さて、夏のワクワクお勉強会、午後からはコンディショニング講座。
事前にお知らせしていたとおり、全日参加の方はお弁当を持ってこられて、三々五々談笑しながらお部屋の中でお食事。
私もシウマイ弁当をいくつかもっていったので、画伯とタカシマヤの方にお裾分け。
その間にもどんどん、午後からの参加の方がいらっしゃいます。
お子さんたちが多いのが、午後の特徴。
ちなみに「うちの子でも参加できますでしょうか?」等のお問い合わせをいただくこともありますが
そういうとき私は「お子さんにきいてください」とお話するようにしています。
お子さんは賢いですよ。自分のことは自分で知っています。
行った方がいいかどうか、自分でわかっています。
そして最初に私の方から「じへいっこ」の姿勢と、それが脳みそにどういう影響をもたらすかと東洋医学の分野では言われているか最近発見したことをお話しし
どうやら関節にも発達障害があって
それがどうも睡眠とか排泄とか情緒とかに関係があるらしい、という話をしました。
そして、じゃあその問題にどう具体的に対策をとっていくかというところで栗本さんにバトンタッチします。
そして実技が始まります。
とってもいい雰囲気です。
今まで発達障害と関係の薄いところで伝承されてきた身体に関する知恵
どっちかというと東洋的な知恵が、「療育」と結びついていなかっただけで
その知恵を使うと、わりとこの子たちあっさりラクになるかも、ということがわかってきました。
何回かのコンディショニング講座を経て、その確信が深まってきて、今楽しくて仕方ないんですよね、私も。
一度習って持ち帰っておうちで日々行うと
お子さんの笑顔がどんどん増えてくるという話などを聞き
私がやりたい仕事ってこれだったよな~と思うのです。
当日ご参加の親子連れの方の感想です。
コメント欄も参加者の方で盛り上がっていてうれしいですね。
そして遠くからご参加くださった教師の方の感想です。
そうなのですよ。支援する方がまず、ラクな心身を手に入れなければね。
そう、一部に続いて二部も遠くからお見えの方もたくさんいらっしゃいましたが
他にも「夏休みの個人指導を受けたい」等のお申し込みが多数あります。
ただ皆さんにお話ししているのは
いきなり個人指導を受けるよりは、一回理論を知っておいた方がいいかも、ということで
かといって地方展開しにくい講座だし
何度もお越しになれない方もいるわけで
そのためにも書籍化を急いでいました、実は。
理想は集団講座→個人指導 ですが
ひんぱんにお越しになれる方ばかりではありません。
そういうとき、全国に流通する本は強いです。
というわけで、
本来は仕事をしない四年に一度のW杯期間ですが
今回は働いていました。
なぜなら、夏休みってやっぱり新しいこと始めやすい時期で
しかも自閉っ子の親御さんは、どうやって生産的に時間を過ごせるかに頭を悩ましていらして
なんとか夏休み中に出したいという思いが強くなってきたからです。
それで棒人間会議を繰り返し、書籍化を急いでいたのですが
一週間編集作業をスローダウンさせました。
その間に何をしていたかというと実は
神田橋先生に読んでいただいていたのです。
「先生が推薦できるような本であれば、推薦のお言葉をちょうだいできればうれしいです」
ということで、ゲラを読んでいただきました。
読むのも速い先生のこと。
すぐに、推薦の言葉をいただくことができました。
それが写真のホワイトボードの言葉です。
この言葉をいらした方たちにご披露したかったので、画伯に頼んで書いてもらいました。
ギャラはシウマイ弁当一個だったんですけど
画伯は大サービスで似顔絵まで描いてくれました。
「脳と身体は直結している。
身体を楽にすれば、脳が楽になる。
その方法がここにある」 神田橋條治
という本が、もうすぐ出ます。
今のところの目次貼っておきますね。
どうぞお楽しみに。
=====
自閉っ子の身体はどうしてこうなってるの?
定型発達の人の身体ってこうだよね
1 「整っている身体」とは?
睡眠がきちんと取れているかどうかをチェックする簡単な方法
寝相による身体の状態アセスメント
2 なぜ自閉っ子の身体は「睡眠が確保しづらい」のか?
姿勢と睡眠との深い関係
姿勢の問題と不器用との関係
☆ 空間の中で自分の身体がわかっているかどうかをみる遊び
3 関節も発達障害?
関節が使えているかどうか見分けるカンタンな方法
関節と集中力の関係
関節がつながりにくい人もいる
関節がつながっているかどうか見分ける
4 腰は使えているか?
片足立ちしてみよう
「ぴしっと座りなさい」と言っても無駄な理由
腰を使えるようになるトレーニング
5 呼吸器とお行儀
自己治療としての多動
呼吸器の状態を見るための姿勢
6 自傷行為が意味するもの
☆頭をごんごんぶつける人は?
☆頭の「一休さんのツボ」の辺をぼんぼん叩く人は?
☆後頭部をぼんぼんぶつける人は?
7 「いい姿勢」ってどんな姿勢?
「いい姿勢」は一人一人違う
姿勢と睡眠の関係
8 大事なのは「土台」
足首から下を見る
☆かかとに注目
足首は使えていますか?
足首の状態をアセスメントしてみる
自閉症の人は、ずっと頭が働いている状態が続いている
土台がしっかりしていない身体は疲れやすい
「地に足を着ける」が健康の基本
9 土台作りの前にやっておきたいこと
まず親(支援者)の身体をラクにすることが大事。
そのためのワークをしてみよう。
☆「伸びをする」のも力
苦痛と回復の揺れ幅を小さくする
10 「ぼしきゅう」って何?
土踏まずの発達
地面との接地面をよく観察してみよう
11 知的障害がある人でもできる「土台作り」
知的障害がある人の「じへいっこ」脱出作戦
☆押して立ち方チェック
金魚体操
ワークを行う時間の目安
☆子どもが成人になってもやってあげることができる
身体を動かさずにできる土台作りはありますか?
☆触ってあげるのもいい
足の長さを揃える
指が曲がっているときにできること
☆足の指を開いてあげる
12 きちんと汗をかくためにできること
汗をかくためのトレーニング1
汗をかくためのトレーニング2
☆捻れを解消するために
☆汗も排泄の一種
13 排泄の不全感と過敏性
聴覚過敏のある子は、首をチェックしてみるといいかも
14 健康な身体とは? 結論
事前にお知らせしていたとおり、全日参加の方はお弁当を持ってこられて、三々五々談笑しながらお部屋の中でお食事。
私もシウマイ弁当をいくつかもっていったので、画伯とタカシマヤの方にお裾分け。
その間にもどんどん、午後からの参加の方がいらっしゃいます。
お子さんたちが多いのが、午後の特徴。
ちなみに「うちの子でも参加できますでしょうか?」等のお問い合わせをいただくこともありますが
そういうとき私は「お子さんにきいてください」とお話するようにしています。
お子さんは賢いですよ。自分のことは自分で知っています。
行った方がいいかどうか、自分でわかっています。
そして最初に私の方から「じへいっこ」の姿勢と、それが脳みそにどういう影響をもたらすかと東洋医学の分野では言われているか最近発見したことをお話しし
どうやら関節にも発達障害があって
それがどうも睡眠とか排泄とか情緒とかに関係があるらしい、という話をしました。
そして、じゃあその問題にどう具体的に対策をとっていくかというところで栗本さんにバトンタッチします。
そして実技が始まります。
とってもいい雰囲気です。
今まで発達障害と関係の薄いところで伝承されてきた身体に関する知恵
どっちかというと東洋的な知恵が、「療育」と結びついていなかっただけで
その知恵を使うと、わりとこの子たちあっさりラクになるかも、ということがわかってきました。
何回かのコンディショニング講座を経て、その確信が深まってきて、今楽しくて仕方ないんですよね、私も。
一度習って持ち帰っておうちで日々行うと
お子さんの笑顔がどんどん増えてくるという話などを聞き
私がやりたい仕事ってこれだったよな~と思うのです。
当日ご参加の親子連れの方の感想です。
コメント欄も参加者の方で盛り上がっていてうれしいですね。
そして遠くからご参加くださった教師の方の感想です。
そうなのですよ。支援する方がまず、ラクな心身を手に入れなければね。
そう、一部に続いて二部も遠くからお見えの方もたくさんいらっしゃいましたが
他にも「夏休みの個人指導を受けたい」等のお申し込みが多数あります。
ただ皆さんにお話ししているのは
いきなり個人指導を受けるよりは、一回理論を知っておいた方がいいかも、ということで
かといって地方展開しにくい講座だし
何度もお越しになれない方もいるわけで
そのためにも書籍化を急いでいました、実は。
理想は集団講座→個人指導 ですが
ひんぱんにお越しになれる方ばかりではありません。
そういうとき、全国に流通する本は強いです。
というわけで、
本来は仕事をしない四年に一度のW杯期間ですが
今回は働いていました。
なぜなら、夏休みってやっぱり新しいこと始めやすい時期で
しかも自閉っ子の親御さんは、どうやって生産的に時間を過ごせるかに頭を悩ましていらして
なんとか夏休み中に出したいという思いが強くなってきたからです。
それで棒人間会議を繰り返し、書籍化を急いでいたのですが
一週間編集作業をスローダウンさせました。
その間に何をしていたかというと実は
神田橋先生に読んでいただいていたのです。
「先生が推薦できるような本であれば、推薦のお言葉をちょうだいできればうれしいです」
ということで、ゲラを読んでいただきました。
読むのも速い先生のこと。
すぐに、推薦の言葉をいただくことができました。
それが写真のホワイトボードの言葉です。
この言葉をいらした方たちにご披露したかったので、画伯に頼んで書いてもらいました。
ギャラはシウマイ弁当一個だったんですけど
画伯は大サービスで似顔絵まで描いてくれました。
「脳と身体は直結している。
身体を楽にすれば、脳が楽になる。
その方法がここにある」 神田橋條治
という本が、もうすぐ出ます。
今のところの目次貼っておきますね。
どうぞお楽しみに。
=====
自閉っ子の身体はどうしてこうなってるの?
定型発達の人の身体ってこうだよね
1 「整っている身体」とは?
睡眠がきちんと取れているかどうかをチェックする簡単な方法
寝相による身体の状態アセスメント
2 なぜ自閉っ子の身体は「睡眠が確保しづらい」のか?
姿勢と睡眠との深い関係
姿勢の問題と不器用との関係
☆ 空間の中で自分の身体がわかっているかどうかをみる遊び
3 関節も発達障害?
関節が使えているかどうか見分けるカンタンな方法
関節と集中力の関係
関節がつながりにくい人もいる
関節がつながっているかどうか見分ける
4 腰は使えているか?
片足立ちしてみよう
「ぴしっと座りなさい」と言っても無駄な理由
腰を使えるようになるトレーニング
5 呼吸器とお行儀
自己治療としての多動
呼吸器の状態を見るための姿勢
6 自傷行為が意味するもの
☆頭をごんごんぶつける人は?
☆頭の「一休さんのツボ」の辺をぼんぼん叩く人は?
☆後頭部をぼんぼんぶつける人は?
7 「いい姿勢」ってどんな姿勢?
「いい姿勢」は一人一人違う
姿勢と睡眠の関係
8 大事なのは「土台」
足首から下を見る
☆かかとに注目
足首は使えていますか?
足首の状態をアセスメントしてみる
自閉症の人は、ずっと頭が働いている状態が続いている
土台がしっかりしていない身体は疲れやすい
「地に足を着ける」が健康の基本
9 土台作りの前にやっておきたいこと
まず親(支援者)の身体をラクにすることが大事。
そのためのワークをしてみよう。
☆「伸びをする」のも力
苦痛と回復の揺れ幅を小さくする
10 「ぼしきゅう」って何?
土踏まずの発達
地面との接地面をよく観察してみよう
11 知的障害がある人でもできる「土台作り」
知的障害がある人の「じへいっこ」脱出作戦
☆押して立ち方チェック
金魚体操
ワークを行う時間の目安
☆子どもが成人になってもやってあげることができる
身体を動かさずにできる土台作りはありますか?
☆触ってあげるのもいい
足の長さを揃える
指が曲がっているときにできること
☆足の指を開いてあげる
12 きちんと汗をかくためにできること
汗をかくためのトレーニング1
汗をかくためのトレーニング2
☆捻れを解消するために
☆汗も排泄の一種
13 排泄の不全感と過敏性
聴覚過敏のある子は、首をチェックしてみるといいかも
14 健康な身体とは? 結論