治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

新刊のお知らせ

2017-04-10 07:00:15 | 日記






お待たせいたしました、新刊のお知らせです。

表紙はこのとおり。
なぜこのタイトルにしたかは、下記の「根っこポエム」をお読みいただければわかると思います。
発達障害=神経発達障害
中でも中枢神経の障害だといわれ、皆さんさんざん中枢神経刺激剤をのまされたり勧められたりしてきたでしょう?
だったら中枢神経育ててしまえばいいじゃないですか、という簡単な話です。

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発達障害は、心の障害ではありません。
神経発達の障害です。

ならば

神経を育て直すため
進化と発達のプロセスをたどるのが、発達の近道です。
情緒が安定します。
学習がはかどります。
社会性が伸びます。


心身に負担がかからない
誰でも無理なく取り組める発達援助法




===根っこポエム===


発達障害について、わかってきたことがたくさんあります。

発達障害者は発達する。
なぜ?
発達障害とは発達のヌケであり、ヌケならいつでも取り戻せるから。



発達障害は心の障害ではなく神経発達の障害である。
どういうこと?
発達障害は全身にかかわるということ。
そして中でも中枢神経は、頭蓋骨と背骨の中にあるということ。

そもそも神経が育つとはどういうプロセスを経るものなのか。
進化と発達の過程を見つめ直すと
そこには発達の近道へのヒントがたくさんありました。

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本書より

「発達障害は一生治らないのでしょう、言葉では。言っても治せないことばかり、つまり無意識の領域の不具合が多いですからね。でも無意識の領域の不具合だからこそ、『言葉以前のアプローチ』なら治るかもしれません」

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実は今回、諸般の事情によりアマゾンさんに先に出ています。
花風社のHPには明日以降出る予定です。
「諸般の事情」についてはまたそのときにお話しします。

「人間脳の根っこを育てる」予約ページ

花風社に直接お申込みの場合には来週の発送。
書店(ネット書店を含む)では再来週から入手可能の予定です。
直販のお客様には最新版の「自閉っ子通信」をおつけいたします。
テーマは「身体アプローチから言葉以前のアプローチへ」です。
どうぞお楽しみに。





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