよね。そして効果がある。

また、湯治なんていうのも身体アプローチですね。その湯治を家でできるようにしているのが焼酎風呂です。エビデンスガーの治らない教徒は湯治の「治」にも反応して温泉協会とかに詰め寄るんでしょうか。

そして最近私が出かけた海水浴も身体アプローチです。別に私は必死に泳ぐわけではなく波間にぷかぷか浮いているだけなので、きつい運動でもなんでもないんですが。(あ、高タンパク食によって脂肪は減り筋肉量は増えたのに浮力を失っていなかったのが個人的にはうれしかったですね。)それと海水浴が温泉より優れているのは、お湯より海水の方が長時間入っていられることです。

そして私が帰ってきてからシミ防止に出かけたフェイシャルも身体アプローチです。

身体アプローチをインチキ扱いする人は温泉にもエステにもいかないしマッサージで癒やされることもないのかしらね。


まあともかく、感覚器官を気持ちよくして中枢神経の調子をよくするものは巷にあふれていて、それは全部広義の身体アプローチです。
脳みそに余裕を作ります。

そしてなお先生は熱心にけん玉やっていらっしゃいます。
けん玉動画をよくアップされています。

けん玉は心拍数が上がるような運動でもなければ勝ち負けのある格闘技でもありませんが、立派な運動です。
なぜならそこには自分の身体を工夫してこれまでできなかったことをやり遂げようとする身体を使いこなそうとする前向きの姿勢があるからです。

私はわりと「運動神経がいい」方のようです。
だからけん玉とかもやるとわりとあっという間にできるようになります。
そしてそこで満足してけん玉の回数券を使い切り、大技には挑戦しません。
どうも私はそういう感じ。
一通りはわりとすぐできる。そしてそこで飽きる。
飽きないのは海水浴とか、筋トレとか、有酸素とか、そういう固有受容覚に関する感覚遊びです。

ところがなお先生はけん玉道を走り、多種けん玉を使いこなし、たくさん大技に挑戦して次々と決めています。

こういう風に自分の身体を使って「できないことをできるようにした経験」をしたお医者さんは信用できます。
「体育苦手~」とただ敬遠したり、厳しかった体育教師に大人になってもルサンチマンを抱いているような支援者はまあ、感覚器官と中枢神経のつながりなんて実感としてわかんないでしょうね。

広義の身体アプローチについては、実は運動嫌いのニキさんもやっていると思います。
ニキさんの趣味の一つは私から見ると身体アプローチです。
運動嫌いの人のための身体アプローチです。
ニキさんは私生活が明るみに出るのを好まないのでどういう趣味かはここには書きませんが、「あれって私から見ると身体アプローチなんだ、運動嫌いの人のための」と言ったらなるほど~みたいな顔をしていました。

運動神経や体力など、体質は持って生まれたものが大きいかもしれませんが

基本大人になっても体育嫌いを公言してる支援者は、信頼に足らないということは間違いなさそうです。
そしてそれは別にトライアスロンじゃなくていいのです。


頭蓋骨の外と中はつながっている。

2019-05-23 07:40:00 | 日記
っていうことをなぜか医者、とくに精神科医たちはあまり理解しないけどあれはなんででしょ。
むしろ徒手系の人の方がたとえば感覚器官、末梢神経と中枢神経のつながりがピンとくるみたい。
精神科医はピンと来ない。神経=神経伝達物質 と思っていてそこに末梢神経や栄養が関係してくることはなんかピンと来ないみたいね。あれは、運動習慣がないことが関係しているんじゃないのかな。「気持ちいい」を追求しない人たちなんじゃないかな。

たとえば走ったあと気持ちいいとか、そういうのは自閉症の人は感じないんだって岩永先生が言ってた。だとするとスペクトラムの人は、運動習慣身につかないだろうし感覚器官が明らかに神経伝達物質に関係してくるという実感をつかみにくいのかもしれない。(もっともお医者さんでも運動する人はいるけどね。私にDSMは原書読めと教えてくださった開業医の先生は医学部の体育会だったしアスペルガー医師のロンさんもたしかそう。)



だからだと思う。
NEURO前後からうちには徒手系の読者がすごく増えた。
どうしてかというと、医療があてにならない中で全身の不調を訴えるお子を抱えた親たちが最後に頼るのが徒手系。
そこで徒手系の人たちが必死に取り組むと、なんでか治ってしまう。
「なんで自分にも治せたのか理由が知りたくて花風社の本にたどりついた」という方が多い。
NEURO以降はとくに増えた。

この金田さんも「なんだか治せてしまう」と花風社に連絡くださったおひとり。
ブログ面白いのでブクマ推奨。



そして藤家さんも、栗本さんの本や食事面での取り組みがあったからこそ薬が抜けたのだし、抜けたあとの頭の回転がすごいよいようです。これはたぶん、焼酎風呂入って私が「そうだ独自ドメイン取ろう」って思いついたような、そういう感じだと思います。

脳がラクになる→仕事とかで大切な生産的な着想がわいてくる

だと思います。

先日の地球金魚にも明らかにそういう効果がありましたしね。

『断薬の決意』
どうぞお楽しみに。

どういう専門家を信用するか

2019-05-22 06:36:34 | 日記



さて、私はもう

たとえばよそのうちの子が治っているのを見て

A わ~すばらしい
 うちも頑張ろう
 勇気をもらえた

と思う人たちと

B 誤診だったんだ
 インチキだ
 ずるい

という人たちとだったらAの人としか付き合う気がないと表明しましたね。逆に言うとBの人が治らなくてもどうでもいいんですよほんと。それは最初から言ってるでしょ。福祉にすがって生きていきたいなら勝手にすれば? と思います。福祉がサステナブルかどうかの判断も含めてそれぞれの自己責任。そして私はそれが上策ではないと芯から思っているしAの人が増えた方が社会がよくなると信じているからそういう活動をしていこうっていうだけ。

その新サイトで支援者の情報をどう共有するかとても考えていました。ひみつのお部屋の方たちのご意見もききますが最終的に決定するのは管理人である私ですから。

私は保護者がブログやなんかを匿名でやるのはいいと思います。っていうか匿名推奨。保護者の方がブログを開かれる動機は情報を交換したい伝えたいだと思うのですが、将来障害者として生きていくかどうかはご本人が決めること。決定する権利があるのはご本人。だから、実名で情報オープンにしてしまうとそのご本人の権利を損ねることになると思っています。

一方で著書等があり本名と紐付けできるのに、自分の子が好物食べてお皿ぺろぺろ舐めたとかオープンにしちゃうのは、そうした子どもの主体的な権利の剥奪であり、親による子への人権侵害だと考えています。どこの世界に親にお皿舐めたことをばらされて喜ぶ子がいるのでしょう。そういうこと書いてしまうこと自体障害者差別です。

一方で支援者は実名出すべきだと思います。逆に実名出さない人はニセモノだと思われて当然。ネットはおっさんが女子高生になりすませる世界ですから、医師だとどや顔していても杉山先生の本すら読んでいる痕跡のない人が医師にはどうも思えない。それに何より、現実の存在と紐付けできませんからね。

一方で個々の支援者には個々の事情があり、匿名で活動する権利ももちろんあるんですよね。そこで新サイトでの支援者情報の取り扱いについては、折衷案を考えました。それは新サイトが立ち上がる直前にでも発表しましょう。

そんなことを考えていたときに大久保さん(本名で活動)のこのブログを読み、




匿名実名の前に大事なことがある、と気づかされました。

それは際だった結果を見せる人、つまり治った人がでてきたときに

A まずは「よかったね」が出る。

B まずは「誤診じゃないか?」「エビデンスガ~」が出る。

の2タイプの支援者のうち、私は今後Aとしか付き合う気がないということです。
だってまず「よかったね」が出てこないって、人間的に好感持てないから。

その点、藤家さんの主治医の瀬口先生は「よかったね」の先生でした。

瀬口先生は最初私とお話したとき「僕は神田橋先生と違って平凡な精神科医ですから」とおっしゃった。それはいい意味でもあります。神田橋先生ほどカッティングエッジではない分他人に怪しがられるようなことはやらない。藤家さんの診断もきちんと操作的に行われ薬物治療も本人の様子を見て行われ、そして減薬・断薬も主治医のもとで行われた。

だからね、藤家さんをニセモノがる人はこういう地道な地域の精神科医をも侮辱しているんですよ。その人が誤診したんじゃないかって疑いかけてるんだからね。

おそらく一般のお医者さんにとって、藤家さんくらいOOな患者はそんなに多くないと思います。アメリカの論文でも~25パーセントなんだから。

それでも瀬口先生はまず「よかったね」が出る先生です。「30歳からの社会人デビュー」の巻末にインタビューが載っているから興味がある人は読んでくださいね。「ご家族の力」であるとおっしゃっています。

来月には藤家さんの新作『断薬の決意』が出ると思いますから、直販の方はそのとき同時注文もいいですね。新サイトのロゴが入った絵はがき(もちろんそのときにはきちんとURLをご案内)を冊数分同封します。

どうぞお楽しみに。

地図にある島、地図にない島

2019-05-21 06:00:34 | 日記
来週、自分としては「あんな遠くまで行けるのかな」っていう島に出かける予定です。

飛行機が朝早いので国内線だけど羽田までの定額タクシーを予約。
空港から港までは交通機関もあるしタクシーも豊富らしいとチェック。
そして島から島に渡るフェリーを予約。
島では台数が限られているというので観光タクシーを予約。観光後ホテルまで送り届けてもらいます。
この旅行は、花風社がある達成をしたことの記念旅行です。

遠くの島だけど、誰かがルートを開いてくれていたから、こうやってネットや電話でルートを確保できるのですね。
すごいなあ、と思います。
社会はやはり分業。
私の願いは、発達障害の人がその能力を開発して社会を担う一員となってもらうこと。なれる人はね。
そして福祉業界のめんどりとして飼われるのではなく、もっと自由な人生を送ってもらうことです。それに賛同しない人は賛同しなくていい。持って生まれた障害を克服し、その下に潜んでいた能力を活かしたいと思う人のためだけに情報を提供しているのですから。

そうしたら、yasuさんが推薦していた本に島の例えがありました。
糖質制限の江部康二先生と湿潤療法の夏井睦先生の共著です。
Kindleから自分に飛ばしたメールを貼りますね。

=====

こんにちは。私は『医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する―糖質制限食と湿潤療法のインパクト』(江部 康二, 夏井 睦 著) を読んでいます。この引用をシェアしたいと思いました。

"船で旅をしていて、目の前に島が見えたとしますね。ところが、地図にその島は載っていなかったとします。このときに、「地図に載っていないから島は存在していないんだ」という人がいるんですよ。自分の眼で見ているのに、地図しか見ないで新しい島が存在することを否定するんです。エビデンスを絶対だと思う人は、これと同じですよ。"

=====

お二人はドクターで、そしてそれまで標準とされてきた治療の仕方より患者に負担がかからず治る方法を模索されてきた。そして、従来型の教科書の奴隷みたいな医者たちに猛反発を受けてきて、それでも患者のために信念を貫いてきた方です。
私は糖質制限は自分の身体で調子の良さを確かめているし、生まれてこの方大けがをしたことはありませんが擦り傷程度の傷に関してはキズパワーパッドの信者()ですから湿潤療法も信じているのだと思います。
そういえば数年前手足口病になったとき、足の裏が水疱でぎっしりになったのだけれどどうしても歩く必要があったから、自分でキズパワーパッドを貼りました。
勝手なことしてドクターに叱られるかと思いながら見せたら「いいね、いいね」と患者の自己努力を否定しない人でよかったです。
このお医者さんは別に有名医ではありませんが、なかなかの名医で、家族もみんな行くと治りますので喜ばれています。
神田橋先生と同じで予約なしで飛び込むと治してくれるお医者さん。
どこの分野にもいるのかもしれません。治すからこそ予約取らなくていいお医者さん。

発達障害の場合には、ザ標準医療でザ大御所である杉山先生が1000円以下の本で「治る」と言っているし1000円代の本で「エビデンスエビデンスの若手けしからん」と言っているのに(どの本かは自力で探してね。それくらい勉強してください。うちの読者である保護者は読んでるんだから)そういう情報すら持っていない不勉強な自称支援者が匿名をいいことに不勉強さらけ出してみっともないですね。
何しろネットはおっさんが女子高生になりすませる世界ですからね。
新サイトでは実名も名乗れない本物かどうかさだかではないそういう自称支援者たちの不勉強なツッコミを受ける必要がなくなります。実名できちんと「治そう」に取り組んでいる人たちの知見をどうみんなで共有するかひみつのお部屋で話し合いました。



というわけで私はまた南へ。

のあと北へ。盛岡です。
こねこプロジェクトからお申し込みの方で、主催者から連絡取れない方がいらっしゃるようです。
docomoのアドレスで、主催者からの連絡がはじかれたようです。ここに貼ってくださいと頼まれたので貼りますね。

=====

5/20(月)夜11時前、携帯メールよりお申込みをされましたF様。こねこプロジェクトよりメールをお送りしようとした所、メールを送りましたができませんでした。お手数ですが、パソコンメールを送信できるアドレスで再度お送りいただくかLINEから再度お送りいただけたらと思います
>
>
>
> こねこプロジェクトLINE@(アカウント名はこねこ)
>
>

=====

お心当たりの方、ご連絡よろしくお願いいたします。
盛岡でお会いできますのを楽しみにしております。
「芋づる式に治す」とはどういうことかご説明します。
そして栗本さんの講座で芋づるの端っこをつかんで帰っていただきます。

私のもとにも今日、JR東日本から切符が届きます。
楽しみです。






他人の喜びから学べる人に

2019-05-20 05:50:04 | 日記
昨日は画伯から大きな誕生日プレゼントをもらいました。
っていうか別に無料でもらったわけではなくギャラはきちんとお支払いするんですが。
新サイトのロゴ、もう、もう、ひたすら完璧なものができあがったのです。

これは絵葉書にします。
盛岡に持っていきますし目黒の講演でも配りたい。
そして今度の新刊の直販購入者にもプレゼントします。

第一稿が送られてきたのは私が奄美大島にいたとき。
それを見て、方向性は合ってると思うけどどうだろう、とひみつのお部屋に上げて皆さんの感想をきいたのです。
50件くらいコメントをいただきました。
そのコメントを見て飛行機に乗り、そして思いついたモチーフを着陸後ひみつのお部屋にアップ。
皆さんの意見を取り入れながら、そのディレクションどおり、っていうかそれ以上のものを画伯が作ってくれて、よかったよかったです。みんな大喜び。

と言う風にひみつのお部屋は和気藹々とやっています。
みんな努力家。
他人の喜びをともに喜び、学ぶ。
これがやりたかったんですよね。

FBFのリクエストにメッセージを添えていただいていますが
その中に『愛着障害は治りますか?』で家族じゅう治ってしまったというメッセージがあり、そうだ、『知的障害は治りますか?』が出る前にこれも読んでおいていただきたい本だなあ、と思い出しました。
愛着障害と知的障害は結構芋づるになってるしね。
そしてどちらも誰も悪くない。
確かに『愛着障害は治りますか?』で家族中治ってしまうのはわかる気がします。



何が治るかというと
・臆病
・他人軸
とかは確実に治るでしょうね。
そしてそうなると、「自分は自分」という感覚が出てきて、その結果今のひみつのお部屋の住人たちのように、他人の喜びから学べるようになる。

昨日も書いたように私は

たとえばよそのうちの子が治っているのを見て

A わ~すばらしい
 うちも頑張ろう
 勇気をもらえた

と思う人たちと

B 誤診だったんだ
 インチキだ
 ずるい

と思う人たちだったら、もうAの人としか付き合う気がないし、そういう人たちがいるということがはっきりと後続世代にもわかるサイトを作りたいんですよね。

それを飯テロすらマウンティングととらえるアンチの卑屈っぷりはその仕組みがさっぱりわかりませんが、花風社クラスタは飯テロ大好きよね。
そもそも食べたものが神経伝達物質になるわけだしね。
食事とメンタルの状態が関係ない、って言い切るエビデンスガーの人たちはとても非科学的ですね。

っていうわけでお誕生日ディナーの飯テロです。



前菜1
ホタルイカとラタトゥイユ。ぷくぷくのホタルイカ。



前菜2
季節モノと言ってもいいホワイトアスパラガスとホタテ。



前菜3
春キャベツとオマール海老のシャンパンバターソース。シャンパンバターソースは、一回家で再現してみたいなーと大志を抱く。



魚料理はアマダイのポアレ。



メインは仔羊、マスタードソース。

フレンチはこう見ると、ケトニックですね。

ご馳走さまでした! 良い誕生日でした!





治った! 治った! と一緒に喜べる人たちと

2019-05-19 08:50:32 | 日記



地球金魚は楽しいですが、順調にシミが発生。
というわけで昨日はジムからのフェイシャルに行ってきました。
2時間運動したあとなので気持ちよく眠ってしまった。起きたら肌がワントーン明るくなっていました。これは、アリですね。

帰って着替えていたら、ぴんぽーんが。
宅配便かな? と思って急いで着替えようとしたら鍵開けて入ってきます。
母でした。
お誕生日の花束を持ってきてくれた。

そして、赤ちゃんのころの私の写真を見せてくれました。
姉を生後まもなく失った父母は、私の写真を生後75日までとれなかったそうです。
75日経ったとき、この子は生き延びるんじゃないかとわかってきて、やっと写真を撮れたそうです。
ぷくぷくした赤ん坊だった私が、世界とのコンタクトを試みている様子がはっきり映っていました。
もちろん白黒ですよ。
少し経つと完全にカメラ目線ができるようになってた。

この子も死んじゃうんじゃないか、とおそれて写真もとれなかった子が56歳になりました。
皆さんが今必死に育てているお子さんもいつか順調に育てば56歳になるんですよ。
その頃の社会はどうだろう。少子高齢化は間違いない。その頃の日本はまだ先進国だろうか。経済はどうだろうか。

奄美で私が泊まった宿の裏、完璧な空き地にアパートみたいなのが建設中でした。
何しろ土管工事からやんなきゃいけないような、全くの空き地。
何ができるんですか? ときいたらリゾートで働くスタッフの寮を作っているんだそうです。
とにかく人手不足で、人が集まらないから本土から人を集めるために寮を作っている、と。
いやいや、本土も相当な人手不足ですよ。

この状況の中で飼い殺しの就労支援に能力ある人たちを囲い、他人を飼い殺しにすることで成り立っている事業所があり。
やれやれ。

就労支援でずーっと塩漬けにされている成人当事者の皆さん、仕事は今の日本、探せばありますよ。
変わり者を受け入れてくれる人だって意外と多いですよ。
だから最低限、自分のやりたいことに必要な能力を身につけて、あとは現場で叱られてもへこまず仕事覚えていったほうが早いですよ。

そのためにもね

やはり治しやすいところから治すのが正義です。
自分のために治そう。社会のために治そう。

ワークアウト→フェイシャル→爆睡の効果でしょうか、また思いついたことがあります。
岩手の講演、メインは栗本さんのコンディショニング講座だけど、その前私がしゃべる時間、初めての地だから「芋づる式に治るとはどういうことか?」にしよう。
いきなり治ると言われてわからない人たちでも、「頭蓋骨の外への働きかけによって芋づる式に治っていく」姿を見つめてきたこの十年の話からならわかりやすいかもしれない。





そしてそういう芋づる式に治った人たちって、可視化されないんですよね。

とってもOptical Outcomeなひみつのお部屋のメンバーの方の話です。
そこのおうちも含めてOOな人たちは、だんだん親の会にいづらくなる。
進路に差がついてしまうせいもあるけど、一向に事態が改善していない保護者たちから「無理させない方がいいわよ」とか「今はいいけど環境が変われば」とかおせっかいなこと言われる。
そしてOOの人にはもう、社会の理解ガーは必要ないし、ぽつんぽつん抜けていくそうです。
そこのおうちはとってもOOだけど、親の会を抜けないみたい。
なぜならこういう例もあるんだよ、と後輩たちにわかってもらうため。
なるほど~と思いました。

皆さんたとえばよそのうちの子が治っているのを見て

A わ~すばらしい
 うちも頑張ろう
 勇気をもらえた

と思う人たちと

B 誤診だったんだ
 インチキだ
 ずるい

と思う人たちとどっちと付き合いたいですか?

私はもう、Aの人たちとしか付き合いたくない。
親の会抜けてくOOな人たちもそういう感覚なんだと思います。

誰かが治った治ったと喜んでいるときに、「わ~よかったね!」って言える方面の人としか付き合いたくない。
残された発達障害の世界生活、とにかく前向きな人としか付き合いたくないですね。

TEACCHでは環境調整っていうけど、
実は神田橋先生も相当環境調整を重視していらっしゃいますよね。

自分が健康に過ごせる環境ね。

そして一つの環境として
他人が治ったのを喜ぶ仲間の場を作る、っていうのがあると思うんです。

OO群は~25パーセントらしい。
これを科学者であるyasuさんは「少なくない」とみているらしい。

私は少ないように感じますが。
というのは、花風社周辺はもっとOO率が高いからです。

つまり全体のパーセンテージのうち治る人は少なくて、花風社周辺治っている人が多いから、よそはもっと治っていないということでしょうね。

新サイトで会議室に貼るイラストです。



会議室は色々作るつもり。
まずは「我が家の治った自慢」コーナーは作りたいし、飯テロも作りたい。
花風社クラスタには我が子に犬のようにお皿舐めることを許可する人は来ないと思うので、マナーをどうやって教えたかとかも知りたいなあ。とくに私はノーブルな重度の青年とそのご家族は知っているので、どうやってあれほどノーブルに育てたのか知りたい。

たくさん知りたいことがわかるサイトになればいいなと思います。
皆さんの書き込みを私が毎日ぼんやりと見るうちに、また新たな企画が生まれるような場所になってくれるといいなと思います。

治りたい人を増やす

2019-05-18 05:46:49 | 日記



昨日、島から戻りました。
いい時間を持ちました。
できればこの夏あと二回は行きたいな~と思っています。
でも今月はさらに南にまた飛ぶのです。
その話はまたいずれ。

地球金魚は焼酎風呂と同じく着想が沸くのですが
昨日この私専用の地球金魚会場で今回最後の地球金魚をしていたとき降ってきました。
今後私の仕事は「治る人を増やす」だけではなく
「治りたい人を増やす」ことも入ってくるんだな~と。

そのためには治った人が治った治ったと喜べる場が必要です。
「治った」を可視化することが必要です。
今日から私は「治りたい人」を増やすつもりなので、「NEURO」のレビューを拾ってきました。



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「発達障害」が何か、どう生き、どう育てていくか1冊で充分に理解できる本。

子に診断がつき、医師も薬も療育も断り、10年で治りがきた。
専門医の「神経発達障害のすべて」も読んだが、大きな改訂となった神経には触れられておらず、会社員の私達夫婦は、医師団の会話の世離れぶりと自己賞賛ぶりに度肝を抜かれた。カラクリが判り過ぎると。

本書でやっと現DSM5「『神経』発達障害」を理解。診断直後に読めていたら、希望とアイデア満載で子育てできたね。あの時は真っ暗だったよね…あの医師達はこうも変わらず…。
先の本と比べて夫婦の会話だ。

そして!介入は介入である。機関療育ではない。本当に乱暴で勝手でいやらしい訳である。
診断がつくと当然の様に紹介される施設システムの不自然さがやっとわかった。断って正解だったんだ。
親以外、介入して頂く選択は本人の都度必要な人や物で、あくまでこちらの希望。
血税を使ってくだらないメニューや時間を消化はできない。

神経発達障害になり、本書や育ちを振り返り
「神経の発達に障害があります。
発達(成長、進歩)するものだから、
身体や感覚器や栄養などから
神経へ直接アプローチできる。
治しやすいとこから治せるでしょう。」
と自分は読み取っている。

「頭蓋骨の中」の表現に超納得。
見える傷なら、直ぐ手当てするのに、そう、あまりに遠かった頭蓋骨の中。
神経なら?触ればそこにある。
刺激は末端の感覚器から末梢神経を経て
中枢神経、脳へ。脳神経は12対、末梢神経は31対。遊び、食事、会話、生活、毎日のいい刺激。だから治ったんだ。

「自閉っ子の心身をラクにしよう」の金魚や風船ワークは中枢⇆末梢に、風船ワークで結ぶときは酸素が全身に運ばれ、関節や内臓位置が収まる気がする。視神経や周辺部をほぐすホットタオルも、縮んだら伸びるも神経だ。
花風社の身体アプローチではDSM5が出るうんと前から自然にやってること。
そりゃ、治るはずだ。

夫婦ともに躾も、人の道も懸命に教えながら駆け抜けた気がする。
障害受容や周りに理解をなんて言うヒマはなかった。手はかかったかもしれないが、人間一人育てるんだから、ラクじゃない。
我が子が元気に、笑ってほしい一心で
美味しいご飯を食べさせたくて、
学校生活を毎日送らせたくて、
遊びたくて。

花風社の身体アプローチ導入後は、本当に
楽しかった。
金魚も多くのバージョンに、公園で転がり大地に委ね、ボールキャッチ。
遊び上手になるから、応用も沢山できた。
苦手なカミナリが鳴ればヘソを取り合い、相撲に競歩に我が家ダンス。いきなりだるまさん転んだは今でもやってゲラゲラ笑う。
とにかくよく触れ合い、全神経を多いに、丁寧に使ったと思う。治った今は、愛しい日々である。

大地くんの本を一緒に読んだ小さな頃から
何でも話し、どうなりたいかは常に本人に聞いて進んできた。

皆みたいに音が平気になりたいよ。
弱視が喘息が治りたいよ。
勉強のやり方をもっと知りたいよ。
常に困ってる我が子と、
互いに働き者で強い親の私達は
治りたいなら治しちまおう!と素早い実行力と継続で頑張った。頑張って当たり前だ。

小学校中学年で芋づるの手ごたえ(今思えば蔓も神経の様)を感じ、弱視を治し、あとは一気にドカン。できた!が増える。
中学受験は自分で決め、みかん箱式漢字書き、
休憩時間は机の下で縮み切ってからうんと伸びてみたり、ながら金魚で暗記など本人自ら身体を活用しながら、懸命に勉強した。
幼い頃、発達遅滞の診断がついた子。
支援級の見学もした。
低学年時、漢字が書けず、ノートは飛ばす、算数は卒業までに四則さえ判ればと言われていた子。
6年時には堂々と難しい中学受験問題に挑戦できる治りがきている。
一発で合格を決め、嬉し泣く姿がたまらなかった。有意義な学校生活を送る今、治ってよかったと一番笑うのは本人である。

先日の面談「礼儀正しく、優しい。素直ながら芯も意見もしっかり持っていて、流されない。ちゃんと自分にこだわりを持ってるとこがまたいい。いいお嬢さんです!きっといい先輩になる!以上!」あっさり終わった。
「できてません…わかっていない様子です…」
公立小面談は肩を落とすばかりだったが、
こだわりもそう育つのだ。

受験突破が偉いわけではない。
困り事が多かったあの子が、
まず選んだこと、努力を重ねたこと、一人で堂々と受験会場に入り実力を出せたこと。
結果、掴んだ場で楽しみ、意見が言え、仲間と共に過ごす楽しい毎日を得たこと。
発達障害っ子はそうなれると10年前名医の本のどこにも書いて無い。
本書のとおり、これを寛解などと言われたら盗人猛々しさに、喧嘩するだろう。診断がついたからには治ったとしか言いようがないからだ。

そして、治れば本当に自由度が増す。
私立校の発想と学習の広さ、経験が身につく、選ぶ道が広がる。働きたいとワクワクしている。主体性のある顔つきに変わった。

先日の英検合格に
「見て!リスニング満点。嬉しい。
聴くことはもう苦手じゃなくなった」
とお肉をたくさん食べて笑う。

専門家にとっては数百人の子ども。
親にとってはかけがえのない我が子。
の文言に涙が出た。
生まれつき。一生抱えます。様子見で。
どれほど言われ、へこんだろう。

でも、我が家のエピソードや周囲の受験突破組、配慮が外れた治ってる子は沢山いる。みんな揃って医療、療育から早期に離れ
親御さんは遊びや料理が上手である。

本人が困らず、誰かを困らせず、幸せで健康で一般の生活ができること。
エビデンスなんて知らないし、どうでもいい。
でも、治った親子のエピソードは毎日の本物の生きた証拠である。じゃんじゃん話して、どんどん聞いたらいいと思う。

発達障害は治れる。神経と判ったなら、身体アプローチに栄養にエピソード、10年で手立てがこんなにある。

治った彼ら、彼女らは必ず社会に出る。
発達障害?!治ったよ。病院?行ってない。
だいじょぶ、治れるよ。
と身体の動かし方や栄養の話をしたり、
働きながら治り合うかもしれない。
よかったね!と言いながら。
そんな日は来ると私も信じている。


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治って一番うれしいのは本人。その通り。
治ると自由度が増すんですよね。

そして治った子はいっぱいいて、親御さんは遊びと料理が上手。これ、キーポイントかもしれませんね。
そしてここのおうちでは躾や人の道を教えることにもこだわった。
これもそれぞれのうちの判断です。
好物だからといって、お皿をぺろぺろ舐めさせるかどうか、それもそれぞれのうちの判断。
花風社クラスタは、たとえ重度の人でも人間の子である以上、そういう犬のようなマナーを許さない人の集まりですね。
先日もずっと重度判定の青年とそのご両親と食事をしました。
見事なマナーです。
花風社の饗宴にも重度の方出てくることありますね。
やはり見事なマナーです。
だから他人の大人との社交の場に出られる。
そして経験値を積める。
教えればきちんとできる人たち。それをしないのは差別。それが私たちの見解です。

い~や自分たちだって治りたいんだ。
でも身体アプローチではなく、標準医療で治りたいんだ
という人もいるでしょう。
だったら標準医療にプレッシャーかければいいですね。
「結果を出せ!」と。
身体アプローチや栄養療法で治った治ったと喜んでいる人に八つ当たりしている間に標準医療に「治せ!」と要求した方が近道だと思いますよ。

ザ標準医療の杉山先生は、最新刊の中ではっきり「治る」と書いておられますね。
そして別の本の中で、自分が編み出した少量処方を「エビデンスがない」とやろうとしない医師たちを批判していらっしゃいますね。
身体アプローチがいやなら、せめてギョーカイ大御所である杉山先生に学べ。
杉山先生は治ると言っているぞ。
標準医療にこだわりたい人はそう言えばいいですね。治りたいのならね。治りたくないのならそれはそれでご自由にですが。

私たちの仲間は標準医療に期待して肩すかしを食らい、これはおかしいと思い家庭でできるアプローチでどかんどかん治っている人たちで
その人たちが「我が家の治った自慢」をすることでさらに治りたい人が増えると思います。
これが私の仕事だな~と、そんな着想を得て帰ってきた奄美大島の旅でした。
これからは他人が治っていることに目くじら立てる人ではなく、一緒に喜べる人たちだけとつきあおうと思います。

小さいものでもいいから何かほしいな~と思っていた大島紬。
巾着を買ってきました。うれしいです。


@asamijunkoをめぐる混乱について その5 完

2019-05-17 06:18:52 | 日記


そして先日ツイッターから通知が来ました、

「このツイート、規則違反だと通報がたくさん来てるけど?」という通知です。

すんごい昔の、花風社クラスタの人に当てた会話ツイートです。

別に規則違反だと私は思わない。
でもそれは私が決める権利のあることではない。
規則違反かどうかは場を設けているツイッターが決めることです。たくさんの人から通報がきたことを重く見るのならそれは主催者判断。その場を使わせてもらっているのならそれに従うか出て行くかするまで。

それはツイッターがメディアだから。
メディアの主体性は尊重する。

そして花風社もメディアなんです。

花風社は「治る」という言葉を一般人として一般用語として使っている。「発達障害? 治った方がいいでしょ」という一般的な感覚で仕事をしている。無責任な匿名の自称支援者たちが「一生治らない」というエビデンスも出さずネット上で吠えてても信念に基づいて本を出す。「治った!」と喜んでいる読者にアンチが「そんなの治るじゃない!」と息巻いていても治ってるもんは治ってるからねー。

思えばクラスタの皆さんも私も「治るとはどういうことか」親切に説明しようとしすぎてましたね。相手は自分たちの世界観が崩れるという恐怖感で動いていたのに。

だからこれからもツイッター続ける人がいたらアドバイスですが、もう彼らに向かって説明しなくていいと思います。

そして場を設けてるツイッター社としては「これまずいけど削除すれば凍結なし」とのオファー。具体的です。傾向わかったので彼らが嫌がりそうなものは多めに削除しときました。

私のアカウントを凍結するためアンチみんな必死だった。「通報しました!」とか「サブアカも使います!」とか「こんだけ通報しててなんでまだ凍結されない!」とか。

どれだけの人たちが必死で指を動かしたのか知りませんが、私も指一本でそれを削除しました。所要時間1分。

面白いメディアだなあと思いました。



別に凍結は構わないと思う。でも本当にこんなことで凍結回避できるのか試したかった。そうしたらまだアカウントあるようですよ。

つくづく面白いメディア。

という流れで鍵かけました。
その方がつまらないこともツイートできるし。

それに

フォローもしてないのに血眼になってツイートを遡って通報通報するアンチもかわいそうだと思いました。嫌いな人物の過去ツイートに必死になって粘着して結局1分で解決されてしまうより他にやることあるだろうに。焼酎風呂入ってみたらどうかしら。建設的な着想が湧きますよ。

治った治ったと喜んでいる花風社クラスタを食い入るようにみて不思議ならその間に本一冊読んだ方が理解に近づきますよ。ま、理解する気もないんだろうけど。

そしてうちの読者たちが「元気づけられました」という同じ私のツイートを見て、ただひたすら攻撃的に感じそういう浅見を支持する人もいると想像できない認知の狭さにやはり

発達障害、治るが勝ち

と思ったのでした。
そういうのはやっぱり、治した方がいいよ。
じゃないと他人の主体性を尊重できなくて、世間に疎まれて、結局は自分が生きづらい。

たまーに手元にツイッターアプリがなくてさみしいなーと思うのはその即時性に任せて今ここにいるよーとかこんなもん食べてるよーとかくだらないこと言えないことですね。だからそういう気軽なツイートを二本ほどして、そしてまたログアウト。

新サイトでは飯テロもやりたいなーと思いました。だって食べ物は神経伝達物質作るもの。飯テロは楽しいよね。でもこれすらアンチにはマウンティングらしい。

だからこのシリーズでは島料理でマウンティング()してみました。

すでにスマホにもタブレットにもツイッターアプリもないですから、今後続けたとしても、なんか言いたい時にだけアプリを下ろすかログインするかたちになると思います。

そして「なんか言いたい時」ってクラスタの皆様に向けた気軽なツイートかもしくは新サイト開設しかないんですけど

考えてみたらそれもツイッターでやる必要ないのかな、と。

だって私が新サイトに来てほしい人イコールツイッターで食い入るように私のツイートをみてる人じゃないしね。

私が新サイトに来てほしいのは、「治りたい人」「そのためには試行錯誤してもいいと思ってる人」ですから。高タンパクとか金魚体操なんていうやってみたらいいことを頭ごなしに否定するような人たちではないのです。

そしてこれから診断つく人も「治ってほしい」と願った時に見つけやすいサイトになると思います。その人たちがこれまで花風社の本を見つけてくれたように、「治ってほしい」と願う人には見つけやすいサイトになります。

そのサイトで物販は一切やりません。食品どころか自社製品も一冊だけしか売らない。

その自社製品は何かというと、まだ生まれていない電子書籍です。サイトにたどり着いた人にこのサイトが生まれた理由を説明している本。予価199円。これだけ高いと花風社に一円も出したくないアンチは買わないでしょうから無料にはしません。別に読まなくてもサイトは使っていいけど、読んだら理解が深まる本。

こういうわけなので今のところ、新サイトに関し、ツイッターでの告知はする必要ないのかな、と思ってます。

とにかく一番最初はひみつのお部屋、そしてMLで告知します。MLは出入り自由ですが、うちにとってはブログよりもツイッターよりも販売力のあるメディアです。そして多くの方が本の購入と同時に「治った報告」をしてくれる。

そうそう。

今度のことを見ていた人に言われました。
「浅見社長は今度は治りたい人のためだけの仕事へ。それは社長にしかできないことですから」

そうなのです。
これが今の気持ち。
なぜなら、結局私はアンチの気持ちが1ミリもわからないしわかる気もないしこちらの気持ちをわかってもらう気もないからです。

だからアンチ向け告知はしません。

でもアンチの皆様がもしかして浅見がどんな新サイトを作ったのか早く知りたいのなら

「治そう」「発達障害」とかこまめに検索なさるといいかもしれませんね。

もずくとアオサの天ぷらです。
これがシメ。
美味でした。
海を凝縮した味。

そして今こんな風景をみてこのブログを書いてます。
自由。
それが一番大事。



今日帰ります。
そして明日からはまた、「治りたい人」たちのために
「治りたい人」たちだけのために
仕事をするのです。