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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いるということは

2024年05月11日 | 老後の生き方

齢をとるにつれて、しみ、しわ、白髪もふえ、容貌も変わってい

く、身体の機能も低下し、視力や聴力が低下して体力が低下して

無理がきかなくなる。

 

さらにあちこちの具合が悪くなって、ひとつが治らないうちにま

た別のところが悪くなるといった感じで心身の衰えがいやでも進

行していく、加齢は誰にとっても望ましいことではない、昨日で

きたことが今日できなくなり、今日できることが明日できなくな

り確実におとろえ、かつて味わったことのない経験である。

 

反面高齢になるにつれ職場や学校などの社会的制約が他の世代に

比べ小さいので自分の気持ちに忠実に生きることができるような

気がする、肉体は衰える、知力も衰える、しかし自分と向き合う

時間が多いだけに私自身魂が最も活発に活動するのがこの時期だ

と思っている、いずれにしても経験のモノサシが役に立たないの

老いるということかもしれない。


お金があれば幸福!?

2024年05月10日 | 老後のお金

ぜいたくが人間の幸福だと思っている人が今の世の中ではほとん

ど、だからお金さえあれば幸福、お金がなければ不幸という風潮

があることは確かである。

 

お金は必要なもの、お金があればもっと楽なのにという場面は結

構あるし、お金があれば人生の大体の問題は解決することは間違

いない、実際生活レベルをダウンサイズしても予期せぬ出費は必

ず出てくる、そんな時、もっとお金があったらと思うのは当然な

気がする。

 

ただお金があまりなくても気持ちに余裕があって自分のペースを

保って幸福だと思って生活してる人も現実にいる、だからお金を

たくさん持つのも豊かさのひとつであるが、自分のなかに色んな

ものの見方を見つけるのも豊かさのひとつだと思う。

 

そう考えるとお金以外のものに、例えば毎日の生活のなかの小さ

なことに幸福を感じる人間、ささやかであるが、そんな人生を私

は送りたいと思っている。


昔とは違う老後の「きょうだいリスク」

2024年05月09日 | 老後の生き方

もし親が倒れた場合、誰が面倒を見るか?30年前のきょうだい

の争いは相続でどちらかというとプラスの争い、現在は相続もあ

るが介護を誰にするかのマイナスの争いが現実に起きてるという

老後の「きょうだいリスク」

 

またきょうだい間で格差が生まれてる、30年前は生活に支障が

ある格差ではなかった、現在の格差は非正規雇用労働者が40%

という事情もあり、きょうだい間で経済格差が生じてる、暮らし

ていけない子供が親と同居しさらに親の援助を受けてるケース、

そのため親が倒れた場合自然と親の面倒を見ることになる。

 

そこできょうだいの関係がこじれるケースが多いのも事実である、

こう見るときょうだいが多いと心強いというのは昔の話かもしれ

ない、年老いた親を抱えてる人にとっては避けて通ることができ

ない問題である。


年金世代孫にかかるお金は

2024年05月08日 | 老後の生き方

孫の成長は楽しみであるが、かかる費用もばかにならない、中に

は孫にかかる費用はいくらかかっても惜しくない人もいるだろう

が孫が増え、成長するにつれ出費が多くなり悩ましい問題である、

なかなか他人に聞きにくい金額、読者アンケート結果からまとめ

てみた。

 

【節句】

節句の祝には金銭でなく、かぶとやひな人形を用意したいという

声が圧倒的である、妻側の実家が用意する、夫側の実家が用意す

るなど地域によって風習が異なるようだ。

 

【お年玉】

年齢によって金額を決めてる家庭が多い、例えば高校生以下は3

千円、大学生は5千円など実にさまざま、孫が何人か、お年玉を

あげる人が何人いるかによって金額を調整してるようだ。

 

【七五三】

標準的なのは3万円、次いで2万円、5万円という回答が多い、

お祝金は2万円程度に抑え、写真館での撮影代や衣装代を負担

したという声もあった。

 

 

【入学祝い】

入学祝いは10万円、20万円という意見が多く節句、七五三に

比べて金額が高めである、これは机やランドセルなどの購入費用

を援助していて、こうした入学準備品が意外に高額なことによる

ようである。

 

こう見ると孫の人数が多いほど大変であることが理解できる、そ

のほかに孫の誕生日祝い、帰省したときの小遣いとか含めると年

間かなりの金額になる、すべての孫に平等にしなければならない

だけに年金世代特有の問題といえる。


幸せな老後の人生とは?

2024年05月07日 | 老後の生き方

何が幸福で何が不幸か、それを測るものさしというものが、あ

るのかどうか、あいまいで漠然としている、だから何を基準に

するかというと他人である、他人と比較して自分の幸、不幸を

決めやすいものだ。

 

本当は他人との比較ではなく幸せかどうかは、本人がそう思え

る気持ちの問題のような気がする、今をある程度、満足で幸せ

だと謙虚な気持ちで思える人はいくつになってもそう思えるは

ずである。

 

老後は特別でなく人生はつながっている、地味で単調で、なに

より忍耐が必要なのが人生の後半といわれる老後かもしれない、

それでも平凡な一瞬一瞬に幸せを感じることができれば恵まれ

た人生だと私は思っている。

 


高齢者の年金収入の実態について

2024年05月04日 | 老後の生き方

現在高齢者は3623万人、年金収入が最も人数が多いのが6万~

7万円で約460万人、5万~6万円が約330万万人、7万~8

万円が320万人、全体の約6割の高齢者が月額10万円未満と

年金しか受給してないのが実態である。

 

しかし65歳以上の単身高齢者の1ヵ月分の平均支出額は14万円、

年金収入が10万未満であれば4万~7万円の不足分を貯蓄を切り

崩すか仕事をして稼ぐしかない。

 

現在の高齢世帯は男性が働き家族を養い女性が専業主婦として夫や

子供を支えるというのが一般的であった、そのため夫に先立たれて

収入が減ると一気に貧困に陥るケースが多い、そこに高齢単身女性

の貧困率の高さが表れてる。

 

それでも年金収入が10万円未満であっても貯蓄があればいいけど

貯蓄が少ないと事態は深刻である。だから働く高齢者が年々増えて

るのかもしれない。

 


人は平然と生きてるように見えるが

2024年05月02日 | 生き方

行きかう人々がどんな悲しみを抱えて生きてるか、どんな苦し

みを抱えて生きてるかなんてわからない、人それぞれの事情を

抱えてるだろうが平然と生きてるように見えるものだ。

 

NHKの「ドキュメント72時間」では、市井の人々の本音をさ

りげなく引き出してくれてる、食堂でラーメンを食べてる50

代後半の男性は妻をがんで亡くし独りぼっち、さらに自分は脳

梗塞で左半身が不自由、何のために生きてるかわからない、寡

黙に見えたがカメラの前で饒舌である、それでも時折見せる寂

しい表情が彼の波乱万丈と言うか紆余曲折の人生を映しだして

いる。

 

生きる苦痛の根本的な解決など誰もできない、みんなそれなり

に何かを支えに必死に生きてるのかもしれない、誰もが平然と

生きてるように見えるが人それぞれ事情を抱えながら生きて

ような気がする。


認知症は遺伝するのだろうか?

2024年05月01日 | 老後の生き方

寿命がのびれば健康寿命も健康でない寿命ものびる、さらに長

寿化にともない要介護になる年齢もあがる、そして誰もが認知

症になる可能性があり誰もが認知症の人を介護する可能性があ

る。

 

2025年には認知症患者は700万人、これは65歳以上の

人の5人に1人の割合、さらに85歳以上の55%の人が認知

症になると推計されている、最近アメリカの大学の研究チーム

が長年にわたって高齢者を中心にした家族データから本人の認

知症と両親の認知症の経歴を調べた研究が発表された、それに

よると親が80歳未満で認知症になった場合親が認知症でない

人に比べ67%高まるという結果が出てる、いわゆる遺伝的影

響がみられるという。

 

私の両親はふたりとも認知症で13年前に亡くなった父は幻覚、

妄想がでるレビー小体型認知症、4年前に亡くなった母はアル

ハイマーとレビー小体型認知症、この研究結果は気になるも

のの心配してもしょうがない、脳トレや有酸素運動など今でき

ること、そして一日一日を大切に生きることを心掛けたいと思

っている。